第2,208回 98年目Sクラ頂上決戦
第7戦は仙台大会。
中神(4点、レッグドロップからの片エビ固め 25.53)滝(4点)
シード権確保のためにはこれ以上負けられない滝翔子、対戦相手のグラウンド攻めをこらえて、ムーンサルト、シャイニングウィザードの大技攻勢、しかし中神もDDT、バックドロップでやり返してマックスペイン!懸命に身をよじって脱出した滝だったが、動きがおかしい。腰でも痛めてしまったか・直後に中神のレッグドロップが炸裂し3カウント。滝翔子も4敗目を喫し、シード権獲得が厳しくなった・・・
P理沙子(12点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 7.55)中瀬P(0点)
DDT連発でペースをつかんだパンサー理沙子がシャイニングウィザードを叩き込んで快勝。中瀬ピラニア、泥沼の6連敗・・・
シャイニングカムイ(8点、ジャーマンSH 15.19)SASAYAMA(6点)
4位以上または7点以上というシード権の枠も熾烈な争い。お互いに勝てばシード権が決まるこの一戦、シャイニングカムイが懸命の攻め、しかしSASAYAMAもフェイスクラッシャーで応戦しシャイニングカムイを流血に追い込んだ。しかしSASAYAMAが勝負をかけた農鳥はまさかの自爆。これで流れが決定的に変わり、即座にジャーマンを決めたシャイニングカムイが勝利し4勝目、シード権を勝ち取った。
F長沢(12点、バックドロップからの片エビ固め 9.11)堀(2点)
ファンシー長沢、完勝。早い段階でフィッシャーマンバスターを繰り出した堀だったが、ファンシー長沢何事もなかったかのように起き上がり猛攻に転じる。堀、2発目のフィッシャーマンバスターをみせるがファンシー長沢起き上がってパワーボム。これはロープに逃れた堀だったが、ここでファンシー長沢必殺バックドロップで勝利。
エキサイティングな試合、敗れたとはいえ堀咲恵、あのファンシー長沢にフィッシャーマンバスターを2発入れて嫌な顔をさせたのだから大したもの。
これで優勝の行方は最終戦横スペメイン、F長沢VSP理沙子の勝ったほうとなった。
シード権争いは苛烈。6点のSASAYAMAを4点で中神、滝が追う展開。最終戦でSASAYAMAと滝が対戦するので4位ラインが6点に下がる可能性もある。
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最終戦は横スペ大会。
SASAYAMA(8点、ニーアタックからの片エビ固め 12.22)滝(4点)
勝てばシード権が確定するSASAYAMAが積極的に攻め、デスバレーで滝の動きを止めて、トドメのフランケンシュタイナー、かろうじて返した滝だったが、続けざまにニーアタックを入れられてはいかんともしがたく・・・SASAYAMA、シード権を決めた。滝、中神は予選会行きが確定・・・
中神(6点、コブラツイスト 11.40)堀(2点)
中神朝香、最終戦は堀の攻めをうまくさばいて最後はコブラツイスト地獄でギブアップ奪取。シード権は失ったものの3勝4敗の6点と健在ぶりをアピールした。
シャイニングカムイ(10点、腕固め 8.21)中瀬P(0点)
予選会勝ち上がり組のシャイニングカムイ、堂々の10点でリーグ戦を終えた。この日は隙を突いての腕関節を極めて中瀬からギブアップを奪った。これで3位が確定したので、賞品のスポーツドリンク1ケースを貰って引き揚げた。敗れた中瀬ピラニア、4回目のSクラでも勝ち星を挙げることはできなかった・・・
P理沙子(14点、シャイニングウィザードからの片エビ固め14.33)F長沢(12点)
さして盛り上がらなかった今年のSPZクライマックス、最終戦メインで団体の両エースが相星決戦。7月の新日本ドームでもやっているカード、そしてその時と同じようにP理沙子が着々と攻めてゆく。ファンシー長沢、バックドロップで勝負をかけるがP理沙子きちんと受け身を取ってニーアタック連発で反撃、そしてDDT,流れるような攻めを見せる。しかしファンシー長沢も同じ技でやり返して延髄斬りの追い打ち。両者大ダメージを負いどちらに転ぶかわからなくなったが、シャイニングウィザードを土壇場で炸裂させたパンサー理沙子がファンシー長沢から3カウントを奪った。
「優勝出来たのも皆さんの応援のおかげです!」
パンサー理沙子、Sクラ優勝。満面笑顔で賞金1000万円と副賞のダイヤネックレスを受け取った。前年優勝のファンシー長沢は準優勝に終わり、控室で賞品のお食事券を受け取った。しかし4年連続での連対入りは大したもの。
« 第2,207回 2強の粛々マッチレース | トップページ | 20170325 »
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