2018年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »

2018年4月30日 (月)

新説ドラゴンクエスト3 210日目

210日目 3月27日
ラダトーム城、ラルス国王に謁見。幾多の勇者戦士がゾーマを倒さんと出立したがすべて不首尾に終わり、ほとんど殺されているとのこと。城内で情報収集を行っていると衝撃の事実が。
(父さんが、生きている?)
火山の火口で死んだと伝えられていた父オルテガが生きている。何でも数年前、上の世界からボロボロの瀕死の状態でアレフガルドに降りてきて、往年の記憶を忘却するほど酷い怪我を負ったのだが、アレフガルドに災いをもたらしているのが大魔王ゾーマと知るや、数か月前、単身でゾーマの棲む魔の島に泳いで潜入したらしく、そこから先の行方は杳として不明。
(ゾーマの城に、いかなければ・・・)
アレフガルド城内を探索すると秘密の小部屋を発見。隠されていた太陽の石を入手。そのあと城下町でミスリルヘルムと水鏡の盾を購入。隔絶された世界とはいえ通貨単位ゴールドは共通なので助かった。兜がバラモスとの激戦で痛みが激しかったので、オルテガの兜は袋に入れた。ラダトームでの聞き込みの結果、魔の島に渡るための手がかり、アレフガルドに伝わる伝説の武器防具の話を聞く。まずはラダトーム北の洞窟を目指した。

マドハンドとかいう土中から出た怪物と対戦。鋼の鞭で迎撃したが呼ばれて出てくる大魔神という固い石像の魔物に難儀した。打撃が痛いし意外とすばやく、左右のパンチの連続攻撃を繰り出してきて手強い。ほどなくラダトーム北の洞窟に到着。探索してみるとなんと魔法がすべて不思議な力でかき消される。こんな状況で敵と交戦しても体力の回復ができないので、このダンジョンではセメントは全ての戦闘から逃げることにした。洞窟の最深部で勇者の盾を入手。逃げながら洞窟を脱出し、マドハンドやグールなどの敵と対戦しながらラダトームへ戻り一泊。

2018年4月29日 (日)

浅草の休日8

3月11日、浅草東洋館、

仲入りの休憩、ロビーに出てみる。

仕事を終えたナンセンスの原田さんがエレベーターに乗って帰って行った。

後半の部を見る。

青空麒麟児さんの紙切り芸、東京丸京平さんの意味のないジャーンジャジャンジャンジャーン、ぴろきさんの「何か問題ありますかね」とか、いろんなタイプの芸人が持ちネタを披露。山口君と竹田君は娘はやらん!のコント。そして大トリはWモアモア。前回と違って日本の民謡ネタだった。

16時半頃全21組が終わった。やはり洋食屋ヨシカミへ。ビールとフライドポテイトウ、ハムサラダ、ビーフシチューで5100円。高いがうまい。が、オープンキッチンで厨房の臭いが入ってくるのが難。

2018年4月28日 (土)

20180428

色々と苦しいです。

■プロレス

丸藤チャンピオンカーニバル決勝進出

秋山とのしばきあいを制し、チャンピオンカーニバル決勝に進出、反対側のブロックからは・・・たぶん宮原か。

馬場元子さん死去

享年78、肝臓不調で入院されていたが力尽きる。馬場さんの懐刀として腕を振るったが、馬場さん没後も三沢さんと対立して全日分裂の引き金を引くなど、良くも悪くも2000年前後のプロレス界をかき回した人。合掌。

■中日20失点大敗

金満巨人がいよいよ本性を現してきました。前橋の地方球場とはいえ中日投手陣が大崩壊。巨人の若手投手・中川18点差で3回投げてプロ初セーブ。

岩瀬960登板

今年中に1000に持っていくためにはもう少しペースを上げた方がいいのではないか。

衣笠さん死去

連続出場で昔のカープ黄金期の象徴だった方。国民栄誉賞をを受賞されたほどの鉄人も腸のガンには勝てなかった。亡くなる直前までかいせつの仕事をこなす。合掌。

■剛力彩芽さん、ゾゾタウン前沢社長と熱愛

なんということだ。もうゾゾタウンでは物を買いたくない。

2018年4月23日 (月)

