第2,012回 89年目1月新春ロケットシリーズ
89年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。ユキ萩原が腰痛のため欠場。
シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。
外人同士のタッグマッチのあと、第2試合は新人同士のカードライラ神威2VS金井美香。馬力にモノを言わせたライラ神威がタイガードライバーで勝利。勝負タイム11分42秒、金井美香、初白星が遠い・・・
休憩前第3試合は鳥海理奈、スカルオークVSダイナマイト・リル、ケイト・スペンサー組。この試合は中堅悪役のスカルオークが体格を生かして大暴れ、外人組のパワーにも引けを取らない。場外乱闘もお手の物、しかし最後はローンバトルで突かれてしまい、ダイナマイトスパイク(変形DDT)2連発に力尽きた。勝負タイム24分58秒のいい試合。
休憩後は遠藤真美、川端明子VS橘みずき、真田美幸のタッグマッチ。最近動きが落ちてきている遠藤真美だったが、今日のパートナーは試合運びには定評のある川端明子。なんとか若手の攻めをしのぎ、最後は合体パイルドライバーで勝利。
セミ前第5試合はタッグマッチ。藤田一美、我那覇愛VSヤロスラブリ、シルバーフェンリル。先月もつれたタッグリーグ優勝決定戦最後の試合と同じカード。
先月同様、熱戦が繰り広げられた。シルバーフェンリルがラフを交えつつ強烈な痛め技を仕掛けてくるので藤田のペースが乱される。しかし最後はレッグラリアート、レッグドロップと畳み掛けた我那覇がヤロスラブリから3カウントを奪って勝利。勝負タイム19分19秒。
セミファイナルは遠藤亜美VS瀬戸田光。
「遠藤亜美、ここで負けたら終わりだぞ!」
厳しい声も飛ぶ場内。なにしろ前シリーズのタッグリーグでは2点という厳しい結果。
瀬戸田も上へ行くためには越えなければならない壁。相手の打撃を懸命にさばいて、タイガースープレックス、しかしカウント2
「これで!」
そして立て続けのジャーマン、しかしカウント2.あせった遠藤亜美がパワーボムか何かを強引にねらったところ
「んーーっ!!」
瀬戸田、リバースに切り返した。そのまま上に乗って3カウントが入った。27分24秒、瀬戸田光がついに遠藤亜美を下した。
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メインイベントはSPZ戦、王者TMクローンズに対するは久々来日のジェイジェイ・コーディ。ベテランの域になったとはいえ力の強い名選手で、今でもアメリカマットで存在感を発揮している。
しかし勝負はあっけなくついた。10分経過まではふつうにグラウンドレスリングの攻防をやっていて、10分経過のアナウンスとともに得意の梅コブラに捕らえた!!
「ぐああああ」
たまらずジェイジェイはギブアップ、王者が3度目の防衛に成功。
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