第1,988回 歳末恒例タッグリーグ(中)
88年目12月
年末恒例のタッグリーグ
第4戦は九州ドーム大会
Gフェンリル○、Sフェンリル(4点、ラリアットからの片エビ固め 14.52)ユキ萩原×、川端(0点)
ユキ萩原と川端、外人チームの連携とラフ攻撃に押されてしまい、最後はユキ萩原がラリアットをもろに受けて沈んでしまった・・・これで3連敗。
我那覇、瀬戸田○(4点、ジャーマンSH 18.16)トルネード×、Gローズ(2点)
「さあいくよ!」
瀬戸田が見事なジャーマンでトルネードを沈めて2勝目を挙げた。藤田負傷欠場で転がり込んだチャンスをものにしてきている。
TM○、鳥海(6点、ノーザンライトSH 13.20)LAダダーン×、サブリマティー(4点)
2連勝同士の対戦を制したのはTM組、前半は鳥海がやられながら試合を作って相手を疲れさせ、終盤に体力充分のTMがでてきて、怒涛のスープレックス攻勢で実力者LAダダーンを仕留めた。
遠藤亜美、真美○(4点、合体パワーボムからのエビ固め 16.36)オリンピア、USA×(0点)
外人組のパワーに手を焼いた遠藤姉妹だったが、最後は分断作戦を成功させ、格落ちのUSAを仕留めて2勝目を挙げた。
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第5戦は名古屋しゃちほこドーム大会
我那覇○、瀬戸田(6点、レッグラリアートからの片エビ固め15.0)Gフェンリル、Sフェンリル(4点)
瀬戸田光、きょうの相手は前あばしりタッグ王者のフェンリルズ、楽な相手ではない。対戦相手のコンビプレーに苦しめられたが、最後は我那覇が元SPZ王者の貫録を見せ、伝家の宝刀レッグラリアートで勝利。
オリンピア○、USA(2点、ジャーマンSH 11.50)トルネード、Gローズ×(2点)
オリンピア組がようやく初日を出した。最後はオリンピアが高角度のジャーマンをズバリ。
TM○、鳥海(8点、梅コブラ 12.31)ユキ萩原、川端×(0点)
「覚悟して」
10分経過とともにTMクローンズが仕掛けた。変形のストレッチプラム、通称梅コブラ。川端明子の華奢な体がねじ曲がってゆく・・・・
「あああああ・・・っ!」
川端明子、耐えきれず無念のタップ。
遠藤亜美○、真美(6点、ニーリフトからの片エビ固め 18.27)LAダダーン、サブリマティー×(4点)
4点同士の直接対決。これ以上負けられない遠藤亜美が鋭い蹴りでペースを握る。LAダダーンは顔面にもろに受けて流血の憂き目。レフェリーがいったん試合を止めるくらいおびただしい出血。これで萎縮してしまったのかサブリマティーも本来のファイトではなく、そのまま遠藤亜美が押し切って1敗を守った。
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第6戦は札幌大会。
オリンピア、USA○(4点、ラリアットからの片エビ固め 23.18)我那覇、瀬戸田×(6点)
オリンピアの超人的体力が猛威を振るう。我那覇もレッグラリアートで応戦したが息切れ。最後は瀬戸田が奮戦するも、伏兵、USAのラリアットを食らって無念の3カウント。
「ごめんなさい、我那覇さん」(瀬戸田)
「まあいいさあ、切り替えて次、次」(我那覇)
LAダダーン○、サブリマティー(6点、ラリアットからの片エビ固め 11.44)ユキ萩原×、川端(0点)
ユキ萩原組、泥沼の5連敗・・・
TM,鳥海○(10点、パイルドライバーからの片エビ固め 13.41)Gフェンリル×、Sフェンリル(4点)
TM組が全勝を守った。最後は乱戦の中、鳥海がパイルドライバーでゴールドフェンリルを沈めて勝利。
遠藤亜美○、真美(8点、デスソースキックからの片エビ固め 13.07)トルネード、Gローズ×(2点)
遠藤姉妹も1敗を守った。B級外人相手に危なげなく試合をまとめて、最後は遠藤亜美が伝家の宝刀をズバリ。
88年目のタッグリーグ戦、TM組が10点でトップを走り、遠藤姉妹が8点で追う展開。
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