新説ドラゴンクエスト第209日

209日目 3月26日
ラーミアを呼んでネクロゴンドに飛ぶ。ギアガの大穴へ半日近くかけてフライト。
(しばらく、下の世界で探索するから・・・)
ラーミアに別れを告げ、セメントは大穴に入っていった。前に来たときは大穴の周りは壁に囲まれていたが、壁はズタズタに壊されていて容易に穴に飛び込める状況だった。穴の中からただならぬ妖気を感じるが、世界に平和をもたらすためにはこの穴に飛び込むしかない。
「うぇい!」
セメントは気合を込めてギアガの大穴に飛び込んだ。引力で加速度がついたのはちょっとだけで、すぐに不思議な感覚に包まれた。
(亜空間?)
旅の扉と原理はおなじか。今まで通過した旅の扉は同じ世界上の異なる座標をむすぶものだったが、今回のは異なる世界へ続くもののようだ。
数分ぐらい不思議な浮遊感を味わった後、不意に空の裂け目からセメントの体が出て、夜の砂浜の上にセメントは落下した。
(いたたたた)
何とか受け身は取ったので怪我なく下りられた、しかしここは・・・
すぐ近くに民家の明かりがあったので訪ねてみた。
「ここは闇の世界、アレフガルド」
「アレフガルド?」
なんでもこのアレフガルド地方は大魔王ゾーマの策謀により外国とバリアで隔絶させられた上に、一日すべて闇が支配する世界であり、民衆が苦悩絶望するさまを本拠地の城で喜んでいるらしい。
(バラモスの黒幕は相当ひねくれた奴みたいだ・・・・)
で、現在位置はアレフガルドの首都、ラダトームから少し離れた小島。異世界の勇者ということで、地図と小さな船を貸して頂けることになった。サンチャゴ号とは比ぶべくもない小舟だが、ラダトームまでならじゅうぶん行ける。対岸へ渡り、夜の闇を少し歩いてラダトームに到着。とりあえず宿屋で一泊。

2018年4月22日 (日)

浅草の休日7

3月11日、浅草東洋館
前半のトリに内海桂子さん95歳登場

少し前振りを話してから、いつもの銘鳥銘木。しかし今回は若手芸人が
巨体でうまく腕が組めず、4人が座って銘鳥銘木。
炭火焼きに止めた、焼き鳥止めた。と
キとトリを使った100年前の漫才。そのあと椅子に座った桂子師匠に三味線が渡される。
「生命とは、粋なものだよ色恋忘れ意地はりなくなりゃ石になる・・・この都都逸はね、ぜんぶ「い」から始まるの。」
同じネタでも先月と微妙にアレンジをかけてくるあたりただものではない。

「96ですよ、酒は一合ご飯は2膳 夜中に5回もお手洗い、いやねえ、でも漏らしたらパンツ自分で洗わないといけないから・・・」実体験・・・・なのだろうか。凄い95歳自虐ネタだ。

そして太鼓叩きのうたじさんが「お仲入りぃ」と発して幕が閉まる。15分とはいえ95歳の老躯にムチ打ち懸命の三味線と都都逸。この芸を一体あと何年見ることができるだろうか。

2018年4月21日 (土)

20180421

皆さんこんばんわ。

■ 川内優輝ボストンマラソン優勝

寒さと雨と強風という誰もがいやがるコンディションの中のレースだが、川内さんは逆にチャンスだと考え、さらに序盤からスパートを仕掛けてアフリカ勢ランナーを消耗させる作戦。これがはまって前年優勝のキルイが終盤失速したところを追い抜く。タイムは2時間15分ながら、ボストンマラソン優勝。勝ったことに気付いた川内さんの表情。80回以上出走のフルマラソンの経験を活かした。やはり一番早いランナーは勝つとは限らない。酷いコンディションが世界の超一流ランナーのレースプランをズタズタにしたということもあるが、メジャーレースを公務員ランナーが制したというのは夢のある話。

■川内優輝、来年プロ転向

安定の公務員を捨てて自己ベスト更新を狙う。ボストンの優勝賞金が1600万入ったのでついに決意したか。いままでは公務員でフルタイム働いていていろいろ制約があったが、30代に入って組織人として責任の重い仕事を担当するか、競技者としての残り数年に全てを賭けるか、川内さんは後者を選びました。しかし40代以降どうするのだろうか。指導者の口を押さえてあるとも思えないし。ランナー兼タレントになるのだろうか。

