第1,962回 87年目10月 ビッグパワーシリーズ
87年目10月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。
第2戦浜松大会で瀬戸田光がプロ初勝利。仙涯零を強引に丸め込んで3カウントが入った。
第5戦岐阜大会であばしりタッグ戦。王者組に挑むのはデスマ・ソリューション、上沼垂鉄子組。この試合、若いスカルオークが前面に立って奮闘したが、引きどころを誤ってしまいローンバトルとなってしまい、最後はスタミナが尽きたところをバックドロップを食らって48分55秒、敗北。沈没艦隊がベルトを奪還した。
第6戦和歌山大会が台風の影響で中止。
最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合は瀬戸田光VS川端明子。一進一退の攻防が続いたが、最後は10分経過のアナウンスとともにネックブリーカーを勢い良く決めた川端がフォール勝ちを収め、先輩の貫録を示した。
外人同士のタッグマッチのあと、第3試合は前月と同じく沈没艦隊の3人VS悪の軍団、鳥海理奈、アドミラル・ヤジマ、スカルオークの6人タッグマッチ。例のごとく乱戦となったが、最後はきっちり鳥海理奈がパワースラムでデスマを沈め、実力派の貫録を示した。勝負タイム15分3秒。その試合が終わると休憩。
休憩明け第4試合は藤田一美、我那覇愛VS、サブリマティー、キラー・アフロの強豪外人チームと激突。しかしこの試合は藤田がつかまってしまい、19分54秒、合体パワーボムに力尽きた・・・
セミファイナルは遠藤真美VS久々SPZ参戦のクリスティン・ロパトカ。真美の打撃をガードしつつなんとかグラウンドに引きずり込もうとするロパトカ。見ごたえある攻防となったが、最後は裏投げを決めた遠藤真美が3カウント奪取。勝負タイム18分22秒。
メインはSPZ戦、王者遠藤亜美に挑むのは前王者の市ヶ谷レイカ。あれだけの防衛を重ねた人なので、ベルトを渡した翌月にすぐリターンマッチが組まれた。
「同じ相手にタイトルマッチで2連敗はできませんわ」
ここで負けたら完全に自らの時代が終わってしまう。そう考えた市ヶ谷は積極的にラリアットをぶちかましていくが、亜美もエルボー、ステップキックで反撃。この流れに焦れた市ヶ谷様
「私に膝まづきなさい!」
早い段階でゴッデスボム。自らの必殺技を痛め技として使うとは・・・しかしバックドロップは2度のトライとも空中できりかえされてしまった。
逆に遠藤亜美が
ネックブリーカーを連発。双方かなりのダメージを負った。市ヶ谷3度目のバックドロップを狙うもまたもつぶされる。
「終わり―」
遠藤亜美ここでデスソースキック!!、市ヶ谷懸命に返したが起き上がったところを待っていたものはニーリフト乱打だった・・・
(うげっつ・・・)
崩れ落ちる市ヶ谷様、押さえ込む亜美、36分18秒、これで3カウントが入った。王者が初防衛に成功・・・・
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