菊地真ちゃんかわいい。
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「絶険、あるいは逃げられぬ恋」も真っぽくて秀逸だが、
「キミ*チャンネル」も乙女っぽくて好きです。
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第92回SPZクライマックス。リーグ戦も佳境。
第7戦は仙台大会。
真田(10点、ハイキックからの片エビ固め 9.37)川端(4点)
真田美幸が余裕の試合運びで格下の川端を下して1敗を守った。川端明子、4敗目を喫し予選会行きが確実となった。
瀬戸田(10点、裏投げからの片エビ固め 8.33)中神(0点)
瀬戸田光も1敗を守り、最終戦のTMとの直接対決に望みをつないだ。中神朝香、初出場のリーグ戦だったが上位選手の壁にはじき返される日々が続く・・・・
スーパーカムイ(6点、白い絶叫からの片エビ固め 13.53)我那覇(4点)
2勝3敗同士の対戦、すなわち負けたほうが予選会行きが確実となる一戦。攻め込まれたカムイだったが、エメラルドフロート、タイガーSHで猛反撃、しかし我那覇もベテランらしくニーアタック、DDT、レッグラリアートでやり返す。両者大ダメージを負いどちらに転ぶかわからなくなったが
TM(12点、ハイキックからの片エビ固め 13.30)スカルオーク
タッグパートナー同士の試合。スカルオークの頑健さはTMも計算に入れていて、手数を多く繰り出し勝利への基礎工事をやっていく。
**********************
最終戦横浜大会。
Sカムイ(8点、バックドロップからの片エビ固め 13.17)川端(4点)
スーパーカムイ、最終戦を勝てばシード権確保。力任せのラフファイトで川端を追い込み、最後はバックドロップで川端を始末し、シード権確保。
真田(12点、ステップキックからの片エビ固め 24.21)スカルオーク(2点)
真田美幸、6勝1敗でリーグ戦を完走。TMにしか負けなかったのは大したもの。この日はスカルオークのタフさに苦しんだものの、愚直に蹴りを叩き込み勝利を手繰り寄せた。
「ふー。なんとか時間内に仕留めました。あ、そうだ、まだ着替えちゃいけないんでした」
そう、メインイベントの結果によっては決定戦の可能戦がある。
我那覇(6点、タイガードライバーからのエビ固め 6.37)中神(0点)
我那覇愛、最終戦は若手を軽くひねって快勝。6点でリーグ戦を終え、長いあいだ維持してきたシード権を失った。
中神朝香、初出場のリーグ戦、上位の厚い壁にはじき返され0点に終わった。
TM(14点、腕固め 13.44)瀬戸田(10点)
最終戦メインイベント、TMと瀬戸田の対決。瀬戸田は勝でば優勝決定戦という状況。いっぽうのTMもそれは十分わかっていて、決定戦ともえ戦など冗談じゃないとばかりに冷静な攻め。
フィニッシュは突然に。グラウンドの攻防の中スッと腕を極めたTMクローンズ
「ヒギャアアアああ」
たちまち瀬戸田の腕に電気が走り、瀬戸田はたまらずタップしてしまった。TMクローンズ全勝優勝!!
「ウァハハハハ、見ての通り欲野先生が生み出した最強サイボーグ、TMクローンズには誰もかなわないのさ」
マネージャーの欲野深子ががなり、セブン山本社長から優勝賞金1000万円、副賞のブランドバッグ、大トロフィーを強奪。
準優勝は真田美幸が2年連続で入り、横浜中華街のお食事券5万円分が贈られた。3位は瀬戸田光が入り、スポーツドリンク1ケースが贈られた。
第92回SPZクライマックス。
第5戦は九州ドーム大会
Sカムイ(4点、白い絶叫からの片エビ固め 16.02)スカルオーク(2点)
スーパーカムイが2勝目。怪奇派同士の対決を力で制した。
真田(6点、裏拳からの片エビ固め 11.16)中神(0点)
「そりゃあ痛いですよ」
前日の大阪大会でTMの腕ひしぎにやられた真田の右腕には分厚いサポーターが巻かれていた。それでも今日の相手は格下なので落ち着いて攻め込み、相手のグラウンド攻めにそこそこ付き合ったあと裏拳で殴り倒して終了。
「くっ・・・」
初出場の中神朝香、4連敗を喫し予選会行きが確実となった。
瀬戸田(6点)裏投げからの片エビ固め 12.27)川端(4点
瀬戸田光、格下を余裕でさばいて1敗キープ。
TM(8点、梅コブラ 13.37)我那覇(2点)
「あいつだって欠場明けだから100パーセントじゃない。隙を見て攻めて行くよ」
そう言い残してリングへ向かった我那覇だったが、TMクローンズは我那覇をカモにしているので、毎回のことながら梅コブラで試合は終わった。
*************************
第6戦は広島若鯉球場大会。
真田(8点、ハイキックからの片エビ固め 12.20)Sカムイ(4点)
真田が何とか1敗キープし、まずシード権確保。スーパーカムイの白い絶叫、バックドロップを食らう危ないシーンもあったが、最後はハイキックで意識を飛ばして3カウント奪取。
我那覇(4点、エルボー―からの片エビ固め 10.23)川端(4点)
この試合は我那覇の貫録勝ち。何しろ相手は軽いので攻めやすい。終始落ち着いて川端を攻め込み、最後はエルボーの連打で川端をなぎ倒し勝利。
瀬戸田(8点、裏投げからの片エビ固め 14.46)スカルオーク(2点)
瀬戸田光も1敗を守り、シード権も確保。ベテラン怪奇派のパフォーマンスに付き合った後、ジャーマン、裏投げと大技連発で仕留めた。スカルオーク、4敗目を喫し、予選会行きが確実となった。
TM(10点、逆片エビ固め 7.54)中神(0点)
中神朝香、初のシングルメイン登場。しかし相手はTM,やる前から結果の見えているカード。早々と潰しに来たTM、いきなり垂直落下リーマンショックを見せる。しかし中神もすぐ起き上がってストレッチプラムで応戦。しかしやすやすと力で振りほどいたTM,にやりと笑ってっ逆片エビ責め!!懸命にこらえたが何度も仕掛けられてエビぞり状態。
「あ、がっ」
たまらず中神はタップしてしまった。
「ぼろ負けです・・・力も動きも全然違いました・・・練習して差を縮められるように頑張ります」(中神)
第92回SPZクライマックス。
第3戦は名古屋大会。
川端(2点、STF 14.29)中神(0点)
(ここで負けたらほかのメンツから云って全敗するかもしれない・・)
そう考えて懸命に攻め込んでいった中神だが、
裏拳、バックドロップで先に仕掛けた川端。これで中神の動きを止め、得意のSTFでギブアップを奪った。
我那覇(2点、エルボーからの片エビ固め 1718)スカルオーク(2点)
このクラスの相手なら余裕の我那覇、得意の速攻勝負で追い詰める。最後はタイガードライバーで動きを止めてフラフラと起き上ってきたところをトドメのエルボーでなぎ倒し終了。
真田(4点、ダイビングプレスからの片エビ固め 25.59)瀬戸田(2点)
名古屋大会セミはタッグパートナー同士の対戦となった。蹴り乱打で少しずつ追い込んでゆく真田。ローキック、ニーリフトで瀬戸田の動きを止めて、そしてハイキック、パワーボムの大技攻勢。真田の勝ちパターンにはまってしまった瀬戸田、ダイビングプレスに無念の3カウントを聞いた。
TM(4点、ティロフィナーレからの片エビ固め 11.41)Sカムイ(0点)
TMクローンズ、相変わらずの精密機械ぶりを見せ、スーパーカムイを問題にせず、ティロフィナーレを2連発で叩き込んで勝利。
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第4戦は大阪大会。
川端(4点、STF、20.12)スカルオーク(2点)
これは予選会でもあったカードの再戦。予選会の借りを返すべく地道に腕関節を取っていった川端だったが、馬力のあるスカルオークが優位に立つ。それでも川端、相手の得意技、パイルドライバーをなんとかリバースで返し、倒れたスカルオークに絡み付いてSTFに捕らえた!懸命にこらえたスカルオークだったがついにギブアップ。川端が2勝目を挙げた。
Sカムイ(2点、白い絶叫からの片エビ固め 10.25)中神(0点)
入社2年目の中神朝香、試練のカードが続く。この日はスーパーカムイの荒っぽい攻めに対応できず、最後は白い絶叫に屈してしまった。
瀬戸田(4点、水平チョップからの片エビ固め 15.13)我那覇(2点)
ともに真田に敗れて団体ナンバー2の座も混とんとしてきた立場に置かれた両者の決戦。我那覇がレッグラリアートを繰り出すも決定打にならず。逆に瀬戸田がジャーマン、タイガーSHのスープレックス攻勢で追い込む。タイガースープレックスで頭を打ってしまったのか、我那覇の様子がおかしい。何とか起き上がってきたものの目がうつろだ。異変を察知した瀬戸田がチョップを入れて倒し、がっちり押さえ込んで3カウントを奪った。
TM(6点、飛びつき腕ひしぎ逆十字 14.10)真田(4点)
「ここまできたら、TMさんを倒したい」
