86年目12月
ウルトラタッグリーグ終盤戦の模様を
第7戦は仙台大会。
藤田、我那覇○(8点、合体パワーボムからのエビ固め 20.50)ユキ萩原×、斉藤智(4点)
藤田組が4勝目を挙げてリーグ戦勝ち越し。最後は斉藤智を場外に落としておいての合体パワーボム2連発。容赦のない攻めでユキ萩原を沈めた。
オリンピア○、ブリック(7点、ハイパージャーマン 12.44)ヤジマ×、鳥海(5点)
ベテランのヤジマ、初顔のオリンピアにも果敢に向かって行ったのだが、ハイパージャーマンをまともに食らって敗北・・・
ロパトカ、シューター○(10点、ハイキックからの片エビ固め 11.09)サプレーション、サブリマティー×(2点)
ロパトカ組が1敗でピタリ追走。最終戦に望みをつないだ。
遠藤亜美、真美○(12点、バックブローからの片エビ固め 12.09)アッローラ×、シーガル(0点)
これは遠藤姉妹にとってイージーマッチ。白星配給係を落ち着いて退けた。
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そして最終戦、さいたまドーム大会。
ユキ萩原○、斉藤智(6点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 14.26)サプレーション×、サブリマティー(2点)
あばしり王者チームが有終の美。6点でリーグ戦を終えた。
我那覇○、藤田(10点、ジャーマンSH 13.56)アッローラ×、シーガル(0点)
我那覇組が堂々の10点でリーグ戦を終えた。オリンピア組に勝つなど存在感を発揮。
ロパトカ○、シューター(12点、変形STF 11.59)ヤジマ、鳥海×(5点)
ロパトカ組は1敗を守ってリーグ戦を完走、メインイベントの結果次第だが、優勝決定戦の可能性を残している。ヤジマ組、前半は良かったのだがリーグ戦後半は失速し、5点に終わった・・・・
遠藤亜美○、真美(14点、ネックブリーカードロップからの片エビ固め 28.49)オリンピア、ブリック(9点)
この一戦に勝つか引き分ければ優勝の遠藤姉妹。市ヶ谷への挑戦を表明しているオリンピア、ここで遠藤姉妹を潰しておきたいところ。優勝賞金がちらついたのか遠藤姉妹、硬さの残るファイト。これだからリーグ戦の最終戦は魔物が棲んでいる。
「ウォラァ」
オリンピアがバックドロップ、しかし真美も2で返してコンビネーションキック、試合は盛り上がった。そして15分過ぎにオリンピアがハイパージャーマン!!
「ギギギg」
初めての衝撃に場外エスケープを余儀なくされた亜美、場外で懸命に息を整えた後
「ウアーーー」
リングに戻るやデスソースキック炸裂!しかしオリンピア、」ロープへ逃げた。
再度の場外乱闘を挟んで、
「さあ、さあ!」
2度目のデスソースキック、しかしブリックのカットに阻まれた、
「真美、逆カット!」
遠藤亜美、ここでとっておきの裏技、ネックブリーカー炸裂。これでオリンピアを仕留めた。
遠藤姉妹、タッグリーグ全勝優勝。決して楽な戦いではなく、ロパトカ組、オリンピア組との戦いはぎりぎりのところで勝ちを拾った感じ。
「これで、また一歩・・・頂点に近づきました」(遠藤亜美
優勝した遠藤姉妹には賞金1000万円と、副賞のブランド時計が贈られた。
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