第2,237回 99年目12月ウルトラタッグリーグ(2)
99年目12月
暮れの祭典、ウルトラタッグリーグ。
第3戦は仙台大会
キラーローズ○、ルイス(2点、ラリアットからの片エビ固め 13.24)Bポンヌッフ、Rポンヌッフ×(0点)
外人対決を制したキラーローズ組が初日を出した。
シャイニングカムイ○、R岩本(4点、変形ドラゴンスリーパー 23.39)滝×、堀(2点)
シャイニングカムイ組みが2連勝。パートナーの岩本の力量を考えると自分が前面に出ないといけないと判断したシャイニングカムイがタキホリの2人を向こうに回して奮闘して、最後はSPZベルトを取った変形ドラゴンスリーパーで滝からギブアップ勝ち。
F長沢○、SASAYAMA(4点、パワーボムからのエビ固め 15.07)イーグルハルカ×、スーパーフェニックス(0点)
アメリカマットで苦労した2人にとってSPZマットはたどり着いた桃源郷。なにしろ移動はバスで食事代ホテル代は団体持ち。しかし所属選手ではないのでいいファイトをしなければ切られる辛さをよく知っている2人、ファンシー長沢に情念をぶつけるファイト。しかしファンシー長沢もSPZのエースとして真っ向勝負。イーグルを捕まえて乱雑なパワーボム一閃!投げ方が乱雑なので受け身が取りづらいのだ。頭を打ってしまったイーグルは無念の3カウントを聞いた。
P理沙子○、石川(4点、ジャーマンSH 13.41)ジャニス×、スペンサー(0点)
スペンサーを捕まえたいP理沙子、なんとかモーガンにつなぎたいスペンサー。息詰まる試合となった。モーガンのパワーはさすがとしかいいようがない。ならばと合体ドロップキック2連発でぐらつかせる。そしてタイガードライバー。日米トップレスラーの頂上決戦に場内は酔いしれた。最後はパンサー理沙子がノーザン、ジャーマンのスープレックス攻勢で世界最強のジャニスから3カウントを奪った。場内どよめき。
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第4戦は名古屋しゃちほこ大会
シャイニングカムイ、R岩本○(6点、掌底からの片エビ固め)キラーローズ×、ルイス(0点)
ここまで2連勝で来ているシャイニングカムイ組。
(自分が前面に立つ・・・勝つ道はそれしかない)
シャイニングカムイが出ずっぱり。バックドロップで追い込むがキラーローズも2で返す。そしてルイスもトリッキーな動きの裏拳でシャイニングカムイに嫌な顔をさせる。終盤は4人が入り乱れる乱戦の中、なんとデビュー2年目のR神田がキラーローズを掌底で殴り倒して3カウント奪取。場内どよめき。
ジャニス○、スペンサー(2点、エルボードロップからの片エビ固め 11.19)Bポンヌッフ、Rポンヌッフ×(0点)
外人対決を制したジャニス組が初日を出した。最後はジャニスが体ごと落ちてくるエルボードロップで圧殺。
F長沢、SASAYAMA○(6点、DDTからの片エビ固め 20.47)滝、堀×(2点)
普段は共闘しているF長沢とタキホリが激突。現SPZ王者として、3連覇のためには星を落とすわけにはいかないファンシー長沢、懸命の攻めでタキホリを追い込むがタキホリも抜群のチームワーク。滝は見事なパワースラムでF長沢をたたきつけていった。終盤は4人が入り乱れる展開で、SASAYAMAが孤立した堀をDDTで仕留めた。F長沢組3連勝。タキホリは2敗目を喫し優勝争いから脱落。
P理沙子○、石川(6点、STOからの片エビ固め 18.09)Sフェニックス、イーグルハルカ×(0点)
逆上陸コンビがタッグ王者チームと激突。ここでいい試合をすれば継続参戦の望みが出てくると考えたのかハッスルして向かって行くも、パンサー理沙子はいつも通りの大人のプロレス。ならばとスーパーフェニックス、鋭いシャイニングウィザードでぐらつかせる。中盤、石川を捕まえかけた逆上陸コンビだったが石川も懸命のつなぎ」。そしてパンサー理沙子が再登場。しかし逆上陸コンビも合体パイルで戦線離脱に追い込む。嫌な流れの中、パンサー理沙子が奥の手STOまで繰り出しイーグルハルカを沈めた。
「少し危なかったけどなんとか、勝てました」(P理沙子)
99年目のウルトラタッグリーグ、P理沙子組、F長沢組、シャイニングカムイ組が3連勝。
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