■中日岩瀬959登板

今週は水木と連投するもきっちり抑える。松坂岩瀬のリレーって。前人未到の領域を進む。1000登板めざして一試合一試合仕事を果たしていけるか。

■プロレス

全日 蝦名和紀 新人デビュー。

早稲田卒ながらレスラーになりたくて27歳でプロデビュー。しかし10日ほどで体調不良で欠場。稼ぎは少ないと思うが夢を追う姿勢に拍手。

ブルーノサンマルチノ死去 享年82

イタリア移民系のアメリカレスラーで、WWFではブルーノ信者が多数いたカリスマ。スタンハンセンのボディスラム失敗で首を痛めたがサンマルチノは気にするなと言い、ハンセンとの抗争を繰り広げる。その首を狙ってハンセンがラリアットを仕掛けたシーンではショック死する観客が数人出たとか。偉大なレスラーが天寿を全うされました。

今週はこんなところ。

2018年4月15日 (日)

新説ドラゴンクエスト3 第208日

208日目 3月25日
「セメント・スターリー・エスプレッシーボ、ただいま帰りました」
勇者セメントがアリアハンのマレス国王に帰朝報告。
「大儀であった。ひとりであの強大な魔王を倒すとは、驚嘆の他なし。そなたのこれまでの功績に敬意を表し、労働英雄章を授ける」
「大変光栄に存じます」

「うううっ」
侍立する養成所の教官たちが皆、声を殺して涙ぐんでいた。この二十数年、数百人の教え子の若者たちが魔王討伐のためアリアハンを旅立ち、そのほとんどが惨殺されたのだからその心情はいかばかりか。彼らの辛苦もようやく報われたのだ。

勇者の帰還式の後、アリアハン城の大広間でマレス国王主催の祝勝会。
「王家の財政も苦しく、ご覧の通りの粗餐だが、皆の衆、楽しんでくれ」
赤白の葡萄酒の他には炒めた肉、炒めた芋、炒めた野菜が並んだ。
養成所の校長が乾杯の音頭。
「労働英雄・セメント・スターリー・エスプレッシーボ君の偉業を讃える。乾杯!」
祝勝会には国王、大臣、宮廷関係者のほか、養成所の教官連中、そして同期の卒業生で衛兵となった者も列席し、五十人くらいくらいの盛大なものとなった。

セメントはこういう関は苦手だったが、主賓でもあるので酒にはほとんど手を付けず列席者に礼を述べた。長年、魔王軍対策に心血を注いできた養成所教官たちは「やっと我々は勝ったのだ」と絶叫痛飲し酔っぱらいだす。
「どうしたセメントよ、浮かぬ顔だが、傷でも痛むのか」
 マレス国王が問いかける
 「・・・いえ、まだ残敵の掃討が…あると思いますので」
「ま、そうだがな、今日くらいいいではないか。大いに喜ぼう」
宴もたけなわとなった時。
ズガーン
大広間一面に大音響がとどろく。セメントは反射的に床に伏せていたが、数秒の間に大広間に無数の雷撃が走った。
(宴の最中に・・・・不意の推参、ご容赦願いたい)
「なにやつ」
(我は・・・ゾーマ。闇を統べる物なり)
「どうして、こんなことを」
(くくくく・・・喜びの絶頂に浸りきっている人間どもを殺戮するのもまた格別・・・まあ、我が一の部下である司令官が殺された報復じゃ)
「報復?」
(総じてバラモスは我が指示に忠実な僕じゃった。アリアハンの養成所が生み出したセメント、貴様さえいなければ多くの愚民どもの苦しむ姿をもっと見れたものを・・・じゃから養成所の人間どもはすべて消させてもらった・・・)
(セメントよ、ギアガの大穴から下の世界に来い。真の苦難と絶望をたっぷりと味わわせてやる)

気が付くとゾーマの幻影は消えていた。しかし大広間は見るも無残な状態になっており、テーブルは破壊され料理は散乱しという状況で、しかも国王と大臣とセメント以外の参列者四十余名はあとかたもなく殺されていた。