我那覇、瀬戸田を蹴り倒してここまで無傷で迎えたTM戦。だがこの相手だけは格が違った。エルボーで鼻から流血に追い込んだまでは良かったが、これでムッとしたTM,ものすごいソバット、エルボーでなぎ倒しスリーパー攻め。焦れた真田が早くも強烈なハイキックで勝負をかけるもTM2で返す。ならばと真田、ダイビングプレス。追い込まれたTM、ここぞというときの飛びつき腕ひしぎ逆十字で逆転勝利。
第92回SPZクライマックス、TMクローンズが快進撃の3連勝。
(続きます)
92年目8月
恒例のSPZクライマックス。エントリーは以下の8名。
◆我那覇愛(23)
8年連続8度目の出場
「は、はっきりいって自分優秀だから・・・・優勝狙うさー!」
◆TMクローンズ(年齢不明)
5年連続5度目の出場
第89回大会優勝、第91回大会優勝
(本人は黙して語らず、マネージャーの欲野深子がしゃべる。)
「これは欲野先生の最大かつ最後の傑作。SPZ史上最悪のガチレスラーといわれた南利美の行動パターンを完全にコピーしてアルゴリズムに組み込んだ。したがってことしも優勝することは確定事項、ウァハハハハ・・・」
◆瀬戸田光(20)
4年連続4度目の出場
「優勝を狙うよりも、まずTMさんを倒して、SPZベルト挑戦権を頂きたいと思います」
◆真田美幸(19)
3年連続3度目の出場
「狙うはTMさんの首だけ。ほかの相手は何とかなる」
以下は予選会勝ちあがり組。
◆スーパーカムイ(年齢不詳)
2年連続2度目の出場
予選会Aブロック1位通過
「SPZの暴力パーティーの始まりだ!!全員エメラルトフロートで撃沈してやるぜ!」
◆中神朝香(16)
初出場
予選会Aブロック2位通過
「若手代表のつもりで・・・頑張ります」
◆キラー・ザ・スカルオーク(年齢不詳)
3年ぶり2度目の出場
予選会Bブロック1位通過
「ウォオン!ウォォン!ウォオン!」
◆川端明子(22)
2年連続2度目の出場
予選会Bブロック2位通過
「なんとか、Sクラの出場権をいただきましたので、いい試合ができるよう頑張ります」
シリーズ初戦釧路大会、セミのタッグマッチで長期欠場していたTMクローンズが復帰。あいかわらずの残虐ファイトを見せ、最後は川端を垂直落下リーマンショックで仕留めた。
2戦目の札幌からリーグ戦開始。
スカルオーク(2点、パイルドライバーからの片エビ固め 12.51)中神
予選会でもあったカードの再戦。3年ぶりにSクラ本大会のスカルオークが張り切っており(3年ぶりというのはSPZの長い歴史でもそうそうない)パイルドライバーで追い込む。中神、一度は返したものの立て続けに2発目を食らってしまってはどうにもならず。
真田(2点、パワーボムからのエビ固め 19.40)我那覇
実力者同士の対戦。優勝戦線に残るためにはお互い負けられない一戦。しかし蹴りをどばどば入れた真田が優位に立つ、
「これで終わりだ―」
トドメのハイキック、一度は水面蹴りで切り返されたものの、2度目のトライで決め、返されてもあわてずパワーボムで我那覇を沈めた。
瀬戸田(2点、タイガーSH 15.04)Sカムイ
押していたのは瀬戸田。追い詰められたスーパーカムイがエメラルドフロートを放つも、受けきった瀬戸田がタイガーSHで勝利。
TM(2点、ハイキックからの片エビ固め 11.18)川端
「ユーみたいなモヤシがSクラに出られるなんてSPZもレベルが下がったのねぇ」
マネージャーの欲野深子が挑発。試合の方はTMが猛攻猛攻。川端、ロープ際で闘うなど頭のいいところを見せたが、TM,執拗な逆片エビで川端の戦意をくじき、最後は踵落とし、ハイキックの打撃攻勢で川端を沈めた。
第92回SPZクライマックス。欠場明けの本命・TMクローンズは順当に白星発進。
みなさんこんばんわ、WAS没頭中、筆者のkonnoです。
今週のスポーツニュースのようなもの行きます
■相撲
この原稿を書いている時点で(14日目)豪栄道、マレスが2敗キープで1敗の白い子を追走。もしかしてもしかしてもしかすると。
琴奨菊綱取り失敗
先場所のあれは確変だったのか。
■プロレス
宮原健斗 三冠防衛
大森をジャーマンで下して初防衛成功。着々と王者の風格がががが。
■プロ野球開幕
DeNA初戦勝利。三上山崎のリレー。後ろの投手が安定すれば悲願のクライマックスが見えてくる・・・
92年目のSPZクライマックスを乗せるのは来週にしようと思う。
したがって今日は休載。
写真は今年の1月9日行った、冬の諏訪湖。
「ワン、トゥ、スリッ」
元SPZのスター選手、橘みずきは今日も負け役をこなしていた。アメリカ、ミネソタ州セントポール郊外のスモールハウス。ローカル団体の興行の第3試合、リングネームは「タカツキ・ミズキ」。対戦相手の女子レスラーを追い込んだものの、トドメのダイビングプレスを狙うや対戦相手のマネージャーに妨害されてデッドリードライブを食らって敗北という役どころ。
そして貰えるギャラも当初の話の5分の1以下。下部団体の下積みで3か月も頑張ればWWCAやTWWAのサーキットに揚げてもらえるという話だったが、大会場のリングには数回しか上げてもらえなかった。
やむなくローカル興行のリングを転戦して稼いでいるが、はっきりいって待遇は日本にいた時の方が良かった。サロンバスで移動していたSPZ時代と比べて、エージェントの車で長時間の移動はしんどい。自らハンドルを握ることすらある。宿舎の手配も自分でやらなければならない。
(そろそろアメリカの旅も終わりかな・・)
橘みずき、宿舎に着くや、SPZの山本社長にメールを打った。またSPZで仕事がしたい。過去のことは水に流してもらえないか・・・と。
8月のSPZクライマックス開幕の前日、橘みずきは羽田着の飛行機で極秘帰国した。その足で横浜戸塚のSPZ本社で契約交渉。
「じゃあ、ギャラはこんな水準でどうでしょうか」
同期の真田美幸を少し下回る、1試合11万円強のファイトマネーで話はまとまり、さすがに長旅で疲れており、かつ8月シリーズはすでにカードが決まっているので、巡業に帯同せず調整にあて、9月シリーズからSPZマット復帰というスケジュールで話がまとまった。
「瀬戸田さんゴメン。戻ってきちゃった」
「・・・・・・・・・・・そうなるかなって想定はしてた。まあ、SPZでやってたころの感覚を早く戻して。」(瀬戸田光)
WASリプレイを打っている
ワードファイルは47個目に突入しました。
だいたい2年分をワード130ページ使っているので、5000ページを超える大作いや、愚行になっています。
この時間で何ができたか。
苦笑するしかないのですが、それでも私を縛り付けて離さない何かがWASにはありました。
残り58ヶ月。
まだ、58ヶ月。
今回ご紹介するのは、
プロレスの基本中の基本技、ヘッドロック。
組み合った直後のつなぎで移行したり、グラウンドでの攻防でも見られたり、プロレスリングの代表的な技ですが、まずフィニッシュにはならない技です。
相手の頭を脇で抱え込んで締め付けるのですが、あくまでもとりあえず出しておく技という扱いで、この技でギブアップを迫るシーンはまずありません。
ただ不用意に仕掛けると、バックドロップに切って取られてしまうので、そこも見どころの一つです。
90年代の全日本で、若手時代の田上明がスタン・ハンセンとシングルで対戦したさい、とにかくヘッドロックをしつこくかけ続けて食らいついて行ったものの、最後は振りほどかれてラリアットの餌食になってしまったという試合もあったと記憶しています。
また、スタン・ハンセンの自伝によると、アメリカプロレスの素人乱入(マーキス)を成敗する技としてボブバックランドがよく使っていたようです。「頻繁に使われる技だが決してフィニッシュにはならない技なので、素人相手にレスラーの凄味を表現するにはヘッドロックが一番」とのことです。
WASでは実装はされていませんが、試合の流れの中でおそらく出ているものと思われます。
92年目7月
「サマースターナイツシリーズ」開幕。
第4戦水戸大会で新人の下辻かすみがプロ初勝利。1期先輩のパーシー町田を丸め込んで3カウント。
「たまたまです・・・でも良かった」(下辻)
最終戦は新日本ドーム大会。TMクローンズ欠場でも営業努力の甲斐あって超満員の盛況。
第1試合は下辻かすみVSパーシー町田のシングルマッチ。
(新人だと思ってなめてかかると足元すくわれる・・・)
そう考えたパーシー町田が終始落ち着いて試合を運び、最後はリング中央でサソリ固め。懸命にこらえた下辻だったがついに9分16秒、ギブアップの言葉を吐いた。
第2試合はファンシー長沢VS金井美香。前座の第2試合で新人相手に回された金井がムッとした表情で一気の攻めを見せ、なんと最後はジャーマン2連発で新人を沈めた。勝負タイム5分4秒。
第3試合はスカルオーク、中瀬ピラニアVSウェラ・グレトリ、エミリー・マジソン組のタッグマッチ。スカルオークもベテランらしくラフファイトで盛り上げたが、引きどころを誤り出ずっぱりとなってしまい。最後はマジソンの逆片エビ固めに捕らえられてしまい13分40秒無念のギブアップ負け。その試合が終わると休憩。
