第2,118回 94年目9月 ウルトラソウルシリーズ
94年目9月
「ウルトラソウルシリーズ」開幕。四国各地を回るシリーズ。
最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合は滝翔子VS下辻かすみ。負傷欠場明けの下辻だが、新人の滝を攻め込み、最後はミサイルキックでなぎ倒して勝利。勝負タイム8分14秒。
第2試合はSASAYAMA VS モリエス・ビースト。
「アラララタナララ!」
謎のチャントを叫んで場内のどよめきを誘うモリエス。入社2年目のSASAYAMA、懸命に応戦していったが、息切れたところでDDTを連発で食らってしまい終了。勝負タイム10分53秒。
外人同士のシングルマッチを挟んで、休憩前は金井美香、パーシー町田VSスカルオーク、中瀬ピラニアのタッグマッチ。中瀬ピラニアが容赦のない打撃を叩き込む。
最後はピラニアンキック、ハイキックと危険な蹴りを連続で叩き込んで金井を沈めた。勝負タイム13分5秒、その試合が終わると休憩。
休憩明けはファンシー長沢、瀬戸田光が登場し、ラ・ペルフェクタ、アルル・ペレスと対戦。
ベテランの瀬戸田、Sクラでシード権を失い、この日も外人勢の素早い攻めに苦しむ。それでも懸命に応戦し、パートナーのファンシー長沢につなぐ。しかしペルフェクタは世界の一流選手、動き一つ一つが華麗だ。ファンシー長沢、バックドロップもフォールは取れず。最後は4人が入り乱れる状況下、ダブルインパクトをペルフェクタに決めたF長沢と瀬戸田が勝利。勝負タイム25分38秒のいい試合。
セミ前は中神朝香VS橘みずきのシングルマッチ。
先月のSクラ公式戦で30分時間切れに終わった試合の再戦。中神が徹底的に橘の左腕を攻めていったが、橘も要所要所で反撃。そして意外な大技裏投げ!しかし中神も組みついてニーリフト!双方大ダメージを負った試合、最後は中神が新技、マックスペインを公開したが橘も耐えきって、またも30分時間切れドローとなった。
セミファイナルはスペシャルタッグマッチ。
TMクローンズ、スーパーカムイのタッグ王者チームが、ジェーン・ブランズ、カレン・アッカ―マンと対決。久々来日のカレン・アッカ―マン、EWAマットでスターダムにのし上がり、風格をまとっていた。ブランズはレスリング名門一家らしく堂々の攻めを見せ、スーパーカムイをキャプチュードで投げつける。しかしTMも飛びつき腕ひしぎ、しかしアッカ―マンがカット。あとはブランズが猛然と攻め、なんとキャプチュードで18分30秒、TMクローンズから3カウント奪取。
そのあとメインイベント。王者真田美幸に対するはSクラ優勝者の、ハチェマレ・ジニアス。
「なんとしてもベルトを守り抜く」
しかし真田が蹴ろうにもことごとく空振り、もしくはガードされ有効だが繰り出せない。それでも流れの中で超SPZキックを繰り出しジニアスをなぎ倒す。しかしジニアスもSTO,ジニアスダイブの猛攻。真田返す。ならばとジニアス、ジャーマンを狙うも真田前方回転エビに切り返す。しかし先に起き上ったジニアス、狙い澄ましたシャイニングウィザード!!
ワン、トゥ、スリ
これで3カウントが入った。王座移動。勝負タイム「26分13秒、ジニアスがSPZ王座を奪還した。
« プロレス技シリーズ100 シャイニングウィザード | トップページ | 第2,118.5回 次の道へ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント