第2,158回 96年目のSPZクライマックス(1)
96年目8月
恒例のSPZクライマックス。出場者は以下の8名
◆真田美幸(23)7年連続7度目の出場
第93回大会優勝
「こういうシングルのリーグ戦は何が起こるかわかりませんので・・・蹴りまくってかき回したいと思います」
◆瀬戸田光(24)8年連続8度目の出場
「さすがに来年は無いと思いますので、悔いの無いよう、1試合1試合死力を尽くしてやります」
◆スーパーカムイ(年齢不詳)7年連続7度目の出場
「さあSPZの暴力パーティーの始まりだ!!全員エメラルトフロートで撃沈してやるぜ!」
◆ハチェマレ・ジニアス(年齢不詳)4年連続4度目の出場
第94回大会優勝
「他のメンツとはレェベルが違います。SPZの二流レスラーどもをさくっと処理して、優勝賞金を頂きまーす」
◆ファンシー長沢(19)3年連続3度目の出場
第95回大会優勝
「全員倒して優勝賞金をもらって、ベイサイドホテルのバンケットルームで大宴会をやりたいと思います」
以下は予選会勝ちあがり組。
◆中瀬ピラニア(21)2年連続2度目の出場 Bブロック1位通過
「自分の持ち味は打撃。蹴って蹴って蹴りまくって、シード権目指して頑張ります」
◆中神朝香(20)3年連続4度目の出場 Aブロック1位通過
「この大会で順位を上げれば、ファンの皆さんや運営の方々の見方を変えることができると思うので、結果を出しに行きます」
◆SASAYAMA(年齢非公開)初出場
「・・・・・・・求める物は勝利。それだけ。」
2戦目の札幌から地獄のリーグ戦がスタート。
瀬戸田(2点、裏投げからの片エビ固め 20.15)中瀬P
太もものテーピングが痛々しい瀬戸田。完治しないままリーグ戦に強行出場。
「なんとしてもSクラで1勝を・・・」中瀬ピラニア、公式リーグ戦で勝ったことがない。そして今日の相手は手負いの元トップグループ。
(もう昔の瀬戸田さんじゃない。普段やっていることをそのまま出せば勝てる)
掌底をガンガン入れて行って、ふらついたところを組みついてノーザンで投げる。先手先手と攻めた中瀬Pが優位に立ち、ハイキックで追い込む。しかし瀬戸田も裏投げで反撃。一度は返されたものの続けざまにもう一発」。これで中瀬は無念の3カウントを聞いた。
Sカムイ(2点、白い絶叫からの片エビ固め 19.52)中神
マックスフォースの実力者同士の対戦。中神はいつものように腕関節を取っていくファイト。しかしスーパーカムイもタイガードライバーで応戦。しかし2発目のタイガードライバー狙いはリバースで返した中神。しかしカムイもう一度タイガードライバーを仕掛けて今度は力づくで決めた。これで中神の動きが止まった。
「ウラァー」
ここでエメラルドフロート発動。懸命にロープを握ってフォールを阻止した中神だったが、スーパーカムイ攻撃の手を緩めず白い絶叫!これで3カウントが入った。
ジニアス(2点、ジニアスダイブからの片エビ固め 11.14)真田
優勝候補の対抗と目されていたハチェマレ・ジニアス。初戦は元SPZ王者の真田美幸と激突。エルボーの打ち合いでも一歩っも引かず、ショルダータックルで先輩を弾き飛ばす。いつの間にか両者の力関係はここまで開いてしまった。最後は真田のお株を奪うキック乱打でなぎ倒してのジニアスダイブで完勝。
F長沢(2点、裏投げからの片エビ固め 11.41)SASAYAMA
2連覇を狙うファンシー長沢、この日はタッグパートナーのSASAYAMAとの対戦。しかしF長沢、タッグパートナーだろうが容赦せず、問答無用の大技攻勢でSASAYAMAを下した。
第96回SPZクライマックス。栄光を手にするものは誰ぞ。
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