第2,018回 90年目6月 Sprout旋風
最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合は中瀬ピラニアVS金井美香のシングルマッチ。果敢にチョップを打ち込んでいった中瀬だったが、さほど動じない金井、ならばと掌底を乱打、これがもろに入ってしまい、金井美香ダウン。すかさず覆いかぶさった中瀬、小川あかりレフェリーがマットを3つ叩いた!中瀬ピラニア、シングルマッチ初勝利!2シリーズ目で!勝負タイム9分12秒。
第2試合はライラ神威2VSエルム・ネルソン(初来日)入社2年目のライラ2、得意のタイガードライバーで追い込み
「新必殺技、白い絶叫!」
と叫んでから、変形のデスバレー炸裂。これでネルソンから3カウントを奪った。
「11分43秒、白い絶叫からの片エビ固めでライラ神威2の勝ち」
リングアナがいつもの調子で結果を告げる。
外人同士のタッグマッチのあと休憩。
休憩後、Sクラ予選会最後の公式戦4試合、まずAブロックから。
橘(4点、フェイスクラッシャーからの片エビ固め 16.58)川端(0点)
勝てば本大会出場が決定的となる橘みずきだが、川端のグラウンド攻めに苦戦。STFで追い込まれたが、なんとか耐えきってフェイスクラッシャーで逆転勝利。
瀬戸田(6点、タイガーSH 19.19)スカルオーク(2点)
スカルオークの力押しに苦しんだ瀬戸田だったがジャーマン、裏投げで形勢打開に成功。そして最後は逆片エビで動きを止めてのタイガースープレックス。瀬戸田が3連勝で予選会1位通過を決めた。橘みずきの予選会2位通過も決定した。
そしてBブロック。
真田(6点、タイガードライバーからのエビ固め 15.08)ユキ萩原(0点)
勝てば文句なしの1位通過となる真田美幸、早い段階からコンビネーションキックを繰り出しユキ萩原を潰しにかかった。ステップキックの狙いも的確。そのまま押し切った真田がBブロック1位通過を決めた。これでSproutは3人全員のSPZクライマックス出場が決まった。
遠藤真美(4点、コンビネーションキックからの片エビ固め 15.51)鳥海(2点)
勝ったほうが本大会に出場できるこの一戦、積極的に打撃を入れて行った遠藤真美が優勢。しかし鳥海も出場権を手放すわけにはいかないと頭突き攻勢。この試合は盛り上がった。まさにサバイバル。パワースラムで勝負をかけた鳥海だが2で返した真美、ならばと掌底、しかしこれで顔色が変わった真美、コンビネーションキックがうなりを上げて、鳥海をなぎ倒して勝利。
この結果Bブロックの2位通過は遠藤真美となった。
埼玉大会セミファイナルはスペシャルタッグマッチ。タッグ王者チームの藤田一美、我那覇愛VS遠藤亜美、ヤロスラブリの即席タッグ。隠れた実力者ぶりで会場人気の出てきたヤロスラブリがセミのドリームタッグに入った。
亜美と合体パワーボムの連携を決めるなど即席タッグらしからぬいい動き、しかもその力任せの合体パワーボムで藤田が頭を打ってしまう。
「ワンモア!」
合体パワーボムトドメの一発!これで藤田から3カウント奪取。ええええええええええええええ?ノンタイトル戦ながらタッグ王者チームがまさかの敗北。勝負タイム13分2秒。場内はヤロスラブリ!コール。
さいたまドーム大会メインはとりあえず組みました感がありありの
TMクローンズVSジェイジェイ・コーディ。
ジェイジェイ、馬力はあるものの先月のマックスカオスほどではない。それでもパワースラムを食ってしまうなど、TM、どこかおかしい動きだったが、18分過ぎに仕掛けた飛びつき腕ひしぎ、これでジェイジェイを仕留めた。
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