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2016年2月18日 (木)

第2,042回 予選会最後の1枠は

91年目7月

「サマースターナイツシリーズ」開幕。

「しゃあないよ。怪我をかばってファイトすると自分の場合もっと悪くしちゃうから。自分は技術でカバーする選手じゃない」(鳥海)

鳥海理奈の負傷が思ったより重傷で、7月シリーズも参戦できなかったため、SPZクライマックス出場権最後の1枠は、負傷欠場明けのスカルオーク、金井美香、中瀬ピラニアの3人で争われることになった。

第5戦の福島大会、まず金井が先シリーズ同様、一期後輩の中瀬をバックドロップで倒し1勝。

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シリーズ第6戦宇都宮大会のメインで久々開催のあばしりタッグ戦。

王者川端明子、金井美香に挑むのはカレン・アッカ―マン、ヘレン・アッカ―マンの姉妹タッグ。EWAマットで実力派として鳴らしており、こんかい晴れてSPZマット初参戦となった。個々の力もそれなりにあり、姉妹ならではのずるいタッチワークや連携攻撃で今シリーズも存在感を発揮していた。
こういう実力派が相手だと金井は苦しい。馬力もまるで違うので徐々に追い込まれてしまい。最後はノーザンを食らって悶絶したところをヘレンのレッグドロップを直撃で食らって3カウントを許した。勝負タイム24分7秒。あばしりベルトが海外流出してしまった。

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第7戦幕張大会でSクラ予選会プレーオフ戦、中瀬ピラニアVSスカルオーク。今シリーズは鳥海欠場ということもあり、TMクローンズのパートナーとしてメインやセミで闘ってきたスカルオークにとって、この程度の相手はイージーマッチ以外の何物でもなかった。中瀬を軽くひねってラリアットで勝利。

幕張大会、カード編成の都合とはいえ新人の中神がセミに抜擢。しかもTMクローンズと組んで瀬戸田・真田と対戦し、TMが出ずっぱりの末ジャーマンで真田を仕留めた。

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は中神朝香VS中瀬ピラニア。Sクラ本大会出場がかなわなかった中瀬だが、この日は新人が相手とあってかさにかかって殴る蹴るを入れてきた。そして最後はニーアタックでなぎ倒して3カウント。勝負タイム14分57秒。

続く第2試合はパーシー町田VSケイト・スペンサーのシングルマッチ。新人の町田、まだまだレスラーとしての馬力が無く、スペンサーに遊ばれた末、ブレーンバスターに屈した。勝負タイム7分49秒。そのあと外人同士のタッグマッチが2試合続いて休憩。

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休憩明けの試合はSPZクライマックス出場者決定戦、スカルオークVS金井美香。

「手ごたえのない相手だ。さくっと倒して飯食いに行く」

しかしそれでも金井もSクラ初参戦めざしバックドロップを繰り出すなど奮戦。追い込まれたスカルオーク、パイルドライバー。しかし金井は返してジャーマン。
「ウォッ」
しかしスカルオーク返す。だがスカルオークの表情がゆがんでいる。すこしは効いたのか。

「これでどうだっ!」
金井美香、2発目のジャーマン!!
ワン、トゥ、スリ

「18分12秒、ジャーマンスープレックスホールドで金井美香の勝ち」
ええええええええええええええええええええ?
場内どよめき。前座要員として採用されたはずの金井美香が、屈強なスカルオークを倒しSPZクライマックス出場枠のラスイチに滑り込んだ。

セミは6人タッグマッチ。我那覇愛、藤田一美、川端明子VS瀬戸田光、真田美幸、スーパーカムイ。

既にSPZクライマックス出場がきまっている6人が一堂に会すタッグマッチ。6人がそれぞれの持ち味を出すいい試合となった。瀬戸田がタイガースープレックスで川端を追い込み、スクラップバスターでとどめを刺そうとしたが我那覇がカット。そして最後は6人が入り乱れる展開。瀬戸田と真田が合体パイルドライバー。これで首を痛めた我那覇がフラフラ状態。
「もらった!」
そこへ真田がコンビネーションキック。前のめりに崩れる我那覇、押さえ込む真田。3カウントが入った。勝負タイム16分22秒。

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メインはSPZ戦、王者TMクローンズに挑むのはレディ・ウォリアー。5月の新潟大会以来2度目の挑戦。
「前の試合で手ごたえはあった。パワーはそれほどでもない相手なので潰しに行く。」
しかしTMもそれはわかっていて10分経過までは相手の攻めを受けて、それ以降は相手の動きを見ながら隙をうかがうファイト。そして相手が不用意に組みついてきたところへ梅コブラに捕らえた。
「ギャーッ」
レディ・ウォリアー、腕関節に痛みが走ったのか、あっさりタップしてしまった。勝負タイム14分52秒、王者が防衛に成功。

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