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2017年4月25日 (火)

第2,223回 引退サプライズ

横スペ大会メインイベントはSPZ戦、

王者パンサー理沙子に対するは挑戦者アニマル・オーディー。WWCAマットから推薦があり、規格外のパワー自慢の選手ということでSPZベルト挑戦が決まった。

「シングルでやったことのない相手なので戸惑いはありますが・・・・それは向こうも同じだと思いますので」

相手の攻撃をそこそこ受けてから安定感ある大人のプロレスでなんだかんだで勝ってしまうパンサー理沙子、あれよという間に10回の防衛を重ねてしまい、SPZ運営としても海外から強豪を探してきてぶつけるしかなかった。そしてアニマルはパンサー理沙子何する者ぞと力強い攻め。しかしパンサー理沙子もグラウンドで攻めてから逆エビ、アームホイップと手堅い攻め。フィニッシュへ向けて基礎工事を進めてゆく。アニマルも剛腕でスリーパーに捕らえるなど荒々しい攻めを見せたがパンサー理沙子が執拗な逆エビ攻め。

腰を狙って爆発力を削ごうと考えたのか。そして相手がやや弱ったところをニーアタック連発。手堅い。実に手堅い。そして棒立ちになったところをDDTでマットにグサリとさして3カウント。勝負タイム27分444秒。王者が11度目の防衛に成功。

「理沙子選手が少し相手のパワーに手こずりましたけど、終わってみればパンサー理沙子さんが自分のプロレスをやりきった完勝でしたね」

かいせつの小川あかりがコメント。

さあメイン終わったということで観客が席を立ちかけるころ、なかなか大会場用のエンドロールがオーロラビジョンに流れない。勝者のパンサー理沙子が引き揚げた後、リングにはセブン山本社長が上がりマイクを取った。

「ただいまよりSPZ91期、中神朝香選手の引退セレモニーを執り行います」
どうぇええええええええ?

事前発表なしのサプライズにどよめき。
「えーーー」「まだやれるよ」
どよめきの中、パンツスーツ姿に着替えた中神朝香がリングに上がり、挨拶。
「去り際は美しく、皆さん、お別れですわ」

それだけ言い残して一礼しリングを降りた中神朝香、バックステージで報道陣の取材に応じ、「次の道はそれなりに前から考えていました。ただ、引退試合の雰囲気の中で試合をやりたくなかったので・・・・メインのあとまで発表を伏せておきました。すみません」

中神朝香

SPZ91期

2099年5月2日、山梨カイメッセ大会での対 金井美香戦でデビュー。2107年5月22日、横浜スペシャルホールでの対 石川涼美、原千登勢戦(パートナーは中瀬ピラニア)で引退。稼働月数97ケ月、出場試合数(概算)818試合

タイトル歴
第190代SPZ世界タッグ王者(パートナーはスーパーカムイ)
第136代あばしりタッグ王者(パートナーはスカルオーク)
96年目ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはハチェマレ・ジニアス)

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