「う、ううん・・」
ショックのあまり倒れてしまう国王マレス。
「へ、陛下」
大臣が駆け寄る

「ゾーマのことは内密にな・・・民が動揺する」
国王は病床でつぶやく。

セメントは決然とした表情で王宮を辞去した。
(まだ、私の戦いは終わらない!)
セメントは生家に預けてあった旅の荷物を取った。
「母さん…ごめん。私、まだやらなきゃならないことがあるから・・・また、しばらく出かける」
「うん…気を付けて」

2018年4月14日 (土)

20180414

人生はスクランブルレース。

■スーパーストロングマシーン引退

中の人ももう60代になって「コンディションを作れない」ということで引退を決断。6月の後楽園で引退セレモニー。目も露わにしないメッシュのマスクがいかしてた。残念だが、お疲れ様でした。

■チャンピオンカーニバル開幕。

ことしは2ブロック14人の過酷なリーグ戦。火野のファッキングボムが猛威。

■DeNAまさかの首位

ことしのセリーグは団子状態。ローテ投手3人が離脱しているのに若手投手が奮起し最後は安定のヤマヤス。こいつぁ春から縁起がいいぜぇ

■岩瀬957試合登板

いまのところ登板した試合は無難にまとめる。だがまだしびれる場面ではあまり起用されていない。鈴木博という凄い新人が入ってきたので。

2018年4月 9日 (月)

新説ドラゴンクエスト3 207日目

207日目 3月24日
女勇者セメントは眠った。ひたすら眠った。
昼前にようやく目が覚めた。
(ああ、もう闘わなくていいんだ・・)
パンと茶の朝食をとり、ゆっくりと荷物を整理し、ダーマの宿坊を出た。
(ラーミア、お願いね)
アリアハンへひとっ飛びで凱旋。

驚くべきことに魔王バラモスの死はアリアハンにも伝わっていた。ネクロゴンドで魔王軍と交戦していたイシス連合軍が、エビルマージマネージャーを通じて「魔王消滅のため3か月間の休戦をしたい。」という申し入れを受けたので、早馬の伝令を通じてイシス王家にバラモス死亡情報が伝わり、魔道士協会の通信を介してアリアハン王家にも伝わった。「それはまことか?」
「イシス王家からの情報です。確度は高いかと存じます」
「そうか・・・セメントがやりおったか」
昨年夏に養成所を卒業し魔王討伐の旅に出た十数人の戦士はほとんどが無残な最期を遂げたが、セメントは7ヶ月で腕を上げ、ついに魔王バラモスの討伐に成功した。

夜、セメントはアリアハンに凱旋した。生家では母親コバトフの他、養成所の恩師数人が冒険者の生還を出迎えていた。
「セメント…ほんとうに、良く頑張ったね」
セメントに魔道の基礎を教えた女魔道士が涙ぐみながら祝福。
「うわああああああん」
セメントも涙が止まらなかった。この7か月の苦しかった日々が脳裏をかすめる。何回か死の寸前まで追い詰められ、バラモスには一度は敗北し、恥辱を受けた。
母親の手料理で、養成所の先生方とささやかな慰労会の後、
「先生、実は・・・・」
バラモスを倒した時のことを女魔道士に打ち明ける。
「うん、うん、それで・・・」
恩師は黙ってセメントの話を聞いた。
「世界はこれで平和になるのでしょうか」
「そうね・・・魔王軍も一枚岩じゃないっている噂は聞いたことはあるわ。でも往々にして、リーダーを失った組織なんてのはあえなく瓦解するものよ。しばらくは残党との戦いが続くことくらいは覚悟しなくちゃいけないけど、ね。」
「そうですか・・」
「とりあえず明日は宮廷であなたの帰還式と祝勝会よ。わたしたち養成所の教官も魔王軍には散々苦しんだから・・ねえ。」

2018年4月 8日 (日)

浅草の休日6

暇ではないのに、

3月11日日曜日、浅草東洋館に行く。

東洋館のホームページで出演者が事前告知されているので内海桂子さんの登場時を狙っていきやすい。

新宿から大江戸線で新御徒町。そしてつくばエクスプレスで浅草。

11分30分の開場と同時に階段で4階へ。

今回始まりは凝固体ヨーグルとかいう若手の2人組。なぜかネタを5分で切り上げて前説をおっぱじめる。「酒類の持ち込みはご遠慮ください。飲みたい方はロビーでビールを350円で販売していますので買ってください・・・高いですけど、ね、お察しください」

