新説ドラゴンクエスト3 第114日
114日目 12月21日
昨日通った道を東に進み、サンチャゴ号に乗り込みネクロゴンドヘ。ネクロゴンド大火山を登攀。大火口から噴煙が上がっている。
(ここで父さんが死んだの?)
セメントは預言者のお告げ通り、火山の火口にほこらの牢獄で入手したガイアの剣を投げ入れた。ほどなく地響きが。セメントは危険を感じたので、素早く大火山を降りた。中腹まで降りたあたりで爆発音がして火口から溶岩が流れ出した。大量の溶岩は火山の西側へ流れだし。ネクロゴンド奥地へ通じる湖へ流れ込んで新しい陸地を作り出した。数時間で活発な活動は収まり、セメントは溶岩の流れた方角を双眼鏡で見た。
ネクロゴンド奥地を隔てていた湖の一部が通れるようになっている。
(これは・・・いけるかも)
セメントはサンチャゴ号に乗り込み、火山の北を回りこんで船を降り、陸路をしばらく行って数時間前まで湖の北岸だったところに出た。幅数メートルながら溶岩の上を人が通れるようになっている。セメントは慎重に余熱を持つ溶岩の上を歩いて湖の南岸に出た。シルバーオーブはネクロゴンドの山奥にあるらしい。そこを目指して前進。ネクロゴンドの魔物は恐ろしく強い。鋼の鞭を3回入れてやっと倒せるトロル、強い冷気魔法を放ってくるフロストギズモ、そしていちばん厄介なのが強い炎の塊を放ってくるミニデーモンだった。魔法使いやギズモのそれとは比較にならぬ熱さ。集団で食らってしまうと危険なので真っ先に倒すようにしたが、戦闘で勝つたびに最強回復魔法を唱えねばならない状況が続いた。夜が深くなり、夜間の行軍は危険と判断したセメントは野営を判断。焚火をしながら剣を抱いてしばしまどろむ。
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