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2016年1月14日 (木)

第2,026.5回 シンク・グローバル

90年目11月シリーズを終え、SPZ期待の若手選手、橘みずきは来月のタッグリーグに向け、練習に励んでいた。タッグリーグは瀬戸田光とSprout代表チームを組んでの出場が決まっている。
ーいけない、きょう17時から約束があるんだった。

橘みずき、午後の練習を早めに切り上げ、所用があるので上がる旨をコーチに伝えてから横浜桜木町の個室レストランへ向かった。

レスラーでそれなりのキャリアを積むと支援者と称する取り巻きがついてくる。大企業の幹部だったり、実業家だったり、比較的裕福な人はレスラーに限らずアスリートを支援することがステータスになる。
会社側からも支援者との交際は必ず申告して、ほどほどにと通達が出ているが、支援者がいると引退後の再就職がスムーズにいく面もあるのである程度は会社も黙認していた。

この日会食をセットしていたのが都内にある実業家、同席していたのが
「ワールド・アスリート・エージェント」なる組織の女性エージェント。

「橘さん、アメリカマットで闘ってみる気はない?」
 「え?」
「いまSPZからギャラはどのくらい貰ってるの?」
 「1試合・・・・11万です」
「向こうではその2倍以上、1試合、日本円で25万円出すわ。どう、一度きりのプロレス人生、アメリカマットで名を上げてみない?」
(TMさんでも、そんなには貰っていない・・・)
 「ちょっと、考えさせてください・・・」
「明日の21時までに結論を出して。せかすようで悪いけど。向こうの団体で動きのいい日本人レスラーが欲しいというオファーがあってね、クリスマス興行にぶつけたいようなのよ。で、いまのところ誘うリストの一番上に乗っているのが貴方。」
「わかりました、明日連絡を入れます。」

(橘みずき、引き抜かれる)

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