その後色々な芸人が入れ代わり立ち代わり登場。内海桂子さんの介助役の中津川弦さん、うたじさんも登場。ただ1か月前と同じネタを披露するのはいかがなものか。

前半のセミファイナルは80代芸人ナンセンスの2人。前回と同じ年齢相応のボケが入ったネタで笑わせる。

2018年4月 7日 (土)

20180407

おうらいっ。

■プロ野球

岩瀬2試合登板

巨人戦の2試合に登板しゼロで抑える。これで956登板(1000まであと44)

熟練の投球術か、名前で抑えているのか。ビハインドの時用になっているのが少し悲しいが。

・4月5日の中日VS巨人

中日の先発が松坂、8回表に投げたのが岩瀬、8回裏に投げたのが上原って。大物そろい踏み。球場で観た人は満足したことだろう。

■プロレス

はぐれIGFインターナショナル旗揚げ

カシン藤田NOSAWA対田中保坂黒田って。2回目はあるのか。

菊地毅デビュー30周年

記念試合でウルティモに敗北。そうかあれからもう30年も経過したのか・・・

今週はこんなところ。

2018年4月 3日 (火)

新説ドラゴンクエスト3 第206日目続き

「バラモスよ・・・何たる醜態か。人間の女一人にやられてしまうとは・・・・だがここで戦力としての貴様を失うわけにはいかん・・・女勇者よ・・・決着を付けたくばギアガの大穴より闇の世界に来い・・・魔族の精鋭の恐怖を味わわせてやる・・・・」

何者かがセメントの脳内に語りかけたその後
バシュッ!!
黒い光が瞬き、バラモスの姿は玉座の間から消えていた。大量の血痕を残して。
(私・・・生きて・・・帰らないと)
セメントは最強回復呪文を唱え、痛む体を引きずって、返り血で血まみれのままその場を後にした。来た道を脱兎のごとく逃げる。魔族の追手を警戒したが、首領を失って動揺しているのか、たまに出会う魔物もぼう然とした状態だったのでやすやすと逃げ切れた。ほどなく城門を抜けて、
「ラーミア!」
神の鳥を呼び、飛び乗る。とりあえず魔の地、ネクロゴンドを抜けなければ。そう考えてセメントはここ数か月根拠地にしているダーマへ向かった。

ザアアアア
夜が明けて、ダーマ神殿近くの泉。
バラモスの打撃を数十回も受けてぼろぼろになった刃の鎧、兜を脱ぎ、厚手の服も脱いで下着姿のまま泉に入り、返り血を洗い流す。そのあと鎧と兜も水ですすいで清めた。
(ふう・・・・)
そのあと予備の服に着替え、火を起こして茶を飲んで一息ついて、セメントは状況を整理する。
(やはりバラモスは魔族の幹部であって、黒幕の首領は別にいたんだ)
最後に出てきた正体不明の声。あれはたしか、ギアガの大穴に来いと言っていた。
ただ、私はバラモスを倒したはず。最後の最後に邪魔が入ったけど。私はあいつの断末魔を聴いたはず・・・
セメントはこの後どうすべきが思案したが、ひとまずアリアハンに戻り、バラモス討伐を報告しようと考えた。だが体は長い死闘で疲弊しきっている。とりあえずダーマの宿坊に一泊した。

2018年4月 2日 (月)