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外人同士の6人タッグマッチのあと、早くもセミファイナル。
川端明子、中神朝香VSスーパーUSA、ケイト・スペンサーのタッグマッチ。
入社2年目の中神がドームのセミに抜擢された。やはり中神がつかまる展開が続くも、懸命に立ちまわって川端につなぐ。しかし終盤の乱戦の中、中神、スペンサーをストレッチプラムに捕らえたが振りほどかれてしまう。そのまま4人が入り乱れる乱戦が続き、うまく中神がスペンサーを分断。ここをよく見ていた川端、すかさずUSAにネックブリーカーを決めて25分50秒、3カウント奪取。
メインイベントはSPZ世界タッグ戦。
前月埼玉のカードの再戦。王者我那覇愛、スーパーカムイに対するは前王者の瀬戸田光、真田美幸。最初に仕掛けたのは我那覇、得意のレッグラリアートが火を噴くも、瀬戸田返してスーパーカムイを捕まえタイガースープレックス。
「ぐ」
何とか返したもののこれで頭を打ってしまったスーパーカムイ。動きが止まってしまった。挑戦者組、このチャンスを逃さずとどめを刺しに来て、真田がパワーボムでスーパーカムイを潰して王座奪還に成功。勝負タイム25分28秒。
92年目6月シリーズ
最終戦はさいたま大会。
第1試合は中神朝香VS下辻かすみ。コブラツイストでさんざん痛めつけた中神が余裕の試合運びで、最後は掌底で一撃して倒した。
第2試合はファンシー長沢VSパーシー町田。先月の横スペと同じカード。そのときは長沢が勝っている。一期先輩の意地を見せられるか町田。しかし前回同様押していたのは長沢で、とにかくアームホイップ乱打で休まずガンガン技をかけていく姿勢は大したもの。最後はフロントスープレックスでP町田を下した。勝負タイム11分40秒。
外人同士のシングルマッチのあと休憩。
休憩明けはスカルオーク、中瀬ピラニアVSエミリー・マジソン、シーナ・エバンス(初来日)組。中堅どころの選手とB級外人の攻防。最後は乱戦の中、踵落としを決めた中瀬がマジソンをなぎ倒し3カウント奪取。勝負タイム16分35秒。
セミ前はタッグマッチ。デッドスクリームローズ、ブラッディローズ組がウェラ・グレトリ、パトリシア・アンガス(初来日)を下した。
セミファイナルは川端明子VSスーパーUSA。欠場者が出たため、ドームのセミに抜擢された川端だったが、USAの力押しについていけない。それでもなんとか、フラフラになりながらもSTFで逆転勝利。勝負タイム12分32秒。
さいたまドーム大会メインはSPZタッグ戦、王者瀬戸田光、真田美幸に対するは我那覇愛、スーパーカムイ組。藤田引退に伴いパートナーがいなくなった我那覇と、上に行きたいスーパーカムイの利害が一致し、タッグ結成となった。
「潰れろオラぁ」
スーパーカムイ、20分経過の時点でエメラルドフロートを仕掛け瀬戸田を悶絶させる。たまらず真田にタッチ。我那覇愛はさすが団体ナンバー2、いつも通りの安定感あるファイト。最後はやはり4人が入り乱れる乱戦。合体パワーボムで頭を打ってしまった我那覇が戦線離脱、孤立したスーパーカムイへ瀬戸田タイガースープレックス!しかし我那覇がカット!
スーパーカムイ、めったに見せないタイガースープレックスまで繰り出し勝利への執念を見せるが真田返す。どちらに転んでもおかしくない展開となったが、最後は状況をよく見ていた我那覇がノーザンライトスープレックスを決めて瀬戸田を沈めた。勝負タイム54分8秒、我那覇、スーパーカムイ組が世界タッグ王者に輝いた。
こんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。
■プロレス
全日4月シリーズにドリー75歳参戦
3大会で試合が組まれる。かつてのNWA王者、ドリーも75歳。しかし今なおリングに上がる。対戦相手がそうとう気をつかっておりもう格闘技というより演武に近いが、入場シーンとスピニングトーホールドが見られるだけで良い。
■相撲
琴奨菊5勝1敗で序盤を乗り切る。
星を落とした相手が無印の隠岐の海というのが気にかかるが、3横綱がそれぞれ1敗以上しているので綱取りのチャンスはまだある。
■消費税10%上げはあるのか
8%に上げて痛税感が残っており個人消費を抑制してしまうという意見と、国の借金が膨大で増税は国際公約に近いからやらなきゃダメだと。まあ少子高齢化が半端ないから将来的には25%くらいまで上げるしかないんだから、やるしかないのではとも思うが、安倍さんは憲法改正をやりたいから選挙にどうしても勝ちたいので先送りしてという判断をするかもしれない。どきどき。
今週はこんなところ。
92年目6月
恒例のSPZクライマックス予選会。
(Aブロック)
スーパーカムイ(前回本大会4点)
中瀬ピラニア
中神朝香
(Bブロック)
川端明子(前回本大会4点)
スカルオーク
パーシー町田
なお、前回本大会0点の金井美香は首を負傷し、6月シリーズ負傷欠場となったため予選会にはエントリーされなかった。したがって今回の予選会は6人が4つのイスを争う難易度の低い予選会となった。
6月シリーズ初戦の沖縄大会で新人、下辻かすみのデビュー戦。対戦相手は1期上のパーシー町田。
「いくでぇ」
町田が先輩の貫録を見せてタックルでなぎ倒し、得意のドラゴンスクリューで翻弄。最後は下辻の息の切れたところを見計らってショルダータックルで倒し、10分10秒、押さえ込んで3カウント。
沖縄大会メインイベントで、スーパーカムイが我那覇愛とのタッグ結成を表明。
「トップグループに上がるため、我那覇愛を利用させてもらう!!」(スーパーカムイ)
「・・・・はいはい」(我那覇)
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第2戦岐阜大会、予選会Aブロックがスタート。
中神(2点、腕固め17.49)中瀬
スーパーカムイを含めた3人で2つのイスを争うため、実質この試合で勝ったほうが予選会通過が濃厚になる一戦。中瀬ピラニアが掌底を乱発して的確にダメージを与えるなど優勢に進めていたが、最後に大どんでん返しが。グラウンドの攻防からスッと腕を極めた中神朝香、
「ひあっ!!」
これで中瀬ピラニア、痛みに耐えかねタップしてしまった!一瞬の隙を突いた中神朝香が1勝を挙げ、予選会通過を濃厚にした。
第3戦は三重サンシャインアリーナ大会。
Sカムイ(2点、タイガードライバー 15.43)中瀬(0点)
もうカムイに勝つしか予選会突破の望みはない中瀬。臆せず掌底を打ち込んでいくがカムイも頭突き乱打で反撃。荒っぽい試合展開に盛り上がった。最後はタイガードライバーを決めたスーパーカムイが勝利。この結果Aブロックは中神朝香とスーパーカムイの予選会突破が決まった。
第4戦滋賀大会
Sカムイ(4点、バックドロップからの片エビ固め13.12)中神(2点)
パワーで上をゆくスーパーカムイが優位に立つ展開。そのまま押し切り、タイガードライバー、バックドロップの大技攻勢で中神を沈めて、Aブロック1位通過決定。
「当然だろこんなの」(スーパーカムイ)
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第5戦和歌山大会からはBブロックの闘い。
Sオーク(2点、パイルドライバーからの片エビ固め 7.43)P町田
入社2年目のパーシー町田が元世界タッグ王者のスカルオークに挑んだのだが壁は厚く、パイルドライバーに悶絶・・・
第6戦浜松大会。
川端(2点 3.46 ストレッチプラム)P町田(0点)
川端も落ち着いており、試合開始3分でストレッチプラムを仕掛けるとあえなくパーシー町田はギブアップ・・・この結果Bブロックも川端とスカルオークの予選会通過が決定。
第7戦長野大会。
スカルオーク(4点、ラリアットからの片エビ固め 15.03)川端(2点)
技術なら川端、体格やパワーならスカルオークのこの一戦。力で押し切ったスカルオークが1位通過を決めた。
最終戦はさいたまドーム大会。スーパーカムイが我那覇と共闘し、タッグ王座を狙う。
92年目5月
新人テストで下辻かすみを採用。上背は低いが柔道をかじっていたらしく、前座のやられ役に適任だと判断された。
SPZ王者のTMクローンズが「右ひざじん帯損傷のため」長期欠場にはいることとなった。
初戦カイメッセ大会の第1試合で長沢千歳改めファンシー長沢がデビュー。相手は2期先輩の中神朝香。いきなりすばやいアームホイップの攻防をやってのけたので場内どよめき。しかし5分ほどで長沢の息が上がってしまい、そこへ中神が掌底でダウンさせ腕固め、逆片エビと痛い攻めを見せる。一度はロープに逃れた長沢だったが、中神今度はリング中央で逆片エビ固め
「あ、うあーっ!!」
