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2017年6月13日 (火)

新説ドラゴンクエスト3 57・58日目

57日目 10月24日
(カンダタを返り討ちにしないと黒胡椒も船も手に入らない)
女勇者は人さらいのアジト地下1階の探索を行った後、地下2階へのルートを確認し、
(明日突入しよう)
そう判断したセメントは洞窟を出てバハラタへ移動。バハラタ泊。

58日目 10月25日

セメントは人さらいのアジト地下2階へ向かった。
「なんだお前は!やっちまえ!」
カンダタ子分が4人出てきた。前回戦ったのとは別人で、回復魔法や守備力減少魔法を唱えてきたので苦戦を強いられた。セメントは鬼の表情で鞭を振るい、回復魔法を唱えまくってなんとは4人のカンダタ子分を討ち果たした。

「なんだ・・・・騒がしい、あっ、おまえ!」
奥の部屋からカンダタがのっそりと現れた。
「またお前か・・・セメント」

「また悪いことに手を出しているのね」

「ったく・・・あんたのせいでロマリアでの俺の評判はがた落ちだよ。女一人に負けたポンコツ盗賊って呼ばれてなあ。だから山を越えてこっちで再起を考えたんだけどなあ・・・だが今回はやられない。魔体力の技法を手に入れたからなあ」

「・・・・それって」

「俺の顔は広いんだ。魔族の知り合いにちょっと頼んでこの体に魔法をかけてもらった。さあ、あの時の屈辱晴らさせてもらうぜ、ただでは殺さん。生きながら絶望を味わわさせてやる、おい、ブルーウッド、シュガー、やっちまえ」

カンダタ子分がさらに2体現れた。セメントは鞭で一撃する。カンダタの攻撃はさして痛くなかったが、子分の守備力減退魔法が曲者だった。動きが鈍くなり相手の攻撃をガードしにくくなる。なんとか子分2体を鞭で倒したが、剣と斧の打撃でセメントもかなりダメージを負っていた。回復呪文を連発して時間を稼ぐ。この間もカンダタの斧攻撃を食らったが懸命に耐える。しばらくして呪文の効力が切れた。

(これはいけるかも・・・)

セメントは腰袋から斧を持ち出し、カンダタの肉体に斬りつけた。前に戦った時と違ってなんか魔導のバリアのようなものがかかっているらしく、斬りつけても手ごたえはあるのだが血が出ないし痛いそぶりも見せない。

「無駄だというとるのに」
しかしカンダタの打撃もシャンパーニで食らった時ほど痛くない。これなら我慢すればなんとかなる。不意の殴り攻撃だけ警戒しよう。そう考えたセメントは無心で斧を振るった。どのくらい打ち合っただろう。先に息が切れたのはカンダタの方だった。

「ゼェ、ゼェ、ゼェ」
20分近く闘って、カンダタはその巨体があだとなったらしい。肩で息をしている。

その隙を見逃さずカンダタの肩へ向かって思い切り斧で一撃。これは深く入り、肩口からおびただしい出血。
「うがががが・・・・負けた。くそ。悪かった。もうおまえの前には現れないから、命は助けてくれ。」
と言いながらカンダタは血をしたたらせて傷ついた子分とともに逃げ去って行った。
そのあと捕らわれていた黒胡椒店の店主と婚約者を解放。そしてバハラタに戻り黒胡椒を入手。その日はカンダタ戦で疲れていたのでバハラタ泊り。

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