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2017年10月16日 (月)

新説ドラゴンクエスト3 105・106日目

105日目 12月12日
「そなたは・・・わしの命の恩人じゃ・・・・」
救出された本物の王様は数年の間地下牢に投獄されていたためかかなり衰弱していて、王の公務もままならぬ状態だったのでしばらく療養が必要なようだった。

サマンオサを昼前に出て、街道を進み東の教会からグリンラッド南のほこらでサンチャゴ号に戻り、グリンラッド老魔道士の家へ。さっそく手に入れた変化の杖を渡し、代わりに幽霊船をおびき寄せるという船乗りの骨を入手。幽霊船はロマリアの近くにあるらしい。そのあと船を南にすすめ、船中泊。

106日目 12月13日
ボストロール討たれる。この知らせは魔族の間諜によってまたたくまにネクロゴンドのバラモス城に伝えられた。
「クソ馬鹿が」
魔王バラモスはすぐ緊急対策会議を招集した。側近のエビルマージ数名を玉座の間に入れて3時間ほど対策を協議。
「問題なのは」
バラモスが渋面を浮かべながら口走る。
「アリアハンの養成所上がりの小娘が3か月半であのお方からお預かりした魔族の幹部、ヤマタノオロチとボストロールを一人で殺すところまで力をつけてしまったことだ。これだから人間というやつはまったく油断ならぬ。あと1-2か月くらいでここに乗り込んでくるやもしれん。草の根分けても見つけ出して殺せ!」
「承知しました」
「かしこまりました」
側近のエビルマージ衆が返答する。事ここに至ってバラモス軍も女勇者セメントの深刻な脅威を認識せざるを得なくなった。

「だがまだシルバーオーブはわが軍の手にある。大魔道ブルガリチャン」
「・・・・お呼びかな?」
末席にいた魔族の老魔道士が答える。かつては大魔王ゾーマの側近で鳴らした大魔道ブルガリチャンも老境に入り、いまではバラモス軍団の指南役を務めている。
「申し訳ないがバラモス城の東の砦に入ってくれ。女勇者がネクロゴンドに潜入してくるのは時間の問題だ。我が手勢の八割をネクロゴンドの洞窟に投入して迎え撃つ。何が何でも奴の進撃を洞窟で止める。しかし万一洞窟を抜かれてしまっても、そのころは奴も疲弊消耗しきっているはずだ。砦におびき寄せシルバーオーブを渡すふりをして殺せ。」
「承知した」
(ククク・・・これでネクロゴンドの守りは完璧。女勇者よ、せいぜい我が虫篭の中でもがき苦しむが良い)
ほくそ笑む魔王バラモスであった。
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(すごい・・・・フチザキ、いつの間に・・・)
発展状況を見るために立ち寄った寒村はフチザキバークと名を変えていた。11月4日にフチザキを預けたのだが、以前の寒村の雰囲気はまったくなく、わずか1か月余りで大きな市街に変貌を遂げていた。アイドルが歌って踊る劇場を建設したところ、それを目当てに訪れる旅人、移住する人々が激増したらしい。フチザキは街の奥に屋敷を構えていた。まだまだカジノや競馬場など、いくつものプランを温めているようで、この街をもっともっと大きく、アッサラームをしのぐ娯楽都市に向けて活性化するという野望があるらしい。宿屋で一泊。

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10月22日は衆議院議員選挙の投票日です。皆さん投票に行きましょう。内閣総理大臣を選ぶのは国会議員です。政治に意思表示できる数少ない機会です。

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