懸命にこらえた長沢だったが、レフェリーの小川あかりがこれはまずいとギブアップ勧告のサインを送る。こうなってしまっては長沢、タップするほかなかった。勝負タイム12分31秒。デビュー戦で10分持ったのだから大したもの。
今月はTMが欠場しているので、メインの6人タッグは我那覇愛と瀬戸田光が交互にチームリーダーとして6人タッグに出て外人とぶつかるマッチメイクが中心となった。
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最終戦は横スペ大会。
第1試合はファンシー長沢VSパーシー町田。
パーシー町田、シングル初勝利のチャンスとあって新人相手に積極的に向かって行った。先ず腕関節を取っていたぶった後、ドロップキックの連発。
(相手は5分で息が切れだす、そっからが勝負や)
P町田、小気味いいタックルを乱発。しかし長沢もフロントスープレックス4連発で反撃。えええと場内がざわめく中、上で押さえ込んだファンシー長沢そのまま3カウントが入ってしまった。ファンシー長沢、デビュー8戦目でシングル初勝利。場内ええええの声。
「物おじしてませんね、これは将来楽しみなのが入ってきました」(かいせつのブレード上原)
続く第2試合は中神朝香VSスカルオーク。
TMクローンズ欠場に伴い前座に回るしかない状況になったスカルオーク、落ち着いて若手の挑戦を退けて、パイルドライバーでフォール勝ち。勝負タイム8分11秒。
そのあと外国人選手同士のタッグマッチがあり休憩。
休憩明けは金井美香VSケイト・スペンサー。
アイドルレスラー扱いながら、最近は瀬戸田・真田・金井のユニットとしてメインの6人タッグにも顔を出している金井美香、この日はB級外人相手とあって落ち着いて試合を運び最後は得意のジャーマンで8分8秒、快勝を収めた。
続く第5試合はスーパーカムイVSカレン・アッカ―マン。この試合はスーパーカムイが積極的に攻め、カレンの打撃を受けきった後、最後はタイガードライバーから白い絶叫につないで3カウントを奪った。
セミファイナルは6人タッグマッチ。
我那覇愛、川端明子、中瀬ピラニアに対するは、デッドスクリームローズ、ブラッディローズ91号、ブラッディローズ92号。鮮血バラ軍団が3名に増殖。SPZ側の3人はチームリーダーの我那覇が前面に立って奮闘。あとのふたりが頼りにならないというのもあるが・・・最後は乱戦の中、我那覇がノーザンライトSHでブラッディローズ91号から3カウントを奪った。勝負タイム13分21秒。
メインイベントはSPZ世界タッグ戦、王者瀬戸田光、真田美幸に対するはアリス・ウインズ・ダーガソン、ヤロスラブリのEWA選抜チーム。
ダーガソンのグラウンドテクニックに苦しめられた真田だが、ハイキックでピンチを脱出し瀬戸田にタッチ。ダーガソンも変形STFを瀬戸田に繰り出すもこれは真田がカット。最後は乱戦の中、瀬戸田がタイガースープレックスでヤロスラブリを仕留めた。勝負タイム36分16秒の熱戦。王者組が初防衛に成功。
ガウンの話
試合前、花道から入場する際にリングコスチュームの上から羽織るものをガウンと呼びます。男子団体ではTシャツ1枚だけ着て入場される選手も多いようですが、SPZはお嬢様プロレス団体ですので(笑)、歴代のほとんどの選手がちゃんとガウンを着て入場しています。
とはいえ、老舗団体ですので不文律が多く、デビューから1年未満の選手は見習いということで、SPZの汎用Tシャツだけ着て入場することが慣例となっています。前座の第1試合に出る選手が立派なガウンを羽織って入場してくるのはいかがなものか、という考えのようです。
で、デビューから1年が経過するとガウン着用が許されるようになりますが、買う人と作る人に大別されます。入社2年目で1試合6万円前後のファイトマネーが薄給なのかどうかは置いといて、旅先のセレクトショップなどで見つけたパーカーやジャンパーなどをそのまま入場用ガウンに活用する選手も多いのです。ガウン代は経費で落ちないので(笑)、これだと出費が数千円で済みますし、私服にも転用できます(笑)。とはいえファストファッションの全国チェーン店で買ってしまうと、バレたときにファンの夢を壊すことになりかねませんので、そのへんはうまくやらないといけません。試合内容で魅せるよ、というポリシーを持つ技巧派、実力派の選手はそういった既製のアウター服をガウンに使う人が多いようです。
ただやはり女子団体なので、入場時のガウンにもこだわる選手は多く、半分以上の選手が自分だけのガウンを持っています。裁縫や手芸のうまい人で、自分でガウンを手作りした選手も過去いたようですが、選手は練習やら移動やらで疲れているので、会社から紹介された外部のデザイナーさんに「こういうのを作りたい」と要望を投げて、ガウン制作をお願いするケースが多数です。とはいえ既製品に自分の名前を入れるだけならともかく、昔のリック・フレアー選手のような派手なものを作ってしまうと20万円以上はかかってしまいます。女子レスラーは選手生命が短いので、さすがにためらいます。
あとは支援者の方やファンクラブの有志の方からガウンを頂けるケースもあります。ある程度人気があり、支援者とのコミュニケーションをまめにしていることが前提となりますが。支援者さん側の思いで作った物なので、色とかデザインとかは自分の希望やイメージはあまり反映されません。とはいえ頂いたものは、支援者の手前もあるので、1シリーズに1回は着て入場するようにと会社から指示が出ています。
入場シーンはプロレスの華ですので、自分のテーマ曲がかかって、スポットライトやレーザー光線の中、自分がデザインしたガウンを羽織って花道をかっこよく歩いて入場!というのは多くの若手レスラーが憧れるものです。
自分の場合はガウンを頂いたもの、作ったものを含めて10着ほど持っておりまして、比較的派手なビッグマッチ用、シングルマッチの時用、遠藤亜美とのコンビのとき用、ユキ萩原さんとのコンビのとき用、前半の試合に出る時用の地味なものを使い分けていました。自分はハードな打撃が持ち味なので、どちらかといえば試合内容で魅せたいという思いがありましたが、キャリアの後半はタッグ屋としての起用が多かったので、まず、パートナーの選手とつり合いのとれたガウンを着ての入場を心がけていましたね。
(遠藤真美:談)
SPZスター選手列伝 122
従業員コード136
恐ろしい双子姉妹の妹:遠藤亜美
本名:同じ。2074年6月29日、鹿児島県川内市出身。幼少のころからキックボクシングの経験があり、これに目を付けたセブン山本がスカウトに動き、双子の姉の遠藤真美ともども採用される。SPZ82期として2090年5月10日、山梨カイメッセ大会での対 金森麗子戦でデビュー。
思い切りのいい格闘技向けの性格ということで、新人でありながら市ヶ谷レイカのタッグパートナーに起用され、実力急上昇中。ついには入社1年少々でSPZ世界タッグを奪取。以来めきめきと実力をつけ、第86回SPZクライマックスではついに市ヶ谷を倒し優勝を果たす。得意技はデスソースキック。
2099年5月、横浜スペシャルホール大会での対 TMクローンズ戦で引退 稼働月数109ケ月 出場試合数(概算)792試合
タイトル歴
第248代SPZ世界王者
第252代SPZ世界王者
第255代SPZ世界王者
(累計防衛回数9回)
第166代SPZ世界タッグ王者(パートナーは市ヶ谷レイカ)
第169代・173代・第175代SPZ世界タッグ王者(パートナーは遠藤真美)
第119代あばしりタッグ王者(パートナーは遠藤真美)
第86回・87回・88回・90回SPZクライマックス優勝
第66回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーは市ヶ谷レイカ)
第69回・第70回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーは遠藤真美)
セブン山本コメント
双子の姉の遠藤真美と同時採用して入ってきた選手だが、物おじしない性格と格闘センスは亜美の方に一日の長があり、あの市ヶ谷レイカをして「まともに入ったら眠ってしまうやばいくらい危険な蹴り」と警戒していた。独特の入り方をする頭部への上段蹴りは、団体サイドが悪乗りして「デスソースキック」と名付けられ、食らった相手は悶絶してしまうのでまずフォールを返せない・・・という威力であった。
市ヶ谷レイカの時代を止めて団体の頂点に立ったが、蹴りが当たらないとお話にならないという緻密さとは縁遠いファイトスタイルのためか、TMクローンズとの抗争に敗れ、現役生活の晩年は遠藤真美とのタッグ屋として会場を沸かせていた。
引退後は物おじしない性格を活かしてスポーツ系タレントに転向し、アクションのできる女優として2時間ドラマや映画に出演するかたわら、個人事務所を設立して、プロレス・格闘技興行のプロモーターを手掛けるなどの幅広い活動をされている。
