第2,032回 90年目2月 スノーエンジェルシリーズ
90年目2月
スノーエンジェルシリーズ開幕。
Sproutの瀬戸田光が右ひざ負傷のため欠場、
シリーズ第3戦の三重大会で、久々開催のあばしりタッグ戦。王者ユキ萩原、遠藤真美に対するは前回と同じ挑戦者の川端明子、金井美香。
しかしこの試合、ユキ萩原の動きが悪く、挑戦者チームにつかまってしまう。川端のSTFはなんとか真美がカットしたが、最後は乱戦の中、サンドイッチラリアットを食らってしまったユキ萩原が3カウントを許した。勝負タイム28分4秒、王座移動。ながいあいだあばしりベルトを保持していたゆきまみタッグだったが、ユキ萩原の落日は否めず、とうとうベルトを手放してしまった。
「や、やったー!!」
若手の金井美香、あばしり初戴冠。
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最終戦は横スペ大会。
第1試合は中瀬ピラニアVSロック・リチャーズ。
エレキギターをかき鳴らしながら入場してきたロック・リチャーズ。試合の方も新人の中瀬を相手に優位にグラウンド攻めで悲鳴を上げさせる。最後は10分34秒、ブレーンバスターで貫録勝ち。
外人同士のタッグマッチを挟んで、休憩前は6人タッグマッチ、
ユキ萩原、川端明子、金井美香VS鳥海理奈、スカルオーク、ライラ神威2。
善玉3人と悪い子3人のわかりやすい6人タッグ。しかしヒール側はそこそこコンディションがいいのに対してユキ萩原の状態が相当悪い。鳥海のパワースラムで動きが止まってしまい、追い打ちのレッグドロップで苦悶の表情。あわてて出てきた金井ちゃんもまだ力不足。鳥海のSTOで叩きつけられ動きが止まる。
「ぐぇへへへへ」
最後はスカルオークが長身を生かした高いところからのボディスラムで金井を始末した。
勝負タイム13分21秒、その試合が終わると休憩。
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休憩明けの試合は遠藤亜美・遠藤真美VSシルバーフェンリル、ヤロスラブリのタッグマッチ。シルバーフェンリルがラフ攻撃を交えながら大暴れ。凶器攻撃で遠藤亜美を痛めつける。代わって出てきた遠藤真美には顔面蹴りの嵐。あの遠藤姉妹がこのクラスの相手に苦戦するとは・・・場内溜息。しかしそれでも決定打だけは許さず、30分時間切れに持ち込んだ。
セミ前から3大シングルマッチ。まずは真田美幸VS藤田一美。昨年夏のSクラ公式戦では藤田が勝っているカードだったが、ハイキックを乱打した真田が押し切り勝利。勝負タイム12分7秒。
セミは我那覇愛VSクリスティン・ロパトカ。ベテラン外人、ロパトカのグラウンド責めについていけなかった我那覇、そのままズルズルと行ってしまい最後はドラゴンスリーパーに捕らえられギブアップ負け。勝負タイム17分0秒。
メインイベントはSPZ戦、王者マルス・オリンピアに対する挑戦者は前王者のTMクローンズ。前回卑劣な凶器攻撃でやられた恨みを晴らすべく決然とした表情でリングイン。
今回の対決では前回の反省を生かしたのか、TMが一気に攻めて、相手の投げ技を二つ三つ受けるや、梅コブラに捕らえた。
「ウぐぐぐ」
15分1秒、懸命に耐えたオリンピアだったがついにギブアップ。TMクローンズがベルト奪還を果たした。
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