第2,196回 97年目2月スノーエンジェルシリーズ
97年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。元SPZ王者のスーパーカムイが右太もも肉離れのため欠場。
シリーズ初戦山口大会で新人の原千登勢がフロントスープレックスで下辻かすみから3カウント奪取、先輩越えを果たした。
シリーズ第4戦神戸大会であばしりタッグ戦、王者ブルーポンヌッフ、レッドポンヌッフに対するは滝翔子、堀咲恵組。ベルト奪還を託された滝堀の2人だったが」、外人のパワーに主導権を握られる苦しい展開。それでも最後は
「これでもくらえっ」
堀咲恵、起死回生のフィッシャーマンバスター炸裂。勝負タイム27分56秒。あばしりベルトが団体にもどってきた。
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シリーズ最終戦は横スペ大会。
第1試合は原千登勢VS石川涼美。新人同士の対戦だが、今シリーズ調子のいい原が優位に立って攻め込み、最後は12分52秒、ドロップキックから押さえ込んで勝利。
第2試合は中瀬ピラニアVSパーシー町田。今回は前座でのファイトとなった中瀬、落ち着いて対戦相手のP町田を追い込み、最後はピラニアンキックで12分13秒、勝利。
第3試合は滝翔子、堀咲恵VSロレン・アッカ―マン、アメリカン・フォースのタッグマッチ。晴れてあばしり王者になったタキホリの2人が横浜に凱旋、しかし外人組の力押しにペースをつかめない。それでもなんとか耐えきって、最後は滝翔子がパワースラムでアメリカンから3カウント奪取。勝負タイム18分53秒。
休憩明け第4試合はシャイニングカムイVSウッウー・ウボアーのシングルマッチ。相方のスーパーカムイが負傷欠場したため、今シリーズはシングルマッチや外人とコンビを組んでの出場が多かったシャイニングカムイ、この日はウボアーのトリッキーな動きにやりづらそう。得意のグラウンドに引きずり込めない。最後もハイキックを食らって19分52秒、フォール負け。
第5試合はSASAYAMA、下辻かすみVSアルル・ペレス、モリエス・ビーストのタッグマッチ。AACチームのすばしっこさに戸惑ったSASAYAMAだが、外人組の合体パワーボムで頭を打ってしまい精彩を欠く。ならばとフランケンシュタイナーで逆転を狙ったが、これを読んでいたペレスがパワーボムに切り返して3カウント。勝負タイム15分55秒。
第6試合はハチェマレ・ジニアス、中神朝香VSブルーポンヌッフ、レッドポンヌッフ。あのジニアスがビッグマッチでセミ前でこのクラスの相手に・・・・という現実。試合は赤紙が前面に立ってファイトし、得意のグラウンド技術を披露。最後は拷問コブラツイストでレッドポンヌッフからギブアップ勝ち。勝負タイム23分19秒。
セミは特別試合、パンサー理沙子VSラ・ペルフェクタ。
最近力をつけてきたパンサー理沙子、対戦相手のペルフェクタの速攻勝負を受けきって、最後はジャーマン、タイガードライバー連発で勝利。9分31秒、パンサー理沙子が元SPZ王者を下した。
メインはSPZ戦、王者アリス・ウインズ・ダーガソンに対するは前王者のファンシー長沢。昨年秋にベルトを奪われた相手との再戦、ファンシー長沢もグラウンド地獄に苦しむ。ジャーマンなどで良く攻めたが、20分過ぎにダーガソンが仕掛けてきた。スッと足を取ってアキレス腱固め!
「ひああああああああ」
21分12秒、ファンシー長沢無念のタップ。王者が初防衛に成功。ファンシー長沢、ベルト奪還はならなかった。
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