新説ドラゴンクエスト3 103.104日目セメントVSボストロール
103日目 12月10日
偽サマンオサ王との対決のため、四たびサマンオサに向かった。出港し、西の大陸へ。フチザキを残した街へ立ち寄ってから前回と同じルートでグリンラッド南のほこらへ。ワープゾーンを経由してサマンオサ東の教会へ。夜のサマンオサ街道を歩いて、夜遅くサマンオサ城下町で一泊。
104日目 12月11日
夜になるのを待ってからサマンオサ城内に勝手口から潜入。忍び足で歩いて王の寝室にたどり着き、寝ている王に向かってラーの鏡を取り出して差し向けると、まばゆい光とともに現れたのはおどろおどろしい化け物の姿が・・・・
(やっぱりそうか)
「見たなあ?けけけ、生かして帰すにはいかぬぞえ」
セメントは黙って草薙の剣を抜いた。
「わしは魔王軍の第一軍団長、ボストロール。セメントよ、お前の快進撃もこれまでだ。魔族の実力、そして真の恐怖を味わわせてやる」
ボストロールとの戦いは苛烈を極めた。基本的には大きな木製の棍棒で殴りかかってくるだけなのだが一撃一撃が痛い。そして時折守備力低下呪文を織り交ぜてくる。守備力低下は兜を予備の物にかぶりなおせば無効化できたが、続けざまの一撃が痛い。
なんとか集中力を切らさないように強烈な一撃を盾で受け止め続ける。左腕がしびれてきたが粘って剣で反撃。効いているはずなのだがボストロールも先日のヤマタノオロチ同様、異様にしぶとい。斬っても斬っても効いたそぶりを見せず殴りかかってくる。セメントは最強回復魔法を唱えながら地道に反撃を重ねた。とにかく棍棒の一撃をきちんと盾で受け止める事。それだけに集中しダメージを最小限に抑えることに努めた。ヤマタノオロチ戦同様のこう着状態が続いたが、おびただしい出血が響いたのか、ついにボストロールがふらつきだしてきて、そこを見逃さずセメントがぶっとい太ももに斬撃を叩き込んだ。
「グ・・・・ギャアアアア」
ボストロールは不利と判断したのか、王の寝室の窓ガラスを突き破って逃げようとしたが、深手を負っており城壁をジャンプで越えられず、そのまま城の中庭に墜落し動かなくなった。騒ぎを聞きつけた衛兵がボストロールの死体を取り囲む。
セメントが叫ぶ。
「本物の王様は地下牢にいます!早く救出を!」
そして夜が明けた。ふと偽国王のベッドの下をさぐると、変化の杖が見つかった。これを持ってグリンラッドの老魔道士を訪れれば、先の道が開けるらしい。
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