第2,211回 98年目11月ビッグパワーシリーズ
98年目11月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。東北地方を南下してゆくシリーズ。
最終戦は横スペ大会。
第1試合はパーシー町田VSロック・リチャーズ。サングラスをかけエレキギターをかき鳴らしながら入場してきたロック・リチャーズ、試合の方でもP町田をスリーパーでしつこく絞めて主導権を握る。P町田のサソリ固めはロープに近い。最後はヘッドバットから強引に押さえ込んだロックが3カウント奪取。オープニングマッチから勝負タイム29分57秒のいい勝負。
第2試合は岩本真理子VSディスガイズマスク。新人の岩本、外人パワーに防戦一方。しかも頭突きが鼻に入って流血するアクシデント。これでひるんだのか、最後はエルボー連発であっさり沈んでしまった。勝負タイム6分12秒。
第3試合は下辻かすみVS SHIHO。新人のSHIHOが先輩にぶつかっていったが、壁は厚く6分33秒、フロントスープレックスに力尽きた。その試合が終わると休憩。
外人同士のタッグマッチのあと、
第5試合は石川涼美、原千登勢VS中神朝香、中瀬ピラニアのタッグマッチ。若手2人が懸命にマックスフォースの2人に食らいついたのだが、15分過ぎに中神が仕掛けたコブラツイスト。たまらず原はギブアップ。
第6試合は滝翔子堀咲恵のタキホリタッグが登場。キャシー・デュークス、レッドポンヌッフの外人チームと対戦。新顔外人のキャシー、打撃主体の荒々しいスタイルでタキホリを苦しめる。場外乱闘ではレッドポンヌッフが大暴れしかし堀も場外STO、場外フィッシャーマンバスターで逆転。しかし最後はパイルドライバーを決めたレッドポンヌッフが堀から3カウント。勝負タイム27分13秒。
セミはシャイニングカムイVS SASAYAMA。8月のSクラ公式戦ではシャイニングカムイが勝っているカードの再戦。今回の対戦もシャイニングカムイが地道なレスリングで優位に立ち、最後はドラゴンスリーパーで幕。勝負タイム17分53秒。
メインはSPZ戦、王者パンサー理沙子に対するはファンシー長沢。
団体両エースが年内最後のシングル激突。しかしパンサー理沙子落ち着いた試合運び、相手の攻めを適度に受けてからキチンと反撃。ファンシー長沢も場外DDTという荒っぽい攻めを使って逆転を狙ったが、落ち着いて受けきったパンサー理沙子。徐々に追い込まれたファンシー長沢、逆にリング上でDDTをくらってしまい敗北。勝負タイム30分11秒、王者が6度目の防衛に成功。
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