SPZスター選手列伝 121
従業員コード137
恐るべき双子姉妹の姉:遠藤真美
本名:同じ。2074年6月29日、鹿児島県川内市出身。幼少のころからキックボクシングの経験があり、これに目を付けたセブン山本がスカウトに動き、双子の妹の遠藤亜美ともども採用される。SPZ82期として2090年5月11日、別府ビーコンホール大会での対 REI戦でデビュー。妹の亜美が思い切りのいいファイトで順調に出世街道を突っ走るが、こちらもかなりの威力の打撃で確実に力をつけてきており、ついに亜美とのタッグでSPZ世界タッグ王者に輝く。得意技はハイキック。
2099年3月26日、さいたまドーム大会での対 ユキ萩原戦で引退。稼働月数107ケ月、出場試合数(概算)747試合
タイトル歴
第169代・第173代・第175代SPZ世界タッグ王者(アートナーは遠藤亜美)
第119代あばしりタッグ王者(パートナーは遠藤亜美)
第128代あばしりタッグ王者(パートナーはユキ萩原)
第69回・第70回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーは遠藤亜美)
セブン山本コメント
双子姉妹で入社され、キックボクシング出身とあって蹴りの威力はすさまじいものがあった。ただ、若手時代にスパーリングで相手を思い切り蹴ってKOしてしまい病院搬送に追い込んだことがあったので、本人はその記憶がトラウマになったのか、引退するまで、頭への打撃はある程度威力をセーブして繰り出すようになった。
妹の方が大物感を漂わせ、市ヶ谷越えを達成し団体の頂点に登りつめてしまい、「悔しくないのか」とファンや関係者から言われたが、本人はさして意に介せず、「真美は真美だから」と、自分のプロレスをやりきることに徹していた。遠藤亜美との双子タッグは、二人揃うと手が付けられない強さで、連携攻撃も息があっており、世界タッグを何度も戴冠したが、試合の最後は亜美に任せて、自らは分断役を買って出ていた。そのかたわら2期先輩のユキ萩原との「ゆきまみタッグ」であばしり戦線を沸かせ、こちらは先輩を立てつつ、矢面に立って相手との競り合いを制する器用さも見せていた。
引退後はトレーナーに転身し、整体の修行を積みながら、プロレスラーや格闘家の身体のケアを担当されている。
(筆者注:近藤真琴の2回転目です。サイクロン近藤と同時同年齢での採用でしたので、双子姉妹というトンデモ設定にしました。性格はアイドルマスターの双海真美を参考にしています)
腕に自信あり ユキ萩原
本名:萩原有紀。2072年12月24日、東京都足立区出身。2088年5月11日、大分ビーコンホール大会での対 米野香月戦でデビュー。実家が中堅建設業で、社長の一人娘で弱気な性格だったが、その性格を変えたくて空手に入門し、そしてプロレスの門をたたく。ユキ萩原名義で中堅戦線で活躍していたが、突如マキーナ姫に弟子入りし、ネグシハベシ国出身を自称しリングネームを「エステル・ブリザード」と変えて、ネグシハベシ国の司祭としてマキーナ姫とタッグを組み、あばしりタッグ王座を戴冠。しかしトップを取るためにリングネームをユキ萩原に戻し、打倒市ヶ谷を目指して奮戦するも壁に跳ね返され続けた。得意技はストレッチプラム。
2099年3月26日、さいたまドーム大会での対 遠藤真美戦で引退。稼働月数131ケ月、出場試合数(概算)901試合
タイトル歴
第117代・120代あばしりタッグ王者(パートナーはマキーナ姫)
第122代あばしりタッグ王者(パートナーは斉藤智子)
第128代あばしりタッグ王者(パートナーは遠藤真美)
セブン山本コメント
グラウンド中心の安定したファイトスタイルで、11年近くにわたって息の長い活動を続けた名選手だった。派手な大技を多用せず、じっくりとレスリングをしながら勝機を見出していく、堅実なファイトスタイルを続けたため、現役生活の晩年まで怪我に悩むことは少なかった。あまりにも目立たないため、「誰も名前を憶えてくれない」「ハギワラだっけ、オギワラだっけ」とファンに言われるに至り、業を煮やしたSPZ運営が髪を銀色に染めさせ、説法師エステル・ブリザードのキャラにしてマキーナ姫のパートナーにしてしまったのは有名な話。
現役生活の終盤は遠藤真美とのタッグであばしり戦線を沸かせた。ユキ萩原がペースを作って遠藤真美につなぐという役割分担ができており、タッグでも決して出しゃばらないファイトスタイルはいまどき貴重ではないかとファンに評された。
引退後は実家の建設会社に入社し、経理担当のOLとして第2の人生を送っている。
今週のスポーツニュースのようなもの行きます。
■巨人 高木京 野球賭博
地に堕ちた球界の盟主。ナベツネさん責任を取って最高顧問を辞任。まだダンマリしている選手はいるのか。(バレたらNPB追放、ばれなければ高収入。)
■訃報
ロード・ブレアースさん(享年92)
初代PWF会長。三冠戦での認定証朗読、最強タッグ開会宣言など、全日本マットの雰囲気づくりに貢献された方だった。合掌。
あれから、もう5年が経ちました。
西新宿の高層ビル5階の仕事場で食らった衝撃は忘れられません。
安全といわれる国、日本であっても、
ザラキのような即死魔法はどこにでも転がっています。
いつカイシャインの座を追われてプロレス観戦特リン7000円の無駄遣い道楽を失うかわからないのですが、
まあ、心臓が動いているうちは、頑張って生きよう。
そう思っています。
今、いのちがあなたを生きている。
(京都 東本願寺)
2016.3.16 k.konno
最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合は中神朝香VSパーシー町田。最近は後半のタッグマッチにも顔を出している中神が優位に試合を進め、グラウンドの攻防でもイニシアチブをとって攻め込む。最後はドロップキックから強引に押さえ込んで3カウント奪取。勝負タイム9分15秒。
第2試合はタッグマッチ。スカルオーク、中瀬ピラニアVSスーパーUSA、ザ・マスカレード。4日前の名古屋でタッグベルトを失ったスカルオーク、その恨みをB級外人にぶつけるようにファイト、最後は得意のパイルドライバーでマスカレードを18分29秒沈めた。
外人同士の6人タッグマッチのあと休憩。
休憩後は今大会の目玉「5大シングルマッチ」。重たい試合が続くと見る方も疲れるので賛否両論あったのだが。
休憩明けは川端明子VSヤロスラブリ。
久々来日のヤロスラブリ、本国でレスリングスクールの先生と2足のわらじを履いてのレスラー稼業。2週間の巡業が終わり、明日帰国できるとあってノリノリの攻め。対戦相手の川端は体重が軽いのでフロントスープレックスを乱発。そして逆片エビで痛めつける。ヒールのギミックも板についてきたが、川端も逆襲のSTF,油断していたのかヤロスラブリ、痛みに耐えかね無念のタップ。勝負タイム11分49秒、川端明子が強豪外人相手に白星。
そして、
「次の試合に登場する藤田一美選手は最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層の声援をお願いいたします」
このアナウンスのあと、
勇気という名の、白いボールを胸に、夢を追いかける、どんなときも・・・
「WINNING」がかかり、藤田一美が最後のリングへ。
(あー、膝痛い、腰痛い。でも今日でこの仕事は最後)
対戦相手は若手の金井美香。
これは藤田に花を持たせようという大甘マッチメイク。落ち着いて攻め込んだ藤田、パイルドライバーで追い込むも、金井もジャーマンで反撃。そして金井、立て続けに2発目のジャーマン!!
(うわ、いた・・・)
ワン、トゥ、スリ
小川あかりレフェリーがマットを3つ叩いた。
勝負タイム15分32秒、藤田一美、ラストマッチを白星で飾れず敗北。
「・・・・やられました、甘くないですね」(藤田)
そう言い残して藤田はシャワーへ向かった。
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セミ前は真田美幸VSスーパーカムイ。リングネームを変えてから狂乱とパワーファイトに磨きをかけてきたスーパーカムイだが、この日は真田の蹴りで動きが止まる苦しい展開。
「これで終わりだ!」
最後はコンビネーションキックでバッタリと倒され、そのあとフロントスープレックス、パワーボム、ダイビングプレスと畳み掛けられ、返し続けていったカムイだったが、
「潰れろ」
最後はハイキック一撃で沈んだ。勝負タイム20分49秒、真田美幸が勝利。
セミは瀬戸田光VS我那覇愛のシングルマッチ。我那覇がレッグラリアートを繰り出せば瀬戸田はタイガースープレックス、よくある実力者同士の消耗戦となったが、休まず攻めた瀬戸田が裏投げ、ムーンサルト、2度目のタイガースープレックス、裏投げとこれでもかと大技を乱発し逆転勝利。とうとう団体アンバー2の座を我那覇から強奪した!
