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2016年4月19日 (火)

第2,078回 TMクローンズ、退勢の予兆

93年目4月

SPZとつながりのある奈良田忍者養成所から推薦があり、格闘術に適性のある忍者候補、笹山翠を預かることにした。とはいえ受け身の動作を習得させるため、4月は戸塚の道場でみっちり練習させることになった。

「旗揚げ92周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。

ドーム級の会場を回るビッグなシリーズ。集客のためメインイベントで世界最強と言われるマックス・カオスを起用し、SPZの実力派レスラーを順繰りにあててゆくマッチメイクを行った。

第3戦仙台大会のメインはあばしりタッグ戦。王者我那覇愛、川端明子に対するは、スーパーUSA,ウェラ・グレトリの中堅外人コンビ。
「これで決める!」
我那覇のレッグラリアートはカットに阻まれた。そして川端が相手チームにつかまる。なんとかしのいで我那覇にスイッチするも、グレトリもここが踏ん張りどころとフェイスクラッシャー。最後は4人がう入り乱れる攻防の中、合体パワーボムでUSAを追い込んだ王者チーム、最後は我那覇がジャーマンでUSAを投げ、29分48秒、初防衛に成功。

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シリーズ第7戦、九州ドーム大会ではSPZタッグ戦が組まれた。王者TMクローンズ、スカルオークに対するは瀬戸田光、真田美幸。先月のさいたまで時間切れドローに終わったので決着戦が組まれた。

「ウォォン!!」
スカルオーク、持病の腰痛でコンディションがよくないなか懸命のファイト。しかし長期戦で息が乱れてしまい、ついにTMに後を託さざるをえなくなりコーナー下でのびてしまった。懸命に孤軍奮闘したTMだが、かわるがわる攻め込まれては万事休す。最後は39分48秒、真田のコンビネーションキックにTMが3カウントを許した。

「よっしゃー、TMさんを沈めたぜ!!」

真田美幸、タッグベルト奪還よりもあのTMクローンズから3カウントを取ったことがうれしかった様子。

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は下辻かすみVSパーシー町田の前座定番カード。なんと今回の対決は下辻が攻め込み、タックルでなぎ倒し、起き上がったところをドロップキック。先輩越えの期待が高まったが、パーシー町田がここでサソリ固め、懸命にこらえた下辻だったが、14分50秒ついにギブアップ。

第2試合はスカルオーク、中瀬ピラニア、中神朝香VSウェラ・グレトリ、ドット・ネルソン、ミス・マスカレードの6人タッグマッチ。地方興行ではTMと組んでメインの6人タッグなどに出ている3人だが、やはりこの3人だけで出ると外人組の攻勢にタジタジ。そして最後は中神朝香がつかまってしまい、ネルソンのパイルドライバーに沈没。勝負タイム27分0秒

第3試合は川端明子、ファンシー長沢VSブラック・ジョーカー(初来日)、モリエス・ビーストのタッグマッチ。
「アラララタナララ!」
よくわからないチャントを叫んでから攻めるモリエス、そしてブラックジョーカーもラフファイトを交えながら追い込んでゆく。最後は掌底をさく裂させ、ファンシー長沢から3カウントを奪った。勝負タイム23分49秒。その試合が終わると休憩。

休憩明けは橘みずき、ハチェマレ・ジニアスVSマックスカオス、スーパーUSA。懸命に攻め込んでいったジニアスだったが、マックスカオスは余裕の表情で受けきり、ラリアット一撃でジニアスを仕留めた。勝負タイム13分6秒。

セミファイナルはタッグマッチ。瀬戸田光、真田美幸VS我那覇愛、スーパーカムイ。実力者4人の激突に場内沸いたが、最後はタッグ王者チームが分断作戦に成功し、真田が我那覇愛をハイキックで仕留めた。勝負タイム17分48秒。

メインイベントはSPZ戦、王者ペルフェクタに対するは、TMクローンズ。

2月に不覚を取ったTMクローンズ、ベルト奪回なるかというカード。しかしTMクローンズ、体調でも悪いのか攻め込まれるシーンが目立つ。いつものようなグラウンド地獄に持ち込めないのだ。それでもニーアタックで手数を返すが、ペルフェクタもミサイルキック、延髄斬りの猛攻。そしてフランケンシュタイナー。これであっさり3カウントが入ってしまった。

えええええええええ?

あの無は敵を誇ったTMクローンズがこの短期間で同じ相手に2連敗を喫してしまうとは・・・場内どよめき。勝負タイム19分35秒。

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