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2016年11月17日 (木)

第2,160回 96年目のSPZクライマックス(3)

第5戦は九州ドーム大会。

真田(3点、時間切れ引き分け)中瀬P(1点)

今日負けてしまうと残りの対戦相手からいってSクラ初勝利が絶望的になってしまう中瀬ピラニア。先輩の真田相手にぶつかっていったが、まだ一発の重さは真田に分がある。
(真田さんがぐらつくまで、打撃入れてくしかない・・・)

ノーガードの打撃戦はまずいと判断したか、真田、組みついてタイガードライバーか何かを狙ったが、リバースに切り返される。しかし急場しのぎにフロントスープレックス。さすが元SPZ王者、ここぞという時の対応力はある。
「うわーっ!」

中瀬P、死力のピラニアンキック、これで真田が倒れた、しかしカウントは2、ならばとレッグドロップ、しかし真田は返して
「遊びはもう終わりだ」

超SPZキック炸裂!やはり一発の重さが段違いだ、しかし中瀬P、砕けそうな意識を繋ぎ止めロープへ、残り時間がほとんどない中スリーパーに捕らえる真田、もみあっているうちに時間切れのゴングが鳴った。

「ゼ、ゼェ、ゼェ・・・」
中瀬ピラニア、Sクラ公式戦11試合目で、初めて「勝ち点1」をゲット。しかし目標とした初勝利を手に入れることはできなかった。

(これが、Sクラの重さ・・・)
中瀬ピラニア、沈痛な表情で引き揚げた。

Sカムイ(4点、フィッシャーマンバスターからの片エビ固め 18.16)瀬戸田(2点)

この試合はパワーに勝るスーパーカムイが暴れまわり、バックドロップで優位に立つ。しかし瀬戸田もタイガースープレックス!これで目の色が変わったスーパーカムイ、タイガードライバーしかし瀬戸田返して裏投げ!!どちらに転ぶかわからなくなったが、先に起き上ったスーパーカムイがおきて破りのタイガースープレックス。これは気力だけで返した瀬戸田、しかしスーパーカムイ、エメラルドフロート炸裂!これも無意識のうちにギリギリで返した瀬戸田だったが、スーパーカムイ、トドメのフィッシャーマンバスター!これで3カウントが入った。スーパーカムイ、星を2勝2敗の五分に戻した。

ジニアス(8点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 9.01)SASAYAMA(4点)

最近タッグタイトル戦で良くあたっているこの2人だが、シングルマッチでは実力はジニアスがはるかに上をゆく。余裕を持って追い込んだジニアス、ラリアットで吹き飛ばしてシャイニングウィザードでトドメ。

F長沢(8点、裏投げからの片エビ固め 8.40)中神(2点)

「マックスペインにさえ捕えれば勝ち目はあります」
前SPZ王者のファンシー長沢相手に一発狙って行った中神だが、マックスペインに捕らえる前にF長沢の大技攻勢にグロッキー状態で、あわててマックスペインを仕掛けるもロープに近すぎる。そして長沢が3度目の裏投げ!これで3カウントが入ってしまった・・・

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第6戦は名古屋しゃちほこ大会
Sカムイ(6点、白い絶叫からの片エビ固め 25.47)真田(3点)

ここまで1勝1分け2敗と星の上がっていない真田美幸がスーパーカムイと対戦。シード権確保のためにもここは取っておきたかったが、スーパーカムイの馬力に対応できなかった真田、徐々に追い込まれていってしまう。
「これで終わりだ!」

それでも超SPZキック、裏拳で追い込んだがスーパーカムイもカウント2で返して、エメラルドフロート炸裂。これは意地だけで返した真田だったが、スーパーカムイ今度は白い絶叫。真田美幸轟沈。これでシード権確保のためには残り2戦を勝つしかなくなった。勝ったスーパーカムイは白星先行。

中神(4点、ストレッチプラム 17.22)SASAYAMA(4点)

スピードならSASAYAMAだが、中神にはレスリングセンスがある。お互いの持ち味が良く出た一戦は中神が執拗な逆片エビ固めで優位に立ち、DDTで追い詰める。SASAYAMAもフランケンシュタイナーを繰り出すなど見せ場は作ったが、中神、満を持してリング中央でストレッチプラム!たまらずSASAYAMAはギブアップ・・・

ジニアス(10点、フライングニールキックからの片エビ固め 11.26)中瀬P(1点)

団体トップのジニアスと、メインやセミに出てきても6人タッグで最初にコールされる立場の中瀬ピラニア。力の差は歴然としていたカード。ジニアスがいつものように粛々と攻め込んでゆく。中瀬もピラニアンキックで見せ場は作ったが、ジニアスも反撃に転じ、ジニアスダイブ、一度は返す粘りを見せたが中瀬、しかしジニアス2発目のジニアスダイブ!しかし中瀬Pこれもギリギリで返した。ならばとジニアス、中瀬が起き上がってくるのを待ってフライニングニールキックでなぎ倒し、3カウントを奪った。中瀬ピラニア、4敗目を喫し予選会行きが濃厚となった。

F長沢(10点、DDTからの片エビ固め 10.56)瀬戸田(2点)

(今の自分にできることを長沢さんにぶつけよう・・・)
試合はファンシー長沢合邦的に攻め込む展開となった。瀬戸田光ただやられるだけ!場外に逃げた瀬戸田だったが追ってきて場外裏投げを食らってしまう。リングアウト負け寸前にリングに戻った瀬戸田だったが待っていたのは2度目の裏拳、懸命に返した瀬戸田だったが、ネックブリーカー、DDTの波状攻撃に屈した・・・瀬戸田光も4敗目を喫し予選会行きが濃厚となった。

第96回SPZクライマックス。ジニアスとF長沢がともに譲らず5連勝。シード権争いはまだわからない状況。

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