第1,972回 時の流れは残酷
レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル
88年目4月
新人スカウトで橘みずきを獲得、福井県出身で器械体操の経験があり、活躍できそうだと判断された。
新人テストで真田美幸を獲得、過酷な規定のメニューを気合と根性でクリアしたので関係者の目に留まった。
旗揚げ87周年記念エッセンシャルシリーズ 開幕。
シリーズ第3戦九州ドーム大会のメインでSPZタッグ戦、王者遠藤姉妹に対するは我那覇愛、藤田一美。
我那覇のレッグラリアート、藤田のJOサイクロンなど、必殺技をガンガン仕掛けて行った挑戦者チームだが、それをしのぎ切った遠藤真美がコンビネーションキックで逆襲。タイガードライバーの連発で藤田を追い込んだが、藤田も懸命のブレンバスターで反撃し、我那覇につなぐ。そして我那覇、ノーザンライト、ジャーマンのスープレックス攻勢。どちらに転ぶかわからなくなった大勝負、最後は乱戦の中、ダブルインパクトを決めた挑戦者チームが遠藤亜美から3カウントを奪った。王座移動。勝負タイム39分33秒、
「獲ったーーーー」
我那覇、藤田組、念願の世界タッグ奪取。王者組は3度目の防衛に失敗。
シリーズ第7戦仙台大会で、前王者のキラーアフロが防衛期限内に来日できず、空位になっていたあばしりタッグ王者決定戦。
鳥海理奈、スカルオークVSゴールドフェンリル、シルバーフェンリル。外人チームのパワーにはパワーで対抗していった鳥海だったが、闘いが長引くにつれパートナーのスカルオークの動きが止まって行ってそこを突け狙われ最後は分断されてしまい、54分40秒、ゴールドフェンリルがスカルオークをレッグドロップで料理。
そして最終戦は新日本ドーム大会、
第1試合は外人同士のシングルマッチ、サブリマティーがノーザンライトSHでシュウ・メイファを仕留めた。
第2試合は瀬戸田光VSスーパーUSA、
USAのパワーに懸命に食らいついて行った瀬戸田だが、やはり力負けしてしまい、最後は13分29秒、ラリアットに散った。
第3試合休憩前は、鳥海理奈、スカルオークVSユキ萩原、川端明子のタッグマッチ。前夜の仙台大会であばしりベルトどりはならなかった鳥海、ここは気を取り直して対戦相手を仕留めたいところ。馬力で攻め込む鳥海組、とにかく寝そうとするユキ萩原組、試合は盛り上がった。最後はユキ萩原がローンバトルを強いられ、そこへ鳥海のSTOをまともに食らってしまい27分57秒、ユキ萩原が3カウントを喫した。
休憩明けは沈没艦隊の3人が登場、デスマソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零VSゴールドフェンリル、シルバーフェンリル、ゴールデンローズ組。やはり外人パワーに太刀打ちできず、パフォーマンスがかえって痛々しい。最後は仙涯零がつかまってしまい、ゴールドフェンリルのラリアットに敗北。勝負タイム14分43秒。
そしいてセミ前からは3大シングルマッチ。先ずは遠藤真美VS我那覇愛。シングルの実力では遠藤真美のワンランク下だと評されている遠藤真美、元SPZ王者の我那覇にぶつかっていった。
「潰れろ!」
コンビネーションキックがジャストヒット。ふらつく我那覇へミサイルキックの追い打ち、しかし我那覇も懸命にフォールを返して、足を取ってサソリ固めで反撃。
「うぐわーーっ」
これであっさりギブアップしてしまった遠藤真美、我那覇を倒してSPZ挑戦権の足掛かりを作ることはできなかった・・・勝負タイム18分13秒。
セミファイナルは遠藤亜美VS藤田一美。我那覇のパートナーとしてタッグ王者を巻いた藤田が今度は遠藤亜美と対戦。藤田、JOサイクロンやバックドロップで亜美を追い込んだが、受けきった亜美がデスソースキック一撃。これをギリギリで返した藤田だったがもう目がうつろだった。察した遠藤亜美がニーリフトで引導を渡した。勝負タイム15分10秒。
そしてメインイベントはSPZ戦、王者TMクローンズに挑むのは前王者の市ヶ谷レイカ。
あくまで「先月のは腕が決まったまぐれ」と主張して、SPZ運営にベルト挑戦を訴えた。しかしこんどはTMの一方的な攻め。市ヶ谷の反撃が単発。場内どよめき。寝技どころか立ち技でも市ヶ谷圧されっぱなし、けっきょくさしていいところなくニーアタック連発で27分57秒、市ヶ谷レイカはやられてしまった。王者が初防衛に成功。時の流れは残酷だ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
敗れた市ヶ谷レイカ、無言で引き揚げた。
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