新説ドラゴンクエスト3 第206日 対バラモス再戦

206日目 3月23日
「また会ったわね」
 「・・・そうだな、こんな夜中に何の用かね」
「あなたを殺しに来た。」
 「無駄なことを。せっかく逃げれたのにまた犯されに来たというわけか。愚か者めが」「ふざけないで、この極悪」
セメントは鋼の剣を構えた。
「人間はいつもこうだ。負けるとわかっておるのに余計なプライドで刃向ってきおる。まあいい。こんどは逃がしはせぬ。我が側女として地下牢獄で壊れるまで弄んでやろう」
「ウラァ」
セメントは手にした剣を投げた。バラモスは首を傾けてかわす。しかしそれはフェイント。セメントは隠し持っていた魔封じの杖を掲げた。まばゆい光がほとばしる。
「うくっ!何をしやがった!魔法が・・・使えぬ・・・きさま!」
(作戦その2、まず相手の脅威を減らす)
バラモスは急場しのぎに火炎を吐きつける。セメントは落ち着いてドラゴンの盾で防ぐ。そのあとセメントはジパングで手に入れた草薙の剣を構えた。青い光が地面を走る。まずバラモスの装甲を落とすのが先。
「うぐっ、小娘が、つまらぬ小細工を弄しおって!」
一回は外したが、落ち着いて草薙の剣を使い、青い光を2回当ててバラモスの堅い装甲を無効化した。
(ここまでは、予定通り・・・あとは稲妻の剣で斬っていくだけ)
セメントは最高回復魔法を唱えてから、稲妻の剣を取り出した。
「おらあっ!」
バラモスの肩口を狙って斬りかかる。手ごたえはあった。
「・・・少しは腕を上げたか。だが結果は前と変わらぬ。所詮は人間、上級魔族の前にひれ伏すのだあ!」
と言ってバラモスは殴りかかってきた。刃の鎧越しでも構わず強烈な拳がセメントを襲う!
(うげっ)
その力はトロルとは比較にならない。衝撃をこらえる。だがセメントは見た。
(血が流れている)
傷口が塞がっておらず赤い鮮血がほとばしっている。
ひるまず斬撃を入れる
ばしゅうっ!
バラモスも打撃と火焔で応戦。セメントは意識が砕けそうになると最強回復魔法を唱えた。3回斬撃を入れたら回復魔法。この流れが数回繰り返された。
(落ち着いて、落ち着いて・・・)
そのころには床が血だらけ、バラモスは全身から鮮血を噴出させていた。
「おのれ、きさまああああ」
バラモスは狼狽していた。3か月前は歯牙にもかけなかった人間の小娘の斬撃が威力を待ち、わが法力の回復が追いつかぬ。馬鹿な・・・
「わしは魔王バラモス!人間の小娘ごときに負けるはずがない!うおー」
とはいえ炎と殴る蹴るの単調な攻撃だけ。時折呪文を唱えるそぶりを見せるがまだ魔封じの杖の効果が続いている。
(やれる、このままいけば・・・)
3か月前よりはるかに威力を増した勇者セメントの斬撃が命中!また命中!
(ぬおおお、馬鹿なバカな・・・)
バラモスは力任せにセメントを殴りつづけたが、落ち着いてセメントは回復魔法を交えながらすくっと起き上がり斬撃を入れる。こういう泥臭い戦いはこの3か月トロルと何百回もやってきた。気が付けばバラモスの両こぶしは刃の鎧の影響で真っ赤に染まっていた。
(このわしが負ける!こんな小娘ひとりに、そんなことがあってたまるか・・・)
少数派の下級魔族から名をあげてゾーマに取り立ててもらい、魔王軍の中で地位を少しずつ上げていき、ついに方面軍総司令官にまでのし上がったのに・・・
「フゴーッ!殺してやる!」
バラモスは突進してセメントに抱き着いた。そして至近距離から火炎を吐きつけた!
しかし耐えきったセメントは抱きつかれたまま回復魔法を一度入れてから魔王の脇腹へ稲妻の剣をめり込ませた。
「フガーッ」
おびただしい鮮血が流れるのもかまわずバラモスは捕まえた両の手を離さず火炎を吐きつける。髪の焦げるにおい。
(うあっ・・・でも、まだ、やれる)
セメントはその体制のまま後方にゆっくり倒れて、すかさず体を入れ替え、上に乗る体勢となった。そしてバラモスの胸元へ稲妻の剣を突き立てた。
「ガハーッ!」
おびただしい鮮血。もうバラモスのローブはズタズタで朱に染まっていた。
「ガハーッ」
バラモスも最後の力を振り絞り、下からセメントの顔面を殴りつけ、炎を吐いた。しかしセメントは冷静に回復魔法で急場をしのぐと右手の剣をバラモスの胸板に何度もめり込ませた。
「アッガガーッ」
ついにバラモスは口元から大量に血を吐いた。
「お、おのれえ・・・人間のコムスメゴトキニ・・・、」
しかしバラモス勝負を捨てず倒れたまま最後の力を振り絞り、下からセメントの頭部めがけて大ぶりのパンチを入れる。セメントも砕けそうな意識をつなぎ止めながら稲妻の剣を突き立てる。凄絶な争いとなった。
ガン、ガク、ガキン、ベコン
オルテガの兜の装甲が悲鳴を上げる。
(お願い、父さん、私を護って・・・)
しかしセメントの頭を殴っていたバラモスの力は徐々に失われてゆき、力なく兜をカシンとたたくのみになった。
「うぁおー」
セメントは憤怒の形相でバラモスの胸元を稲妻の剣でえぐった。
「グボボボボボボ」
バラモスはついに動かなくなった。あたり一面はさながら血の海だ。
(やった、の?)
バリバリバリバリバリ
あたりを黒いバリアがつつむ。
「そこまでだ」
(何者)
「バラモスよ・・・何たる醜態か。人間の女一人にやられてしまうとは・・・・だがここで戦力としての貴様を失うわけにはいかん・・・女勇者よ・・・決着を付けたくばギアガの大穴より闇の世界に来い・・・魔族の精鋭の恐怖を味わわせてやる・・・・」

