第2,231回 99年目のリーグ戦(4終)
99年目8月
SPZクライマックスも佳境。
第7戦は仙台大会
堀(2点、シューティングスタープレスからの体固め 13.38)SASAYAMA(4点)
ここまで5連敗の堀、なんとか白星が欲しいと懸命の攻めを見せるが、SASAYAMAのスピード殺法になすすべない状況。それでも得意のフィッシャーマンバスターを繰り出し動きを止めてからシューティングスタープレスを決めて初勝利。
F長沢(10点、ネックブリーカーからの片エビ固め 9.38)石川(4点)
ファンシー長沢、若手の挑戦を軽くひねって1敗を守った。
シャイニングカムイ(10点、、ニーアタックからの片エビ固め 29.55)滝(4点)
1敗のまま最終戦になだれ込みたいシャイニングカムイ、この日は滝の軽快な動きに苦しんだものの、サソリ固めで流れをつかむとバックドロップ、ショルダータックルの猛攻。ドラゴンスリーパーの責めは懸命にこらえた滝だったが、時間内にギブアップを奪いにくいとみるやニーアタックでなぎ倒して、タイムアップの5秒前に3カウント。
P理沙子(12点、STOからの片エビ固め 8.29)原(2点)
パンサー理沙子完勝。ジャーマン2連発で追い込んでSTO2連発で盤石の勝利。この結果優勝争いは全勝のパンサー理沙子を1敗でファンシー長沢、シャイニングカムイが追う展開となった。シード権争いは滝、石川、SASAYAMAの3人が4点で踏みとどまっている状況。
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最終戦は横スペ大会。
第1試合で保田有紀VS秋末美希の新人同士のシングルマッチが初めて組まれ、ショルダータックルから押さえ込んだ保田が10分46秒嬉しいシングル初勝利。
休憩後、最後の公式戦4試合。
滝(6点、ネックブリーカーからの片エビ固め 19.59)SASAYAMA(4点)
勝ったほうがシード権を得るこの試合、滝が積極的に攻め込み優位に立つが、SASAYAMAも粘る。しかし最後はネックブリーカーを決めた滝が3勝目を挙げてシード権を決めた。
堀(4点、バックドロップからの片エビ固め 9.39)原(2点)
堀咲恵がようやく2勝目を挙げてリーグ戦を終えた。この日は若手の原の挑戦を落ち着いて退けた。
シャイニングカムイ(12点、ドラゴンスリーパー 11.25)石川(4点)
他力本願だがまだ優勝の可能性を残すシャイニングカムイが攻める。手堅く攻めて頃合いを見てドラゴンスリーパーで終了。決定戦の可能性を想定したか。石川涼美、シード権確保はならなかった。
P理沙子(14点、ジャーマンSH 13.02)F長沢(10点)
最終戦メインイベント。引き分け以上でパンサー理沙子の優勝が決まる。しかし前回の6月のSPZ戦ではF長沢が勝っており油断できない。しかし序盤はチョップの乱打で主導権を握ったP理沙子、そして華麗なショルダータックル、アームホイップ。ひとつひとつの技を着実に決めてフィニッシュへの基礎工事をしていくパンサー理沙子。全く危なげない。
しかしファンシー長沢も6月の再現を狙ってバックドロップ炸裂。しかしパンサー理沙子何事もなかったかのように起き上がってニーアタック。しかしファンシー長沢裏投げ!2で返した理沙子、早くもジャーマンへ。これを2で返したF長沢。しかしパンサー理沙子2発目のジャーマン狙うが前方回転エビに切り返す。しかしパンサー理沙子すぐさまジャーマンをもう一度。これで3カウントが入ってしまった。
「これも毎日の努力の結果だと思います。これからもがんばります」
パンサー理沙子、2年連続で全勝優勝。笑顔で賞金の1000万円と副賞のダイヤネックレスを受け取った。
準優勝にはシャイニングカムイが食い込み、横浜中華街のお食事券5万円を獲得した。
« 第2,230回 99年目のリーグ戦(3) | トップページ | 20170513 »
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