第2,241回 99年目2月 スノーエンジェルシリーズ
99年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。
シリーズ第2戦で新人の保田有紀がシングルで先輩のSHIHOに勝利。アキレス腱固めでギブアップを奪った。
第4戦神戸大会で久々開催のあばしりタッグ戦。王者滝翔子、堀咲恵に挑むのは石川涼美、原千登勢組、若手2人の攻勢を王者チームが真っ向から受け止めつつ連携攻撃で流れを渡さない展開が続く。滝のムーンサルトも決まったが原返す。終盤に石川が勝負に出て、滝相手にDDT、パワーボム、裏投げの大技攻勢。これでカウント3が入った。29分26秒、王座移動。原と石川の若手コンビがあばしりタッグ王者に輝く。王者組は7回目の防衛に失敗。
**********************************
最終戦は横スペ大会。
第1試合は保田有紀VSケイト・スペンサー。入社間もなく1年を迎える新人の保田、対戦相手スペンサーのフロントスープレックスをギリギリで返す粘りを見せたが、続くブレンバスターに力尽きた。勝負タイム10分5秒。
第2試合はSHIHO対秋末美希。この試合はSHIHOが持ち前のスピードで秋末相手に主導権を握り、12分7秒、アームホイップから丸め込んで勝利。
外人同士のタッグマッチのあと休憩。
休憩後第4試合はSASAYAMA対レクイエム岩本のシングルマッチ。シャイニングカムイのパートナーに起用されてから実力急上昇中のR岩本が後半の試合にシングルで登場。R岩本、徹底的に打撃でダメージを与えてSASAYAMAの動きを止めようとする戦法に出た。しかしSASAYAMAのフランケンシュタイナー、デスバレーで逆襲」。追い込まれたR岩本が掌底連打。これでふらついたSASAYAMA、
「遊びじゃないんだ」
岩本、ハイキックでなぎ倒しSASAYAMAから3カウント。
第5試合はタッグマッチ。石川涼美、原千登勢VSイーグルハルカ、スーパーフェニックスの逆上陸コンビ。
あばしり王者になった原石川の若手コンビがエネルギッシュに攻めてゆくが、逆輸入コンビも要所要所で反撃したので盛り上がった。石川とスーパーフェニックスがラリアットの応酬。場内盛り上がる」。
(こっちはアメリカマットでつらい目にあってきたんだ、あんたらみたいな温室育ちに負けてたまるか)
逆輸入コンビも打撃主体の懸命に攻め
最後は4人が入り乱れる攻防の中、石川がパワーボムでイーグルから3カウント。勝負タイム22分26秒の激戦。
第6試合セミ前はタキホリが登場し、レッドポンヌッフ&ブルーポンヌッフと対戦。あばしり王座を失ったタキホリだが、12月のタッグリーグでも勝っている相手なので落ち着いて攻めてゆく。だがブルーポンヌッフも予想外の粘りを見せて滝を執拗にコブラツイストでいたぶる。しかし最後は滝がローリングソバットから丸め込んで勝利。勝負タイム20分39秒。
セミはファンシー長沢VSジャニス・モーガン。夢のカードだが、ファンシー長沢の爆発力に陰りが見えるのでモーガン有利の下馬評。実際その通りでモーガンがパワーを誇示しまくって有利に試合を運び、11分19秒。ニーリフトで終了。
メインはSPZ戦、王者パンサー理沙子、初防衛戦の相手はシャイニングカムイ。
前回対戦では変形ドラゴンスリーパーの前に苦杯を喫しているパンサー理沙子、やられる前にやるしかないと早めの仕掛け。シャイニングカムイも前回倒した変形ドラゴンスリーパーを繰り出したがロープに近い。あとはズルズルとパンサー理沙子が大技攻勢を仕掛け、ジャーマンでカウント3が入った。勝負タイム19分52秒。王者が初防衛に成功。
(次回、ついに約束の刻、99年目3月)
« 第2,240回 まあ、いつも通りやります。 | トップページ | 20170617 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント