第2,155回 96年目6月Sクラ予選会2
96年目6月、恒例のSクラ予選会。
第5戦和歌山大会からはBブロックのリーグ戦が開始。
SASAYAMA(2点、フランケンシュタイナーからのエビ固め 15.45)シャイニングカムイ
スピードに勝ったSASAYAMAが優位に立ちフランケンシュタイナー、2連発で勝利を収めた。
中瀬P(2点、ノーザンライトSH 9.07)下辻
昨年果たせなかった「Sクラ1勝」のためには、まず予選会を勝ち上がらないといけない。この日は下辻の技をいくつか受けるや蹴りまくって反撃開始、最後はノーザンを決めて3カウント奪取。
第6戦は大津大会。
中瀬(4点、ピラニアンキックからの片エビ固め 12.16)シャイニングカムイ(0点)
勝てば少なくともBブロック2位以内が確実となる中瀬ピラニア。
(あっちのブロックから2位に回るのはおそらくスカルオークさん。中神さんの1位通過は鉄板だから、この試合に勝てば本大会は堅い)
試合後半、ドラゴンスリーパーにつかまるなど危ないシーンもあったが、なんとか脱出し、上段蹴り、ピラニアンキックとたたみかけて3カウント奪取。
第7戦は長野大会。
SASAYAMA(4点、DDTからの片エビ固め 10.31)下辻(0点)
SASAYAMA、快勝。ミサイルキックはかわされたものの、あわてずニーアタックを叩き込んで弱らせ、DDTでトドメ。流れるような攻めで2勝目ゲット。
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そして最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合は堀咲恵VSパーシー町田。先シリーズデビューしたばかりの堀咲恵、第1試合で連敗を喫し続けている。この日もパーシー町田に一方的に攻め込まれ、最後は強烈なチョップ一発でなぎ倒されてフォール負け。勝負タイム6分14秒。
外人同士のタッグマッチのあと、予選会Bブロック最後の2試合。
シャイニングカムイ(2点、ドラゴンスリーパー 12.19)下辻(0点)
予選会突破の望みがほとんどなくなった両者の一騎打ちはシャイニングカムイ、最後に予選会1勝。サソリ固めからドラゴンスリーパーへつないでギブアップ勝ち。
「そんな・・・」
下辻かすみ、3年連続予選会0点という不名誉な記録。
中瀬(6点、ピラニアンキックからの片エビ固め 16.34)SASAYAMA(4点)
勝ったほうが本大会出場権を得る一戦は打撃を的確に入れた中瀬が優位に立ち、ピラニアンキックを叩き込んでぐらつかせる。その状態でフランケンシュタイナーで反撃したSASAYAMAもさすがだが、2発目のピラニアンキックを決めた中瀬が勝利。
「よっし。本大会いただき。あとはSクラでも勝つだけ」(中瀬)
この結果Bブロックは、1位通過の中瀬ピラニアが本大会出場を決め、2位のSASAYAMAが来月のプレーオフに回ることになった。
休憩後、Aブロックリーグ戦の残り2試合。
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