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メインはSPZ戦、王者TMクローンズに対するは、アリス・ウインズ・ダーガソン。前シリーズの最終戦で瀬戸田を落とし、真田からギブアップを奪った実績が評価され2度目の挑戦。
(クボカワは確かに強い。でも最高のパフォーマンスを発揮するだけだ)
だが試合が始まるやTMクローンズがシュートスタイル全開で攻め込む。ダーガソンもSTFで反撃したがあっさりと脱出される。そして強烈な掌底でぶっ倒し3カウントという衝撃的結末。勝負タイム12分21秒。王者が12度目の防衛に成功。
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メイン終了後、藤田一美の引退セレモニー。
スーツ姿に着替えた藤田一美が(どよめきが起こった)リングへ向かい、マイクを取ってファンに挨拶。
「こんばんは」
「いつもSPZをご愛顧いただきましてありがとうございます。私、藤田一美は腰と右ひざを痛め、お客様に熱いファイトを提供することができないと判断しましたので、今日を持ってプロレスラーを卒業します。でも、SPZには凄い選手がたくさんいて、今まで以上に熱いファイト、そして、お客様に楽しみと興奮を提供できると確信しておりますので、引き続きのご愛顧よろしくお願いいたします!」
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藤田一美
SPZ83期
2091年5月13日、岡山武闘館大会での対 鳥海理奈戦でデビュー。
2100年4月21日」、新日本ドーム大会での対 金井美香戦で引退
稼働月数108ケ月、出場試合数(概算)792試合
タイトル歴
第174代・178代SPZ世界タッグ王者
(パートナーは我那覇愛)
第131代あばしりタッグ王者
(パートナーは川端明子)
レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル
92年目4月
「が、がんばりますー」
新人スカウトで長沢千歳を採用。福岡でレスリングをかじっていたのでそこそこ大成するかもしれないとセブン山本が判断した。とはいえ4月は戸塚の道場に閉じ込めて、受け身などの基本動作をみっちり習得させた。
「さすがに、もう厳しいかなって。膝が痛くて痛くて」
団体最古参の藤田一美が引退を表明。先シリーズにはとうとうあばしりベルトまで奪われてしまい、この辺でリングシューズを脱ぐのが相当と判断したらしい。
「旗揚げ91周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。初戦は京都大会。
「引退を表明した選手は第1試合に回されるのはSPZの伝統なんでしょうか」
第1試合に回り、対戦相手の若手、中神朝香をパイルドライバーで難なく下した藤田一美、タオルで汗を拭きつつ記者さんと応対する。
第2戦のなにわパワフルドーム大会でも第1試合に回った藤田一美、入社2年目のパーシー町田を圧倒。コブラツイストで若手に悲鳴を上げさせる。そしてJOサイクロン発動。かつてのような破壊力はないが、入社2年目の若手を眠らせるのには十分だった。勝負タイム7分40秒。
第3戦広島大会のメインはシングルマッチ。我那覇愛VS真田美幸。進境著しい真田が団体ナンバー2の我那覇に向かって行ったが、レッグラリアート、DDTの猛攻を浴びて動きが止まってしまい、最後は24分47秒、レッグドロップに3カウントを奪われた。
第4戦は九州ドーム大会。この大会でも第1試合は藤田一美が務めた。しかしコンディションが悪いのか、対戦相手の中瀬ピラニアの攻めにタジタジ。ニーアタックを貰って崩れ落ちる。それでもJOサイクロンで相手の動きを止めて、頭を打ったのでふらついているのを見て取るやパイルドライバーでトドメ。勝負タイム12分49秒。
九州ドーム大会メインでは真田美幸がシングルでデッドスクリームローズと激突し、激戦の末バスターローズで敗れた。
**************************
第6戦名古屋しゃちほこドーム大会のメインでSPZタッグ戦が組まれた。
王者TMクローンズ、スカルオークに対するは前王者の瀬戸田光、真田美幸。
前半はスカルオークがつかまる展開だったが、代わって出てきたTMクローンズが相変わらずの精密機械ぶり、しかし飛びつき腕ひしぎはカットされてしまった。再度出てきたスカルオーク、瀬戸田にパイルドライバー、これは返されたがTMを招き入れての合体でもう一発。しかし瀬戸田場外へ逃げた。
長めの場外乱闘のどさくさの際、なんと場外タイガースープレックスというひどいことをやった瀬戸田、これでスカルオークを半失神に追い込み、あとはリング内に入れて合体パワーボム。一度はTMにカットされたが、
落ち着いてTMを場外に落としてから2度目の合体パワーボム!こんどはTMカットに間に合わず、スカルオークが無念の3カウントを聞いた。
勝負タイム57分13秒の激戦をものにした瀬戸田・真田コンビがタッグベルトを奪還した。
シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。
「藤田一美引退試合」の大看板が掲げられた、
91年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。
シリーズ第6戦宇都宮大会のメインはあばしりタッグ戦。王者藤田一美、川端明子の対する挑戦者はヴェラ・グレトリ、マリア・フランチェスカの強豪外人チーム。昨年末のタッグリーグで6点を上げた実績が評価され、あばしりベルトに挑戦となった。
グレトリはEWAマットではヒール役で鳴らしているが、シュートスタイルの技量も持っており、川端とグラウンドで互角以上の攻防を展開。
「こうなってくると線の細い川端さんはバテてきますね」
解説の小川あかりが断言。その通りになってしまい外人チーム有利の展開が続く、あわてた藤田が出てきてグレトリにJOサイクロンを決めるもグレトリ返す。すこし前までであればこれで終わりだったのだが・・・そうこうしているうちに最後はスタミナ充分の状態でフランチェスカが特別出演し、ラリアットで藤田が沈んだ。勝負タイム36分29秒、あばしりベルトが流出してしまった。
***********************
最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合は新人の中神朝香VSブラッディローズ82号。新人の中神、外人パワーに太刀打ちできず、さんざん攻め込まれた挙句最後はラリアットで吹き飛ばされて敗北。
外人同士のタッグマッチを挟んで、第3試合はスカルオーク、中瀬ピラニアVS藤田一美、パーシー町田のタッグマッチ。最終戦は新人とタッグを組んでの出陣となった藤田、スカルオークの力攻めに耐える苦しい展開。ひと先ず体勢を立て直そうと町田にタッチしたが、町田もふがいない状態、あっさりと中瀬の掌底を食らって17分14秒、敗北。その試合が終わると休憩。
休憩後の試合はスーパーカムイVSデッドスクリームローズ。スーパーカムイ、力任せのファイトに終始、得意のエメラルドフロートも決めたが、デッドスクリームローズもこれで目が覚めたのかラリアット、シャイニングウィザード、パワーボムの猛攻。両者大ダメージを負ったが、最後はスーパーカムイが2発目のエメラルドフロートを決め、デッドスクリームローズを沈めた。勝負タイム13分18秒。
第5試合は川端明子、金井美香VSヴェラ・グレトリ、マリア・フランチェスカのタッグマッチ。
川端にとって3日前にあばしりベルトを奪われた因縁の相手。あのときとちがってパートナーは若手の金井だが、金井も外人相手には力不足。ジャーマンを繰り出すなど健闘は下したがパワーについていけない。最後は乱戦の中、合体パイルドライバーに川端がやられてしまった。勝負タイム24分55秒の熱戦。
セミもタッグマッチ。瀬戸田光、真田美幸に対するはアリス・ウインズ・ダーガソン、エミリー・マジソン。なんとこの試合、15分過ぎから本気を出したアリスがまず変形ドラゴンスリーパーで瀬戸田を落とし、あわてて救出に入った真田は逆片エビ固めで絞り上げてギブアップを奪った。勝負タイム16分31秒、
試合後アリス・ウインズ・ダーガソンがマイクアピール。
「私は前回やられたTMと戦いたい!!」
******************
メインのSPZ戦、王者TMクローンズに挑むのは「永遠のナンバー2」我那覇愛。
この日はソバットの打ち合いなどそこそこ見どころは作り、代表ムーブである宙返りしてのレッグドロップも見せたが、TMクローンズが強烈な逆片エビで悶絶させるともう動きが止まり、そのあとはいつも通りの15分経過のアナウンス直後の梅コブラでトドメ。あっさりと王者が11度目の防衛に成功。
91年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。日本海側の都市を回るドサまわり的シリーズ。メインに中瀬ピラニアがちょくちょく登場し、TM、スカルオークと組んで立ち回りの良さを見せる。
シリーズ最終戦は横スペ大会。
外人同士のタッグマッチのあと、
第2試合は金井美香VSあーシー町田。この試合は金井が余裕の試合運びを見せ、バックドロップ一発で試合を決めた。勝負タイム7分57秒。
第3試合にあばしり王者チームの藤田一美、川端明子が登場し、中瀬ピラニア、中神朝香と対戦。
新人の中神にとっては試練のマッチメイク。案の定藤田のバックドロップにあっさり沈没。勝負タイム10分59秒、その試合が終わると休憩。
*******************
休憩後の試合はスカルオーク、スーパーカムイVSブラッディローズ1号、ブラッディローズ2号のタッグマッチ。ブラッディローズ、中の人はだいぶ前の参戦時とは変わっていて、今回は殴る蹴る主体のファイトを見せていた。しかしスタミナに難があるのか、スカルオークにいいように振り回されるとついていけない。頃合いを見てスーパーカムイがタイガードライバー、しかしこれはカットに阻まれた。ならばと乱戦を仕掛け、合体パイルでBローズ1号を仕留めた。勝負タイム13分44秒。
セミ前はタッグマッチ。瀬戸田光、真田美幸VSスーパースパルタン子、ヘレン・アッカ―マン。この試合はタッグ王者経験のある瀬戸田真田が優位に運び、最後は15分過ぎに瀬戸田がジャーマンでヘレンを仕留めた。
セミは我那覇愛VSアリス・ウインズ・ダーガソン。昨年冬の初来日以降打倒TMに執念を燃やすダーガソン、この日は団体ナンバー2の我那覇と対戦。もともとレスリングの巧い選手なので、我那覇はこういうタイプが苦手。難なく攻め込み、最後はキャプチュードで13分37秒、団体ナンバー2の我那覇を倒した。
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メインはSPZ戦、王者TMクローンズに挑むのはデッドスクリームローズ(初来日)TMの長期政権に危機感を覚えたSPZ運営が高い契約金を払ってGWAと話をつけて、カナダ東部で暴れていた殺人ディーバの招聘に成功。初来日でいきなりシングル王者に挑戦という破格の扱い。
(ふれこみではセメントが相当強い選手らしいので何とかなるのではないか)
裁くレフェリーはセブン山本(SPZ社長)しかしTMも闘いが長引くと危険と判断し、そうそうにティロフィナーレを爆発させ、強引に押さえ込んで3カウント奪取。12分53秒、王者が10度目の防衛に成功。強い。
91年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。
シリーズ第7戦新潟大会でSPZタッグ戦が開催、王者瀬戸田光、真田美幸に対するはTMクローンズ、スカルオーク組。先月のタッグリーグ優勝決定戦と同じ顔合わせだ。
「いまのTMさんを崩すのは厳しい。なんとか雛鶴さん(スカルオークの本名)を引きずり出さないと」
TMの猛攻を耐えて45分過ぎにようやくスカルオークの引きずり出しに成功。そこへ真田がハイキック、裏拳の猛攻を繰り出すもTMがカットに入った。そして再びTMが出てきて真田を梅コブラに捕らえる。しかしロープに近い。ならばとTM、フォール勝ち狙いに切り替えティロフィナーレ一撃。これで真田を下しタッグ王座を奪取し2冠王。勝負タイム59分22秒の死闘を制した。
(ヤジマさん、やりました自分・・・)
スカルオーク、SPZ世界タッグ初戴冠。
**********************
最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合は中神朝香VSパーシー町田。新人同士の一騎打ち。P町田がサソリ固めを繰り出すも、耐えきった中神が掌底で殴りつけて3カウント奪取。勝負タイム9分10秒。
外人同士のタッグマッチを挟んで、
第3試合は中瀬ピラニアVS金井美香のシングルマッチ。
入社2年目の中瀬、今シリーズはメインの6人タッグにも出るなど徐々に地力をつけてきた。この日もアグレッシブに攻め、最後は踵落としで金井から3カウントを奪った。勝負タイム15分16秒。その試合が終わると休憩。
休憩後、外人同士のタッグマッチ。
その次の第5試合は藤田一美、川端明子VSスーパーカムイ、スカルオークのタッグマッチ。
スーパーカムイ、悪役を卒業したはずなのだが、パートナーがいないのでこの日もヒールサイドで登場しあばしり王者組の藤田川端と対戦。それでも組まれた以上は全力で相対。合体パイルで川端を追い込む。ベテランの藤田も動けないなりにいい動きを披露。スーパーカムイの大技狙いをリバースに切り返すなどベテランならではの動き。そしてスカルオークにバックドロップ!
