第2,040回 91年目6月 バトルアトランティス
91年目6月
「バトルアトランティス」開幕。
SPZクライマックス予選会リーグ戦も同時開催される。今シリーズは実力者の鳥海理奈、スカルオークが負傷欠場しており、かつ遠藤亜美引退により出場枠も「5」あり、若手選手にチャンスが大いにある予選会となった.
前回本大会に出たが8点未満だった藤田一美、真田美幸、
そして中堅クラスの川端明子、スーパーカムイ、
若手の中瀬ピラニア、金井美香の6人がリーグ戦を行い、上位4名が無条件で本大会出場、下位2名が翌月、鳥海理奈、スカルオークを交えたプレーオフ戦に回るということになった。
初戦山口大会で町田泰子改めパーシー町田デビュー戦。初戦の相手は先月デビューした中神朝香。新人同士の対戦なので町田にも勝てる可能性は十分ある。SPZも遠藤姉妹の引退、欠場選手が2名出てしまって人手不足が顕在化。パーシー町田、気合を入れてっチョップを乱打したまでは良かったのだが、中神が隙を突いてドラゴンスクリュー一閃。これで脚を痛めた町田、あえなく9分34秒、3カウントを聞いた。
第3戦鳥取大会から予選会リーグ戦が開始。
Sカムイ(2点、白い絶叫からの片エビ固め 9.42)中瀬
「こんなところで止まっちゃうわけにはいかない。自分は上に行くんだ」
白い絶叫で中瀬を沈めた。
真田(2点、ハイキックからの片エビ固め 10.15)藤田
若手の真田が蹴りを連発しベテランの藤田を沈めた。
第4戦神戸大会。
Sカムイ(4点、白い絶叫からの片エビ固め 9.33)金井(0点)
スーパーカムイ2連勝、金井を問題なく下した。
藤田(2点、パワーボムからのエビ固め 14.54)川端(0点)
藤田一美、中堅の川端明子のグラウンド攻めをしのいでパワーボムで初日。
第5戦は福井大会。
金井(2点、ジャーマンSH 9.19)中瀬(0点)
金井が一期先輩の意地を見せ、ジャーマンを炸裂させて初日を出した。
真田(4点、ハイキックからの片エビ固め 14.17)川端(0点)
真田美幸も危なげなく2勝目、本大会出場に近づいた。
第6戦金沢大会。
川端(2点、STF 13.13)Sカムイ(4点)
スーパーカムイ、川端越えならず。エメラルドフロートで追い詰めたものの受け身の巧い川端はかろうじてフォールを返す。そして逆転のSTFに無念のギブアップ負け。
真田(6点、タイガードライバーからのエビ固め 6.20)中瀬(0点)
真田、入社2年目の中瀬を一蹴。
藤田(4点、ニーアタックからの片エビ固め 14.15)金井(2点)
金井が藤田のJOサイクロンを返したシーンでは場内どよめいたが、あとが続かず、ニーアタックに力尽きた・・・
第7戦は富山大会
川端(4点、ストレッチプラム 13.06)金井(2点)
川端明子、リーグ戦2勝目。本大会出場へ大きく前進した。
真田(8点、ニーリフトからの片エビ固め12.14)Sカムイ(4点)
真田美幸、スーパーカムイも蹴り乱打で仕留め、本大会出場をほぼ確定させた。
藤田(6点、背面トペからの体固め8.59)中瀬(0点)
藤田一美、後輩の中瀬の攻めをしのいで、最後はロープに振られたところを落ち着いて背面トペに切り返して3カウント。
そして最終戦は、さいたまドーム大会。
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