新説ドラゴンクエスト3 125日目
125日目 1月1日
バラモス城玉座の間でバラモスとシニアマネージャーがコーヒーを飲みながら密談。
「ブルガリチャンが抹殺命令を無視しただと?」
「はっ、そのようです。これでオーブ6つはすべてあの女の手に」
「あの老いぼれ、命令違反でひっ捕らえられないか?」
「それは・・・難しいと思います」
・・・・あの老いぼれめ。
厳密にいうとブルガリチャンはバラモスの指揮下に入っていない。かつては大魔王ゾーマの側近としてかなりの勲功を上げた老魔道士なので、形の上ではゾーマの部下となっており、あくまでもゾーマの命を受けてバラモスを補佐する役割を与えられているので、組織上バラモスがブルガリチャンを制裁してしまうとカドが立つ。
「あの女がラーミアを手に入れたとすると、まずここにやってくるだろう。配下の残りを根こそぎ動員しろ。君のところのエビルマージ衆も全員だ。そしてここの守りをガチガチに強化しろ。いくらあの女が強くとも君の部下が束になってかかればぶち殺せるだろ、じゃあ頼んだぞ」
「かしこまりました」
すべてのオーブを手に入れた女勇者セメントはサンチャゴ号に乗り込み南へ針路を取り、レイアムランドへ向かった。この日は船中泊。
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