第2,144回 95年目12月ウルトラタッグリーグ(2)
第3戦は大阪大会。
真田、瀬戸田○(2点、DDTからの片エビ固め 9.08)ストゥーナ×、バッドローズ(0点)
真田組が初白星。長年培った連係でストゥーナを追い込み、DDTで手堅く仕留めた。
F長沢○、SASAYAMA(4点、DDTからの片エビ固め 13.11)Bポンヌッフ×、Rポンヌッフ(2点)
会場人気が出てきたポンヌッフスの2人。前衛的なデザインの覆面と、そこそこの実力を持っておりある程度はハイスパートレスリングにも対応できるので場内をどよめかせる。しかしこの日も長沢が出ずっぱり出ずっぱり。ポンヌフッスの2人をまとめてやっつけた。これで連勝スタート。
Sカムイ○、中神(4点、合体パワーボムからのエビ固め 18.13)ジニアス×、橘(0点)
二人がかりの攻撃を多用したタッグ王者チームが2連勝、さいごはなんとジニアスを集中攻撃して合体パワーボムでジニアスからフォール勝ちをおさめた。ジニアス、一昨日の担架搬送が尾を引いているのか、まさかの2戦連続フォール負け・・・
ペルフェクタ○、モリエス(2点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 13.0)ジャニス、アッカ―マン×(2点)
SPZマットでは珍しい外人同士のメインイベントは、ペルフェクタが得意のムーンサルトをカレン・アッカ―マンに決めて、常連外人の面目を示した。
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第4戦は広島大会。
真田○、瀬戸田(4点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 23.33)Bポンヌッフ、Rポンヌッフ×(2点)
真田組が2勝目。ポンヌッフ組の連携に手こずったものの、最後は動きの落ちた相手を落ち着いて仕留めた。
ペルフェクタ○、モリエス(4点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 9.24)ストゥーナ、バッドローズ×(0点)
外人対決を制したペルフェクタ組が2勝目。
F長沢、SASAYAMA○(6点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 15.41)Sカムイ、中神×(4点)
例によってファンシー長沢が出ずっぱりで攻め込むが、スーパーカムイも強烈なエメラルドフロートで大ダメージを与える。こうなってくるとSASAYAMAが出ざるを得ない。しかしそれまでの15分弱の激戦で中神朝香の息は上がっており、それを察したSASAYAMAが冷静にフランケンシュタイナーで押さえ込んだ。タッグ王者チームも撃破したF長沢組、まさかの3連勝スタート。
ジニアス○、橘、(2点、合体パワーボムからのエビ固め 14.17)ジャニス、アッカ―マン×(2点)
「ジャニスさんとは以前にやったことあるんですけどね・・・」
遠い目で語る橘みずき。アメリカマットを転戦していた時、TV収録用の試合で負け役をこなしたことがあり1分でジャニスにつぶされる役だったらしい。
懸命にジャニスに食らいついて行ったジニアスだが、パワースラムの破壊力はもう交通事故クラス。それでもジニアスダイブを繰り出すなど懸命のファイト。そしてアッカ―マンが出てくるやニーアタック、ラリアット、合体パワーボムとイッキの攻めでアッカ―マンを潰した。鳴り物入りで参戦したジャニス組、早くも2敗目を喫し、優勝戦線から遠ざかった・・・
95年目のウルトラタッグリーグ、F長沢組が3連勝スタートと快走。
(続きます)
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