新説ドラゴンクエスト3 第33日
33日目 9月30日
顔の腫れはまだ残っているが、昼前までゆっくり休んだので体の痛みはほぼ消えた。この日はロマリアまで戻るだけなのでなんとかなる道のり。夕方前にロマリアに到着。すぐに国王に謁見し、金の冠を届けた。
「なんと・・・ひとりであの盗賊カンダタを打ち負かしてしまうとは」
そのあとロマリア王と夕食。素晴らしい、わしの後を継いで国王にならぬかと言われたが、「私はその器ではありません、それに私は魔王を倒し、みんなの仇を討つという使命があります」
「・・・そうだったな」
けっきょく王位云々の線は沙汰やみになり、そのかわりといっては何だが、ゴールド銀行の口座にロマリア王家からも軍資金の支援が毎月行われることになった。
「セメントよ。ネクロゴンドに乗り込むには船が必要じゃ。陸路では岩山に阻まれ難しい。我が国は海運が発達しておらぬゆえ、西のポルトガで船を買うか、借りるのが良いと思う、じゃが・・・あの国は魔が国との国境の関所を閉ざしておる。その扉を開ける鍵が南のイシス王家にあるそうじゃ」
「ありがとうございます」
おいしい王室料理をごちそうになった後、王宮を辞去し、いつもの宿屋に投宿。
セメント・スターリー・エスプレッシーボ(16)レベル17
身長159センチ、体重54キロ、顔にまだ痛み。
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