第1,936回 何度来ても、無駄無駄
86年目10月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。
悪役若手、スカルオークが負傷欠場。
日本海側の都市を中心に回るシリーズ。第4戦神戸大会でユキ萩原、斉藤智子があばしり王座を防衛。デスマ、上沼垂を下した。(19分23秒、ユキ萩原がシャイニングウィザードから上沼垂をフォール)
最終戦は新日本ドーム大会、
第1試合は川端明子VSアンリ・キッパーへリング。この試合はキッパーへリングが9分過ぎに脇固めをズバリと極めて川端からギブアップを奪った。
外人同士の試合が2試合続いて休憩。
休憩明けは藤田一美VSアルス・エニセイのシングルマッチ。エニセイの力押しに苦しんだ藤田だったが、最後はバックドロップで勝利。勝負タイム15分16秒、
第5試合は鳥海理奈、アドミラルヤジマVSサプレーション、サブリマティーのタッグマッチ。普段の地方興行では市ヶ谷様と組んで6人タッグのメインに出ることの多い2人がタッグを組んで中堅外人と激突。ヤジマが持ち前のラフ攻撃。そして珍しくシューズに隠し持った栓抜き攻撃まで披露。大荒れのタッグマッチ、最後はヤジマがパイルドライバーでサプレーションを仕留めた。勝負タイム25分58秒
第6試合は6人タッグマッチ、沈没艦隊の3人がそろい踏み、対戦相手はユキ萩原、斉藤智子、そして新人の窪川希望。
新人ながらタッグマッチの流れによくついていった窪川、連携攻撃にも果敢にトライ。最後は6人が入り乱れる乱戦の中、ユキ萩原がデスマを裏拳で殴り倒して終了。勝負タイム17分24秒。
セミは遠藤真美VS我那覇愛のシングルマッチ。
2か月前のSクラ公式戦では真美が勝っているカードの再戦。2回続けて負けられないと、我那覇がレッグラリアート、たいがーどらいばーの猛攻。しかし耐えきった真美もバックブロー一撃、我那覇返す。最後はお互いフラフラの状況下、強烈なエルボーを入れた我那覇が3カウント奪取。勝負タイム27分1秒。
そしてメインSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは、遠藤亜美。
連続挑戦だが、8月のSクラ公式戦で勝っているという実績が評価され、「8月9月でイーブン、これが本当の決戦だね」というマッチメイク委員会の声もあり、再戦が決まった。
「おろかな・・・何度来ても無駄無駄」
市ヶ谷をあわてさせるにはとにかく手数を繰り出すしかないと判断した遠藤亜美、まずドロップキック連発でペースをつかもうとしたが
「猿知恵はどうかと思いますわ」
やすやすと組みとめてボディスラム、そしてラリアット。
(なんとかして蹴りを当てないと)
しかし市ヶ谷の腕力は化け物級、DDT,ブレンバスターの猛攻、そして延髄斬り、
(これ以上は受けきれない)
遠藤亜美、デスソースキック、市ヶ谷ダウン、亜美、ニーリフトで追撃、しかし市ヶ谷返して延髄斬り、バックドロップ、しかし亜美返して
「うおおおっ」
ニーリフト、しかし市ヶ谷返して
「覚悟なさい」
市ヶ谷強引なフェイスクラッシャー。
バァン
ワン、トゥ、スリ
これで3カウントが入った。遠藤亜美またしてもベルトに届かず。
勝負タイム45分8秒。王者が15度目の防衛に成功。累計防衛回数も31に伸ばし、歴代2位のマイティ祐希子、白石なぎさに並んだ。
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