何者かがセメントの脳内に語りかけたその後
バシュッ!!
黒い光が瞬き、バラモスの姿は玉座の間から消えていた。大量の血痕を残して。

2018年4月 1日 (日)

2018エイプリルフールSS

エイプリルフールSS

横浜のお嬢様プロレス団体では、デビュー1-2年の若手選手を年に1度、シングル総当たりのリーグ戦で競わせる「フューチャー杯」という企画がある。勝ち点で1位になった選手には優勝賞金としてけっこうな金額が支給されるので、若手のモチベーション維持材料になっていた。しかしその年の新人は圧倒的なレスリングセンスを持つ武藤めぐみが台頭し、やる前から武藤めぐみの優勝は堅いとみられていた。
しかしそれを快く思わない1期上の先輩、ライラ神威がいた。
「なんで入門1年もしないあいつが100万円持っていくんだ」
まともにやったら勝てない。そう考えたライラ神威は対策を考えることにした。
「通常攻撃でダメージを与えられないなら・・・こうだ」

でもって若手新人リーグ戦シリーズの最終戦さいたま大会第4試合、双方これまでのリーグ戦を3勝0敗で迎えた武藤めぐみとライラ神威、事前の予想通りこの2人の直接対決で優勝が争われることになった。

「はっ」
で、試合がはじまるや武藤めぐみがいつも通りのハイスパートな攻めを見せて、ライラ神威につけ入る隙を与えなかった。そのまま5分が経過。
「そろそろじゃあ切り札出すとすっか・・・おらあ!!」
ライラ神威、右のパンチで武藤の頭を殴りつけて怯ませてから、青コーナーにいったん戻りセコンドのREKIから栄養ドリンクのガラス瓶とライターを受け取った。そのままガラス瓶の中を口に含む。とうぜん中身は栄養ドリンクではない。
(練習は20回以上やった・・・本番でもうまくいくはず)

うずくまる武藤めぐみに近寄り、武藤の肩口を狙って口に含んだものを中身を噴射する。ブーッ。
中身は寮にあった石油ストーブの灯油。
と同時にライターで着火。
ゴーーーッ!!
火炎攻撃炸裂。1メートルくらいの火柱が武藤を襲う。
場内悲鳴と罵声で騒然。
「ギャアアアアっ」
痛みと熱でのた打ち回る武藤めぐみ。すかさず足を取って丸め込むライラ神威

「ワン、トゥ、スリ」
あろうことか渡辺智美レフェリーは3カウントを入れてしまった。

「ムハハハハ、賞金はもらったぁ」
「ちょいまち」
ライラ神威のブック破り(事前の打ち合わせでは10分くらいでライラがフォール負けする話だった)に憤然とした吉田龍子審判部長がリングに上がる。
「あんたなんてことすんのよ!」
このあと、リング上は大乱闘大混乱に陥った。武藤めぐみは担架で運ばれ、ライラ神威は大暴れを演じた後ウァハハハハと笑いながら引き揚げたが、当然公式記録としてライラ神威のフォール勝ちは認められず、その前の火炎攻撃で反則負けとなり、フューチャー杯は武藤めぐみが優勝となった、そしてライラ神威の火炎放射は「危険すぎる反則」として,

出場停止3か月の処分が下った・・・・
当然、これで両者の関係は険悪になり、引退するまでお互い口も利かないくらいの関係となった・・・

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »