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2016年10月12日 (水)

第2,142回 真田美幸、瀬戸田光、ベルト奪取

95年目11月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。

シリーズ第4戦宇都宮大会である意味衝撃的なカードが組まれた。あばしりタッグ戦、王者スーパーカムイ、シャイニングカムイに対する挑戦者は、元SPZ王者の真田美幸、そして瀬戸田光。SPZ世界タッグベルト戴冠経験のあるチームがあばしりに鞍替え挑戦というケースはおそらく団体始まって以来のこと。

瀬戸田光、ものすごいタイガースープレックスでスーパーカムイを追い詰める。あわててシャイニングカムイがでてくるが、はっきりいって挑戦者2人の相手にはまだまだ役不足。瀬戸田の裏投げをまともにくらってやられてしまった。勝負タイム28分34秒、これで3カウント。瀬戸田光・真田美幸組があばしり王者に輝いた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

しかし試合後、新王者の2人はベルトを受け取るや、それを手に持ったまま、無言で控室に消えた。世界タッグ王者にまでなったこの2人にとって、いまさらあばしりベルトを獲ったからと言って、喜ぶには値しない・・・という彼女らなりの矜持があったのか。

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そして最終戦は横スペ大会。

第1試合はシャイニングカムイVS滝翔子。同期のパンサー理沙子はすでに先月勝っている相手だけに、シャイニングカムイとしても負けられない試合。しかし滝翔子のミサイルキックをまともに食らって劣勢を強いられ、最後はネックブリーカーの前に3カウントを許した。勝負タイム9分24秒。シャイニングカムイ、初白星が遠い。

第2試合はパンサー理沙子VSパーシー町田のシングルマッチ。パーシー町田がドラゴンスクリューを連発してパンサー理沙子の動きを止めにかかったが、パンサー理沙子も見事なブリッジのフロントスープレックス。

(ただの新人のレベルやない)
サソリ固めでギブアップを迫ったものの耐えきったパンサー理沙子、アームホイップからの押さえ込みで3カウント奪取。勝負タイム13分24秒、パンサー理沙子がまたも先輩終え。

第3試合はスカルオーク、中瀬ピラニアVS橘みずき、下辻かすみのタッグマッチ。前半の試合に回された橘みずき、少しムッとした表情でファイト。しかし負傷欠場明けのスカルオークもしっかり体を作ってきており、パイルドライバーで橘苦悶の表情。下辻もバックドロップで存在感を見せたが、最後はつかまってしまい、スカルオークのパワーボムをまともに食らって22分27秒、敗北。その試合が終わると休憩。

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休憩後、外人同士のタッグマッチを挟んで第5試合は真田美幸、瀬戸田光VSブルー・ポンヌッフ、レッド・ポンヌッフのタッグマッチ。トップグループからは外れたもののあばしりタッグ王者としてもうひと花咲かせようというベテランの2人、この日は真田の蹴りが的確にヒットしまずハイキックでブルーポンヌッフを戦闘不能に追いやり、残ったレッドを集中砲火。しかしレッドも予想外の粘りを見せてブルーが回復するまで粘り、合体パイル、合体パワーボムで真田を追い詰める。最後は4人が入り乱れる乱戦の中、DDTを決めた瀬戸田がレッドポンヌッフから3カウント奪取。勝負タイム26分49秒の激戦。

セミ前第6試合は中神朝香対SASAYAMAのシングルマッチ。シングルでは目立った実績のないSASAYAMA,セミ前に抜擢されたはいいが、さしていいところなく、中神のストレッチプラムに捕らえられギブアップ負け。

セミはスーパーカムイVSペルフェクタのシングルマッチ。馬力ならスーパーカムイなのだがペルフェクタはスピードと世界の一流選手ならではの経験がある。しかしなんとか双方大ダメージを負った状況下、ペルフェクタが強引にジャーマンを狙ったところを前方回転エビに切り返したスーパーカムイが13分11秒、勝利。

そしてメインはSPZ戦、2強今年最後の激突、ハチェマレ・ジニアスVSファンシー長沢。

もう両者の力に差はない。どちらが先に大ダメージを与えて主導権を握るかが焦点のこの試合、例によってフロントスープレックス乱発で流れを作るF長沢、そして裏投げ。しかしジニアスもニーアタック、ネックブリーカーで手数を返す。ファンシー長沢、組みつくと見せかけてのジャンプして延髄斬り。よろめくジニアスだが倒れない」。ニーアタックをぶち込む。しかし長沢も起き上がってエルボー。

「く、この、」
ジニアス、強引にニーアタックを狙ったのか、ロープへ振った、しかしファンシー長沢、ロープの反動を利して飛んで、背面トペで押しつぶした。
わん、とぅ、スリ

24分54秒、これで3カウントが入った。王者が2度目の防衛に失敗。ファンシー長沢がSPZ王者に返り咲いた。

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