「このやろう」
スカルオークも藤田の弱点である腰を狙って逆片エビ。これで動きが止まった。続いてスーパーカムイもへたり込んだ藤田を捕らえて逆片エビでグイグイグイ!!
「し、死ぬ・・・・ギブアップ」
こうなっては藤田、タップするしかなかった。勝負タイム24分35秒のいい試合。
******************
セミはタッグマッチ。前世界タッグ王者の瀬戸田光、真田美幸VSアリス・ウインズ・ダーガソン、ヘレン・アッカ―マン組み。EWA期待の新星、アリス・ウインズ・ダーガソンが2度目の来日。地方ではTMとかみ合った攻防を見せるようになってきた。しかしまだタッグマッチ終盤の乱戦への対応に弱さが見られ、最後は合体パイルドライバーを食らって無念の3カウントを聞いた。勝負タイム13分43秒。
メインはSPZ戦、王者TMクローンズに対するは我那覇愛。
ワンパターンとしか言えないマッチメイクだが、唯一の元王者が我那覇なので、強豪外人を別とすれば我那覇を当て続けるしかない。
レッグラリアートが連続でヒットすればどう転ぶかわからないのだが、それもTMはわかっていて序盤から攻め込む。ラリアットも上手に喉元に細腕をたたきつける。我那覇なかなか攻め手がつかめず、そうこうしているうちに梅コブラに捕らえられあっけなくギブアップ負け。勝負タイム20分27秒、完勝を収めたTMが9度目の防衛に成功。
梅の季節です。
3月はまだ寒いのですが、花粉症が始まればあと1カ月足らずで桜。
■訃報
ハヤブサ(本名:江崎英治)急死(享年47)
日常生活を普通に送っていたが、ライブイベントに来ないことを心配した店主が自宅に来たらすでに息を引き取られていたとのこと。
なんということだ。現役生活は短かったが、大仁田2度目の引退後の新生FMWを飛び技主体の鮮やかなプロレスで支えていた名選手。2001年に技を失敗し頚椎損傷でリタイア、以後はタレント・歌手活動のかたわらリング復帰を目指していたが・・・・
ハヤブサ時代も印象的でしたが、駆け出しのころ、零細団体FMWの前座で頑張っていて、シーク軍団のB級外人に痛めつけられながらも奮闘されていたころの姿も胸打たれました。
私は一度だけ生で見たことがあります。馬場さんの七回忌の最初で歌を披露され、最後に「馬場さんありがとうございました」と話されていたのが印象的でした。
合掌。
91年目12月、ウルトラタッグリーグ。
タッグリーグを行方を左右するのは、
心、技、体はもちろんのこと、
知力(相手チームの弱い方を確実に沈められるか)、そして時の運。
SPZのフロントサイドに代々伝わる言葉である。
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第7戦は仙台大会、リーグ戦も佳境。
我那覇○、藤田(4点、ノーザンライトSH 13.22)グレトリ、フランチェスカ×(4点)
我那覇組が連敗を4で止めた。藤田はフォローに徹し、我那覇が懸命に全面でファイト。これが奏功し、最後は動きの落ちたフランチェスカをノーザンで仕留めた。
ウォリアー、USA○(10点、DDTからの片エビ固め 11.31)カレン、ヘレン×(4点)
ウォリアー組が1敗を守った。アッカ―マン姉妹の攻勢を馬力でねじ伏せ、10分経過のアナウンスとともに決めに来て最後は乱戦の中USAがDDTでヘレンを下した。
「あした、サイタマ、ビッグマネー」(USA)
外人選手は異国マットのタッグリーグの優勝などに価値を見出しておらず、賞金が唯一のモチベーション。これが逆に怖い。
瀬戸田○、真田(10点、ジャーマンSH 14.45)スパルタン子×、Sカムイ(6点)
瀬戸田組も1敗を死守。対戦相手のラフ攻撃に苦しんだものの、最後は乱戦の中ジャーマンで瀬戸田がスパルタン子から3カウントを奪った。。
「あした?2試合やればいいんでしょ!ギャラは1試合分しか出ないと思うけど」(瀬戸田)
TM○、スカルオーク(10点、飛びつき腕ひしぎ逆十字 11.03)アフロ、マジソン×(0点)
仙台大会メインはTM組が快勝し1敗を守った。10分経過までは相手の攻めを受けながら要所で反撃するファイトに徹し、いきなりの飛びつき腕ひしぎでマジソンの腕を破壊。
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最終戦はさいたま大会。
グレトリ○、フランチェスカ(6点、ストレッチプラム 13.19)Sスパルタン子、Sカムイ×(6点)
初来日のグレトリ、この日はスーパーカムイのラフに対してシュートスタイルで応戦。最後は一騎打ち状態の中、手堅くストレッチプラムで勝利。6点でリーグ戦を終えた。
「ハードな戦いだった。呼んでもらえたら、また日本で闘いたい」(グレトリ)
我那覇○、藤田(6点、レッグラリアートからの片エビ固め)10.18)アフロ、マジソン×(0点)
我那覇組も6点でリーグ戦を終えた。初戦で王者チームを下した時は行けるかと思われたが、そのあとまさかの4連敗を喫して脱落。しかしきょうは我那覇が伝家の宝刀レッグラリアートを決めて勝利。
瀬戸田○、真田(12点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 13.42)カレン、ヘレン×(4点)
「1日2試合はきついですけど、やるしかありません」
まず瀬戸田組、セミでアッカ―マン姉妹と対戦。中堅タッグ屋としてのアイデンティティしかない相手なので何とかなる。危なげなく攻め込み、最後はセオリー通り分断作戦を仕掛け、ムーンサルトプレスでヘレン・アッカ―マンを仕留めた。これで1敗を守った。
「メインはあの顔ぶれで時間切れは考えにくいので、どちらが来てもいいように準備します」(瀬戸田)
TM○、Sオーク(12点、ラリアットからの片エビ固め 15.05)ウォリアー、USA×(10点)
最終戦メインイベントはとにかく勝ちたいTMが前面に立ってファイトし、格落ちのスーパーUSAを不意打ちラリアットでなぎ倒し3カウント奪取。
これでメイン後に優勝決定戦が行われることになった。
瀬戸田○、真田(タイガーSH 18.50)TM、スカルオーク×
メイン終了後15分のインターバルをおいて行われた優勝決定戦。序盤はTMがグラウンド攻めで寄せ付けなかったが、真田もハイキックでTMをたじろがす。あとを受けたスカルオークもパイルドライバーを決めるなど大暴れ。しかし瀬戸田もここがチャンスとばかりに裏投げ、ミサイルキックの猛攻、
「ここで決めます!」
瀬戸田、ぐらついたスカルオークを捕まえてタイガースープレックス!!
あわててカットに入ろうとしたTMだが真田が抱きついて阻止!
ワン、トゥ、
スリ
金森レフェリーがマットを3つ叩いた。瀬戸田、真田組優勝!!
