第2,081回 あきらめず、欲張らず
第2戦は松江大会。この日はAブロック公式戦2試合のみ。
中神(4点、コブラツイスト 8.57)P町田(0点)
中神朝香、順当に2勝目。頃合いを見てコブラツイストで絞り上げて快勝を収めた。
「あと二つ、あきらめず欲張らずやるだけですわ」(中神)
橘(2点、フライングニールキックからの片エビ固め 20.17)我那覇(2点)
Aブロック注目のカードが松江で組まれた。元SPZ王者の我那覇にどう橘が向かって行くかが焦点の試合。しかし我那覇も出戻りの選手にやられるわけにはいかないとパワーボム、タイガードライバーの猛攻。しかしこれで仕留めきれないのがいまの我那覇。ニールキックをもろに食らい苦しい表情。そしてドラゴンスクリューを挟んで、2発目のニールキックで我那覇やられてしまった・・・・
「やられたよ。自分に勝つとはなかなかだな。」(我那覇)
************************
第3戦鳥取大会。この日もAブロックリーグ戦。
金井(2点、ジャーマンSH 13.43)P町田(0点)
金井美香初白星。格下のパーシー町田をさして問題にせず、得意のジャーマンで3カウントを奪った。
橘(4点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 14.02)中神(4点)
すでに2勝を挙げている中神だが、残りの対戦相手は橘みずき、我那覇愛と難敵が続く。中神朝香、ここはなんとかとっておきたいと考え寝かそう寝かそうとするが橘もそれはわかっていて意識して飛び技を多く繰り出してくる。息詰まる攻防が続いたが、橘の掌底が入り中神ぐらつく。そこへノーザン、フランケンシュタイナーの猛攻を浴びせた橘がこの試合を制した。
***************************
第4戦は神戸大会。
橘(6点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 7.39)P町田(0点)
橘みずき、相手のサソリ固めを受けきって、最後はフランケンシュタイナーで華麗に押さえ込んで3カウント。これで3勝目を挙げ、本大会出場へ大きく近づいた。パーシー町田、去年に続いて予選会全敗でリーグ戦を終えた。
我那覇(4点、レッグラリアートからの片エビ固め 18.41)金井(2点)
1敗同士の対戦、負けたほうが脱落を意味するカード。ここは踏んばらねばと考えた我那覇がイニシアチブを取って攻めてゆくが、金井も悲願の本大会進出へ向けてエルボーを打ち込んでゆく。そして「結構痛い」レッグドロップを連発で落とす。
(落ち着いて、落ち着いて・・・いこう)
我那覇、ロープに振られてからうまく背面トペで潰す切り返しを見せる。しかし金井も勝負をかけてきてバックドロップ2連発!これで我那覇も表情を変え、伝家の宝刀レッグラリアートを叩き込んで3カウントを奪った。この結果、ここまで3勝0敗の橘みずきの予選会通過がいちはやく確定。
Aブロックの残り公式戦2試合は最終戦で行われる。
« 第2,080回 激戦区な予選会 | トップページ | 第2,082回 自分も、ヤキが回ったなあ・・・ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント