第2,111回 94年目6月さいたま決戦
94年目6月 バトルアトランティスシリーズ
シリーズ最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合はパーシー町田VS滝翔子。前座要員の扱いをされ、今年は予選会にエントリーすらされなかったパーシー町田、今日の相手はデビュー2シリーズ目の滝なので余裕を持ってファイト。終始押し込んで、最後は相手の息切れを待っての強烈なタックルで倒して3カウントを奪って終了。勝負タイム13分34秒、パーシー町田が先輩の貫録を示した。
外人同士のシングルマッチを挟んで、
第3試合に早くも瀬戸田光が登場、この日はSASAYAMAとタッグを組んで、ダークネスシブリン、モリエス・ビーストのあばしり王者コンビと対戦。
「カード編成の都合とはいえ前半・・・」
プライドを少し傷つけられた瀬戸田光、外人2人を向こうに猛然と攻め込み、最後は裏投げの連発でシブリンを仕留めた。勝負タイム12分59秒。
***********************
休憩前第4試合は予選会Bブロックリーグ戦。
中神(4点、ストレッチプラム 15.01)下辻(0点)
予選会突破のためには勝たなくてはならない中神、とにかくグラウンドでじわじわと攻め込み弱らせて、ストレッチプラム!
「あ、が・・・」
一度はロープに逃げられたが、再度リング中央に引きずって行ってもう一度ストレッチプラム!たまらず下辻はギブアップ。
橘(6点、フライングニールキックからの片エビ固め 24.52)スカルオーク(2点)
予選会突破のためにはもう勝つしかないスカルオーク、長身を生かしたDDTで追い込む。しかし橘もドラゴンスクリューで反撃、どちらに転ぶかわからない試合となったが」、パイルドライバーを2で返した橘がノーザンで反撃し、伝家の宝刀フライングニールキックでなぎ倒し、3カウント奪取。
橘みずき、タッグ王者の面目を保ち1位通過を決めた。前の試合で勝った中神朝香も2位通過。スカルオークは無念の敗退。
*************************
その試合が終わると休憩。
休憩後からは予選会Aブロック最後の2試合。とはいっても通過者と敗退者はもう既に決まってしまっている。
中瀬P(2点、タックルからの片エビ固め 26.03)金井(0点)
残念ながらSPZクライマックス出場はならなかった2人が休憩後の位置でシングル激突。この試合は勝負どころでピラニアンキックを2連発で叩き込んだ中瀬が優位に立ち、逆エビを挟んで3度目のピラニアンキック、これはロープに救われたが、ならばとタックルでなぎ倒して3カウントを奪った。金井美香、まさかの予選会0点に終わった。
F長沢(6点、エルボーからの片エビ固め 17.0)Sカムイ(4点)
Aブロックの1位通過をかけたこの試合を制したのはファンシー長沢、裏投げ連発でペースをつかみ、最後は頭を打って非力となったスーパーカムイをエルボーでなぎ倒し、元SPZ王者のスーパーカムイから3カウントを奪った。
セミファイナルはドリームタッグマッチ。ラ・ペルフェクタ、ハチェマレ・ジニアスVSブランズ、ジェイジェイ・コーディの豪華顔合わせ。
しかしこの試合はジニアスが早々に分断作戦にはまってしまい、ブランズのジャーマン、パイルドライバーに力尽きた。勝負タイム13分27秒。
*************************
埼玉大会メインイベントはSPZ戦、王者TMクローンズに対するは元王者の真田美幸。TMには分がいいのでこのたび挑戦者に選ばれた。
(ピークを過ぎたとか言われているが、関節を持っていかれたら終わり、早めに蹴りつぶすしかないか)
とにかく手数を返してTMにペースを作らせない戦法に出た真田、速めにヘッドショットキック、そしてタイガードライバー。しかしTMも飛びつき腕ひしぎ、しかし真田は即座に体をよじって振りほどく。このあたり何百回も練習した動き。これが極まらないとなると苦しい。なおも腕関節を狙って行ったTMだが極めきれない。そして真田が裏拳、タイガードライバーの猛攻。
「これで終わりだ!!」
真田、意外な大技ラリアット!これでTMをなぎ倒し、上に乗って3カウント奪取。勝負タイム54分30秒、真田美幸がSPZベルトを奪還した。
« 第2,110回 94年目6月のSクラ予選会 | トップページ | 20160625晴れた日は暑いけど »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント