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2016年12月21日 (水)

第2,174回 96年目3月 いったい私はいつまで

96年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。

第4戦宇都宮大会メインはあばしりタッグ戦。王者中瀬ピラニア、スカルオークに対するは真田美幸、下辻かすみ組。本隊側のやられ役要員で頑張ってきた下辻にあばしり挑戦のチャンスが与えられた。そのパートナーが元SPZ王者の真田美幸というのも異例。
「まあこれは下辻ちゃんの育成マッチメイクだと思うよ。自分があばしりに格落ちになったとは思わんようにする」(真田)

しかし真田の重いキックの威力は健在。中瀬ピラニアにもろに入り、グロッキーに追い込む。こうなっては最古参のスカルオークが矢面に立つしかない。
(いったい自分はいつまで頑張ればいいんだ)

スカルオーク、長身を生かしたDDTを真田に決める。下辻かすみ、見事なバックドロップでスカルオークのガタイを投げ切る。そして逆片エビ!!
(腰が悪いの知ってんだろ・・・)

怒ったスカルオーク、頭突きで反撃して中瀬にタッチ。しかし下辻かすみ、得意のノーザンを決めるも中瀬2で返す。
「下辻、連携だ!」
これでふらついた中瀬へ真田が指示を出しての合体パイルドライバー。頭に強烈な攻撃を受けてしまい、中瀬ピラニアは無念の3カウントを聞いた。勝負タイム36分22秒、下辻かすみがはじめてベルトを巻いた。

第7戦幕張大会が地震の影響で中止。

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最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合は堀咲恵VSパーシー町田。地方でも頻繁に組まれている前座の定番カード。入社1年を迎え、体つきもレスラーっぽくなってきている堀が最近は地方でもこのカード勝ち始めている。この日も初公開のタイガードライバーでP町田をグロッキーに追い込む。しかしパーシー町田もサソリ固めで反撃。双方フラフラとなったオープニングマッチ、エルボーの連発でひるませてからの2発目のタイガードライバーが炸裂。これで大会場で初めて堀が先輩のパーシー町田に土をつけた。勝負タイム14分48秒。第1試合から熱戦で場内拍手。

第2試合はスカルオーク、滝翔子VSデュエット・ネルソン(初来日)、アルル・ペレスのタッグマッチ。一週間前の宇都宮であばしりベルトを失ったスカルオーク、動きに精彩を欠き外人チームに攻め込まれてしまう。初来日のデュエットはあまりいいところがなく手探りのファイト。その分は常連外人のペレスがきっぷのいい攻めを見せる。しかし勢いよく突っ込んだところを捕らえられスカルオークのDDTを食らってしまう。

しかしそれでも必要以上にいたがるそぶりを見せずソバットで反撃。そしてデュエットにつないで、デュエットもブレンバスター2連発。あのスカルオークのガタイを投げ切ったのだから力はある。最後は4人が入り乱れる乱戦の中、滝翔子がムーンサルトプレスを決めて、ペレスから3カウントを奪った。勝負タイム27分49秒のいい試合だった。

外人同士のタッグマッチのあと休憩。

休憩後はタッグマッチ。SASAYAMA,下辻かすみVSスーパーカムイ、シャイニングカムイのタッグマッチ。あばしりベルトを奪取した下辻だが、さすがにスーパーカムイ相手ではまだまだパワー不足。しかしSASAYAMAが適宜フォローに入る。最後は4人が入り乱れる中、落ち着いて分断作戦を決めた本隊チーム、合体パイルドライバーでシャイニングカムイを沈めて勝利。勝負タイム23分41秒。

セミ前はタッグマッチ。ファンシー長沢、真田美幸VS中神朝香、中瀬ピラニア。あばしり王座を失った中瀬だが、この日は真田、F長沢の大物2人を向こうに回してはつらつファイト。そして中神はマックスペインで真田を追い込む
「ギャアああ」
F長沢がカットに入ったもののこれで腰を痛めてしまった真田美幸、起き上がれず。すかさず代わった中瀬ピラニアが逆片エビで追い打ちをかけ29分55秒、タイムアップぎりぎりでギブアップを奪った。

セミファイナルはシングルマッチ。パンサー理沙子VSブルーポンヌッフ。会場人気の出てきたポンヌッフだが、この日はパンサー理沙子の攻めについていけず、さして反撃できぬまま11分37秒、ノーザンライトSHに敗れてしまった。

埼玉大会メインはSPZ戦、王者ハチェマレ・ジニアスに挑むのは、元王者のラ・ペルフェクタ。双方力の差はないので、どちらに転ぶかわからない予感のするカード。
手数を繰り出して先手を取ったのはジニアスだったが、ペルフェクタも見事な跳躍力を生かしたムーンサルトプレスで流れを変え、そしてストレッチプラムで追い込む、しかしジニアスも必殺ジニアスダイブで反撃、しかし返したペルフェクタ、延髄斬りで反撃。

一度は返したジニアスだったが、2発目の延髄斬りでついに力尽き、3カウントを奪われた。勝負タイム23分51秒。王座移動。ペルフェクタは5度目の戴冠。

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