全日両国大会観戦記1
全日11.27両国観戦記
弱小団体と化した全日が3年ぶりに両国大会をやるという報を聞き、ファンとしては心配でたまらないので観戦を決意した。一言で印象を言うと全日本の鹿児、現在、未来が織り交ぜになった摩訶不思議なファンタジー興行でしかも5時間半のロングランで観る方も疲れた。雑感をつらつらと書いてゆきたい。
そもそも後楽園ホールも埋まらない全日本に両国を開催する資格があるのかとも思うが、カーベルとかいう自動車販売関連会社が冠スポンサーに付き、両国大会が行われることになった。全日本、秋山社長サイドも特別なビッグマッチ感を出そうとしたのか、全11試合の豪華版で、後半は5大タイトルマッチという大盤振る舞いのカードをぶつけてきた。11試合もあったのは出場選手を多くして、全日本の苦しい時期に上がってくれた他団体の選手に両国に出てもらいたいという思いと、チケットをさばいてもらいたいという意図もあったものと思われる。
暇ではないので、「11月27日は何が何でも休ませてください、ドリーファンクジュニアが観られる最後のチャンスかもしれないので」と職場の偉い人に懇願する。
「え?ドリーってまだプロレスやってるの、いま何歳?」「75です」「・・・・・」
凄い話なのかもしれないが、集客のネタにしたい全日本サイドと小遣いを稼ぎたいドリー側の思惑が一致していると思われるのだが。
前日はほぼ徹夜状態で、5時半に出社、そして13時過ぎまで働いて両国へ向かう。まずチケット売り場へ。升席Aを7000円ゲット。2階席で観たほうが面白いのだが、両国の升席で観る機会はなかなかない。ランチにしようかと思ったがこれといった店が無いので駅構内の安蕎麦屋でカモ蕎麦の昼食。14時過ぎに入館。久々の国技館の雰囲気を楽しむ。ロビーに設けられたグッズ売り場は一方が全日本、もう一方が所属選手以外のグッズ売り場。
客の入りは予想より悪くはなかった。一階の升席は8割くらい、二階のイス席は5割くらいの入り。チケット売り場で参戦選手のお取り置き枠が大量にあったので、事前に参戦選手のつてでチケットの消化を相当お願いしたのだろう。あとで分かったのだがこの日の入場者数は6522名(満員)秋山全日本頑張った。
15時前から全日本プロレスを応援するアイドルグループ、スルースキルズのミニライブ、それも2曲。これは長い興行になるなという予感。
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