「あははっ!優勝しちゃったー!」(瀬戸田)
「この1年間、瀬戸田さんと組んで、少しは成長することができました!来年はもっと強くなって、シングルでも上を目指します」(真田)
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年末のプロレス大賞、MVPは当然、TMクローンズ。年間のベストバウトもTMクローンズVSファイナルカオスの試合が受賞した。
。
91年目12月 ウルトラタッグリーグ中盤から後半にかけての模様をお送りいたします。
第5戦は広島大会。
Sスパルタン子○、Sカムイ(4点、スーパーキックからの片エビ固め 13.01)アフロ、マジソン×(0点)
即席タッグが手堅く2勝目。初来日のマジソンを捕まえて集中砲火を浴びせた。
カレン、ヘレン○(4点、サンドイッチラリアットからの片エビ固め 13.46)我那覇、藤田×(2点)
我那覇組がなんと前あばしり王者のアッカ―マン姉妹にやられてしまった。藤田がつかまってしまいサンドイッチラリアットに倒され、3カウントを許してしまった・・・
「上向かないですね」(藤田)
ウォリアー○、USA(6点、ラリアットからの片エビ固め 11.51)グレトリ×、フランチェスカ(4点)
奮戦したグレトリだったが、レディ・ウォリアーのパワーが勝り、ラリアットがもろに入って勝負あり。
瀬戸田○、真田(6点、タイガーSH 29.57)TM×、Sオーク(6点)
「ここで勝たないと独走を許してしまう」(瀬戸田)
タッグパートナーのスカルオークを引きずり出しさえすれば勝機はある。しかしスカルオークもそれはわかっていて引きどころを誤らないファイト。
TMクローンズの息が整う間だけつなげばいい。こういう割り切りができていると強い。
そしてTMが再登場して腕ひしぎ、梅コブラの猛攻、ギブアップ寸前まで追い込まれた真田だったが、瀬戸田が懸命のカット。なおも続くピンチ、真田が渾身のハイキックでTMをたじろがす。こうなってはスカルオークが出てくるしかない状況。かさにかかって攻めるがTスカルオークも耐える。そしてもう一度TMにつなぐ。場内ため息。
瀬戸田懸命の攻め、ムーンサルトプレスは膝で迎撃されたが
「うあああああー!!」
ここで渾身のタイガースープレックス。Sオークがカットに入ろうとするが真田が阻止!
ワン、トゥ、スリ
キックアウトしようとしたTMクローンズだったが足の動き弱く、肩が上がらず無念の3カウントを聞いた。
えええええええええええええええ?
あのTMクローンズがSPZ所属選手に3カウントを許すのは久しぶり。これで全勝は消え、優勝争いはわからなくなってきた。
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第6戦大阪大会
Sスパルタン子○。Sカムイ(6点、ジャンピングキックからの片エビ固め 14.25)我那覇、藤田×(2点)
藤田一美の調子が相当悪い。ベテランでどこか痛めているのはわかるが。この日もスーパースパルタン子の飛び蹴り一発で3カウントを許すていたらくぶり、初戦金星のあと4連敗・・・・
瀬戸田○、真田(8点、スクラップバスターからの片エビ固め 15.13)グレトリ、フランチェスカ×(4点)
グレトリのストレッチプラムに真田がつかまる危ないシーンはあったものの、耐えきった真田が蹴って反撃し瀬戸田にスイッチ。あとは瀬戸田が攻め込みスクラップバスターで幕。瀬戸田組が4連勝で1敗をキープ
ウォリアー○、USA(8点、ウォリアーボムからの片エビ固め 12.11)アフロ×、マジソン(0点)
ウォリアー組も1敗を守った。アメリカ人らしい力任せの攻防が展開されたが、最後は変形のライガーボムのような技を披露したウォリアーが勝利。
TM○、Sオーク(8点、飛びつき腕ひしぎ逆十字 12.44)カレン×、ヘレン(4点)
TM組も1敗を守った。アッカ―マン姉妹の連携に惑わされたものの最後は分断に成功しTMが伝家の宝刀クローンズクラッシュでカレンの腕を持っていった。。。
ウルトラタッグリーグ、残り2戦の状況で瀬戸田組、ウォリアー組、TM組が8点で並ぶ展開。(続きます)
91年目12月 ウルトラタッグリーグ
第3戦はしゃちほこドーム大会
グレトリ○、フランチェスカ(2点、ストレッチプラム 16.54)カレン、ヘレン×(2点)
グレトリ組が初日を出した。アッカ―マン姉妹の連携攻撃を耐えてラフで対抗し、最後は4人が入り乱れる乱戦の中、グレトリがストレッチプラムを決めてヘレンからギブアップを奪った。
瀬戸田○、真田(2点、サソリ固め 11.12)アフロ、マジソン×(0点)
タッグ王者チームも初日を出した。外人組を危なげなく攻め込み、最後は瀬戸田が意外な技、サソリ固めでマジソンからギブアップ勝ち。
ウォリアー○、USA(4点、バックドロップからの片エビ固め 15.29)我那覇、藤田×(2点)
初戦でタッグ王者を破り最高のスタートを切った我那覇組だったが、この日は藤田が外人パワーにつかまってしまい、ローンバトルの末バックドロップに敗北・・・
「甘くないですね・・・」(藤田)
TM,Sオーク○(4点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 12.40)Sスパルタン子×、カムイ(0点)
TM組強い。即席タッグを問題にせず。最後は珍しく合体パイルをスパルタン子に決めて勝利。これで2連勝スタート。
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第4戦は九州ドーム大会。
グレトリ○、フランチェスカ(4点、ストレッチプラム 12.47)アフロ、マジソン×(0点)
外人対決を制したグレトリ組が2勝目を挙げた。荒っぽいファイトを得意とするEWAのヒールというふれこみだったが、シュートスタイルの実力も持っており、相手や場所に応じて使い分ける技量を持っていた。
スパルタン子○、Sカムイ(2点、アキレス腱固め 10.07)カレン×、ヘレン(2点)
即席タッグが初日を出した。アッカ―マン姉妹の連携をかき乱し乱戦に持ち込み、最後はカレンが足を痛めたのを見るやアキレス腱固めでひねってギブアップ勝ち。
瀬戸田、真田○(4点、合体パイルドライバーからの片エビ固め22.19)ウォリアー×、USA(4点)
アメリカンチームのパワフルな攻めに苦戦を強いられた瀬戸田組。それでも瀬戸田が行けるところまで行ってファイトし、あとを受けて出てきたクローザー真田が蹴りまくってウォリアーをぐらつかせ
「瀬戸田さん、いまです!!」
合体パイルをさく裂させ2勝目ゲット。タッグ王者の意地を見せた。
TM,Sオーク○(6点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 27.51)我那覇×、藤田(2点)
TM組3連勝。タッグマッチでも前面に立って2人まとめて始末すればいいんでしょと割り切った戦いぶり。我那覇藤田の2人を向こうに回しての大暴れ。やや時間はかかったものの最後はグロッキーに陥った我那覇を合体パイルで沈めた。
年末のウルトラタッグリーグ、当初の予想通りTM組が2連勝スタート。
(続きます)
WASの仕様上、タッグマッチは観戦すると長い。タッグリーグのリプレイは大変です。
体力を削ってもパートナーにつなげば逆転はあるし、シングルなら終わる場面でもカットプレーが決まれば終わらないし・・・・28試合のリーグ戦を全部見たらそれだけで3時間潰れる。通常の1シリーズの倍です。
最近は
・外人チーム同士の試合は非観戦にする
・所属選手の試合でも2敗を喫し優勝争いから脱落したチームの試合は見ない
のマイルールを設定していますが。
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91年目12月、恒例のウルトラタッグリーグ。
エントリーは下記の8チーム。
TMクローンズ、スカルオーク組
瀬戸田光、真田美幸組
我那覇愛、藤田一美組
スーパーカムイ、スーパースパルタン子組
カレン・アッカ―マン、ヘレン・アッカ―マン組
レディ・ウォリアー、スーパーUSA組
キラー・アフロ、エミリー・マジソン組
ウェラ・グレトリ&マリア・フランチェスカ組
所属選手からは3チームしか出られなかった。このへんSPZはまだまだ人材不足で、外人を多数招聘してタッグリーグ開催にこぎつけた。
第2戦はどさんこドーム大会
カレン、ヘレン○(2点、ラリアットからの片エビ固め 14.47)アフロ、マジソン×
アッカ―マン姉妹が連携を活かして初来日のマジソンを下して白星発進。
我那覇○、藤田(2点、ダブルインパクトからの片エビ固め 15.14)瀬戸田×、真田
優勝候補同士が初戦で激突。しかし藤田の調子がいまいち、真田に裏拳で殴られフラフラと・・・JOサイクロンを繰り出すも弱々しい。我那覇が懸命のフォローに入り、瀬戸田をジャーマンで投げてからなんと、
「藤田さん!!」
ダブルインパクト炸裂。思いもよらぬ神連携に瀬戸田光沈んでしまった・・・・タッグ王者まさかの黒星発進。
ウォリアー○、USA、(2点、バックブローからの片エビ固め 14.21)スパルタン子、カムイ×
「ドゥハハハ、欲野のおっさんと話をつけてスパルタン子を貸してもらえたぜこれで百人力だ」
スーパーカムイのパートナーをどうするかマッチメイク委員会は悩んだが、中瀬ピラニア案は力不足なので却下され、けっきょく怪奇派外人S・スパルタン子とタッグを組んでの参戦となった。しかしこの日はアメリカン強豪コンビに攻め込まれ苦しい戦い・・・連携も即席タッグだけあって多くは望めない。反撃の糸口をつかめぬままウォリアのバックブローに沈んだ。
TM○,Sオーク(2点、ティロフィナーレからの片エビ固め)グレトリ×、フランチェスカ
初来日のグレトリはEWAマットで鳴らした悪役だが、SPZ王者TMの前で存在感を残すことはできなかった。スカルオークもうまくフォローに徹していた。
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