第1,982回 88年目のリーグ戦
第88回SPZクライマックス中盤から後半の模様をお送りします
第5戦は九州ドーム大会。
鳥海(5点、STOからの片エビ固め 22.28)藤田(2点)
藤田はバックドロップ、鳥海もSTOと持てる技を繰り出すいい試合、こうなってくると最後にモノを言うのは気力。パワースラムも気力だけで返した藤田だったが、2発目のSTOで万事休す。鳥海が勝ち点5となり、あと1勝でシード権まで来た。
真美(4点、コンビネーションキックからの片エビ固め 15.47)スカルオーク(1点)
遠藤真美、名古屋でTMクローンズにやられた右ひじには分厚いサポーターをしてのファイト。そのせいか序盤は攻め込まれる苦しい状況、なんとかミサイルキックの連打で流れを変えた真美、コンビネーションキックを炸裂させて、スカルオークを沈めた。
TM(8点、逆片エビ固め 22.59)ユキ萩原(2点)
開始早々にジャーマンを狙ったTMだがユキ萩原落ち着いて前方回転エビに切り返すも、TMはローリングソバット連発で優位に立つ。ユキ萩原、ドラゴンスリーパーで勝負をかけるもあっさりとポイントをずらして脱出。そしてTMが頃合いを見て逆片エビでギブアップを奪って一丁上がり。TMクローンズ強い。ここまで無傷の4連勝。
遠藤亜美(8点、ニーリフトからの片エビ固め 10.17)我那覇(2点)
過去は一度だけタイトル戦で遠藤亜美に勝っている我那覇、その再現を狙って攻めたが、遠藤亜美がハイキック一発で動きを止める。フィニッシュを狙ったバックドロップは圧し潰して阻止したものの、、ならばと遠藤亜美、にーリフトを叩き込んで我那覇をあっさりと始末した。
***********************
第6戦は広島若鯉大会。
真美(6点、コンビネーションキックからの片エビ固め 14.31)藤田(2点)
徹頭徹尾打撃で攻め込んだ遠藤真美が藤田に付け入るすきを与えない。あわてた藤田がJOサイクロンで反撃も何とか返した真美、コンビネーションキックで振り切って3勝目を挙げた。
4敗目を喫した藤田一美、シード権が厳しくなった。
我那覇(4点、レッグドロップからの片エビ固め 24.13)ユキ萩原(2点)
予選会では我那覇が勝っているカードの再戦。ここまで白星のないユキ萩原、持ち前のグラウンドテクで懸命に応戦していくが、我那覇もシード権のためにはこれ以上負けられないのでスクラップバスター、ブレンバスターで突破口を開き、追い詰める。ユキ萩原、勝負をかけたドラゴンスリーパーは外されてしまった。我那覇、相手がダウンしたところをレッグドロップ2連発。これで3カウントを奪い2勝目ゲット。ユキ萩原、2分け3敗の戦績となり、シード権確保が厳しくなった。
TM(10点、逆片エビ固め 18.48)鳥海(5点)
鳥海の力押しにやや苦戦したTMだが、攻め疲れを待って仕掛けた逆片エビでギブアップを奪った。
遠藤亜美(10点、デスソースキックからの片エビ固め 19.36)スカルオーク(1点)
スタミナのあるスカルオークの馬力をさばくのに手間取った遠藤亜美、パイルドライバーや頭突きを食らって苦しんだが、タイガードライバーで動きを止めてさあ反撃・・・しかしスカルオークもそこからパイルドライバーを連発してくる底力、これで遠藤亜美の目の色が変わった。
「潰れろ!」
デスソースキック一撃。この一撃でスカルオークを仕留めた。
第88回SPZクライマックス、残り2戦の時点で、遠藤亜美とTMクローンズが10点で並ぶ展開となった・・・
« 第1,981回 真夏の勇者たち | トップページ | 第1,983回 遠藤亜美、3連覇 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント