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2015年12月13日 (日)

オリンピアの季節(1)

年に一度はプロレス観戦。しかし私のようなしがない技術者崩れにとって、高いチケット代を払えるのは年に一度がせいぜいである。しかし2015年の秋、全日本プロレスがまたしても激震が襲う。主力選手の曙、潮崎豪、そしてジュニアの中堅どころの金丸義信、鈴木鼓太郎も退団を表明。理由はいろいろあるのだとは思うが、観客動員に苦戦し、団体の収支が悪化し、選手のギャラ体系を見直さざるを得なくなった・・・というのが理由らしい。

 プロはお金であるし、よりよい環境を求めて動くのは悪いことではないが、やはり寂しい。40年以上の歴史を誇る老舗団体の全日本プロレスはもう往年の勢いがなく、はっきりいって後楽園の動員数も3ケタに堕ち、地方は(手打ちか、売り興行か、チケットをさばいてくれる有力者がいるかどうかにも左右されるが)大赤字。団体存続のピンチに立たされているのは疑いない状況だが、渕正信が現役のうちは、全日本プロレスを応援しようと心に決めているので、私は11月23日、後楽園ホールに行くことにした。

かつてジュニアの絶対王者、鶴田軍の参謀、晩年の馬場さんの相手などマルチプレイヤーぶりを見せていた渕選手ももう60歳を過ぎ、できることは腰痛ボディスラムとドロップキックくらい。やられている姿は老人虐待なのではないかとも思わせるが、観客をのせるのはまだまだうまいので、地方の興行ではフル参戦できないが、後楽園ホールの興行ではカードに名を連ねている。

そして今回はあのドリーファンクジュニアも参戦して、6人タッグマッチで渕さんと激突する。かつてのNWA王者、世界最強のレスラーも74歳と老境に入り、数年前に引退試合を行ったのだが、エキシビションのつもりなのか、いまだに年に数回テキサスから来日してはリングに上がっているつわもの。さすがに来年は75になるので来日は難しいかと思うのでもう見られないかもしれない。
よしそれでは行くしかない。いまの全日の惨状ならチケット入手に苦労はしない。当日朝10時過ぎ、新宿の仮住まいを出た私は地下鉄とJRを乗り継ぎ、11時すこし前に後楽園ホールのビルについた。特別席のチケット7000円。映画鑑賞の3倍以上のドウラクである。

東京ドームシティのラーメン店で腹ごしらえをしてから、ビルに入りエレベータで5階へ。指定された席は南側オレンジ固定座席の最前列。とはいってもその前に3列パイプイスがあるので実際は4列目である。
11時半ころからファンクラブの撮影会。リング前で前年度タッグリーグ優勝チームの秋山・大森の撮影会。さすがに後楽園はファンクラブに入っている固定ファンが多いのか、11時50分頃まで撮影会が続いた。

12時、ゴングが5回鳴らされる。今回は第1試合の前にセレモニーが2つあった。まず最初にかつての名選手、ニック・ボックウィンクルさん(享年80)の追悼セレモニー。全選手がリングの周りに整列し、そのあとリングに上がったのは団体最年長の渕正信、そしてドリーファンクジュニア。
渕さんが遺影を持ち、ドリーがAWA世界王座の(レプリカだと思うが)ベルトを持っていた。簡単なニックさんの略歴紹介のあと、観客全員起立して追悼の10カウントゴング。鶴田対ニック戦は自分もテレビで見た。金髪でダーティーチャンプらしい威風というかオーラを持っていたニックさんはもう天に召された。時の長さ、重さを感じざるを得ない。

10カウントのあと、リングアナが
「赤コーナー、AWA世界選手権者、250パウンド、ニックー、ボックウィンクルー」と最後のコール。そして場内に流れるは「プロレス・イン・ハワイ」AWA時代のニックさんの入場テーマ曲。昔のプロレステーマ曲大全集にはいっていた。ダサくて明るい旋律が、きょうは悲しく感じられた。

そのあとちょっと間があって、「オリンピア」がかかり場内盛り上がった。この曲が年末の風物詩。このメンツで本当に世界最強タッグリーグ戦なのかというツッコミはおいといて、最強タッグに出場する選手が次々に入場してくる。青柳優馬と野村直矢のタスキ姿が凛々しい。全日本はリーグ戦の入場式の際、名前の書かれたタスキをかけて登場するのが決まり事というか伝統となっている。よかった、まだタスキ制作代はケチっていなかったんだ。

そして西村修、KENSOがトレーニングウェア姿で入場、ゼウス・ボディガー組、石川修司・星誕期組、諏訪魔・宮原健斗組と出場チームがぞろぞろとはいってくる。吉江豊も入ってきた。(パートナーの入江茂弘はきょう試合が組まれていないので一人で入場式に出た)そして前年度優勝の秋山準・大森隆男組が最後に入場。13人の出場選手がリング上に並び、トロフィー返還セレモニーのあと最後にPWF会長のドリーファンクジュニアが開会宣言。「ゴメンナサイ、日本語ウマくないので、英語で」と断ってから、ドリーさんが開会宣言を英語で読み上げる。そのあとリングアナがルール説明(勝ち2点引き分け1点負け両リン0点での総当たりリーグ戦を行い云々)を行い、わりあいあっさり最強タッグリーグの入場式が終わった。

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