第1,935回 今までの対決は私が遊んであげたのです
86年目9月シリーズ最終戦さいたま大会
さてメインイベント大一番。
対決前のあおりVTR
「市ヶ谷さんも普通の人間だということが先月分かった。先月の横浜と同じ結果になるよう全力を尽くします」(亜美)
すっかり団体エースとして頼もしくなった遠藤亜美。悲願のSPZ王座どりまであと一歩。
「おほほほほほ、遠藤亜美、あなたの強さは認めますけど、いままでの対決は私が遊んであげたのです。なまじ強いばっかりに私の本当の恐ろしさを知ることになるのです…・逃げるなら今のうちですことよ」
先月のSクラ公式戦で市ヶ谷にフォール勝ちをスコアした遠藤亜美、これを再現すればSPZ王者に登りつめることができる。
(落ち着いて、落ち着いて・・・普段通りにやれば十中八九はものにできる相手)
市ヶ谷様が神妙な表情。
午後8時10分、運命のゴング
いきなり踏み込んでラリアットを連発した市ヶ谷様が先制、そして掌底、短時間決着を狙ったのか。がすがすと掌底を打ち込む。蹴りの威力を弱めようと判断したか、そしてボディスラム2連発。相変わらずの荒っぽい攻め。
「どうかしらっ」
ラリアット2連発、そしてブレンバスター、一度は返されたが2度目のトライで投げ返した。遠藤亜美もドロップキック、エルボーで反撃するも単発。やはり序盤の掌底責めが聞いているのか。そして『ステップキックの応酬、遠藤亜美レッグドロップ、
「私の方が上!
市ヶ谷、ステップキック、DDT!
これ以上は受けられないと判断した亜美がデスソースキック!しかし当たりが浅いのか、市ヶ谷返してフェイスクラッシャー、かろうじて返した亜美
、市ヶ谷ゴッデスボムをねらうも亜美、リバースで返す!!
しかし市ヶ谷レッグドロップ、そして神の咀嚼!遠藤亜美の脳天をグサリ、これで目の前が真っ黒になった遠藤亜美、無念の3カウントを奪われた。
「おほほほほほ、わたくしからSPZベルトを奪おうなど、100万年早いですわ!!
勝負タイム30分13秒、王者が14度目の防衛に成功。通算防衛回数も30に伸ばし、カンナ神威を抜いて歴代単独4位となった。
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