第2,063回 92年目7月 サマースターナイツシリーズ
92年目7月
「サマースターナイツシリーズ」開幕。
第4戦水戸大会で新人の下辻かすみがプロ初勝利。1期先輩のパーシー町田を丸め込んで3カウント。
「たまたまです・・・でも良かった」(下辻)
最終戦は新日本ドーム大会。TMクローンズ欠場でも営業努力の甲斐あって超満員の盛況。
第1試合は下辻かすみVSパーシー町田のシングルマッチ。
(新人だと思ってなめてかかると足元すくわれる・・・)
そう考えたパーシー町田が終始落ち着いて試合を運び、最後はリング中央でサソリ固め。懸命にこらえた下辻だったがついに9分16秒、ギブアップの言葉を吐いた。
第2試合はファンシー長沢VS金井美香。前座の第2試合で新人相手に回された金井がムッとした表情で一気の攻めを見せ、なんと最後はジャーマン2連発で新人を沈めた。勝負タイム5分4秒。
第3試合はスカルオーク、中瀬ピラニアVSウェラ・グレトリ、エミリー・マジソン組のタッグマッチ。スカルオークもベテランらしくラフファイトで盛り上げたが、引きどころを誤り出ずっぱりとなってしまい。最後はマジソンの逆片エビ固めに捕らえられてしまい13分40秒無念のギブアップ負け。その試合が終わると休憩。
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外人同士の6人タッグマッチのあと、早くもセミファイナル。
川端明子、中神朝香VSスーパーUSA、ケイト・スペンサーのタッグマッチ。
入社2年目の中神がドームのセミに抜擢された。やはり中神がつかまる展開が続くも、懸命に立ちまわって川端につなぐ。しかし終盤の乱戦の中、中神、スペンサーをストレッチプラムに捕らえたが振りほどかれてしまう。そのまま4人が入り乱れる乱戦が続き、うまく中神がスペンサーを分断。ここをよく見ていた川端、すかさずUSAにネックブリーカーを決めて25分50秒、3カウント奪取。
メインイベントはSPZ世界タッグ戦。
前月埼玉のカードの再戦。王者我那覇愛、スーパーカムイに対するは前王者の瀬戸田光、真田美幸。最初に仕掛けたのは我那覇、得意のレッグラリアートが火を噴くも、瀬戸田返してスーパーカムイを捕まえタイガースープレックス。
「ぐ」
何とか返したもののこれで頭を打ってしまったスーパーカムイ。動きが止まってしまった。挑戦者組、このチャンスを逃さずとどめを刺しに来て、真田がパワーボムでスーパーカムイを潰して王座奪還に成功。勝負タイム25分28秒。
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