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2019年1月27日 (日)

WASオールスターリーグ戦(3)

(3)
「さて」
運営側は経済産業省の幹部2名と、内田をはじめとする広告代理店スタッフ4名、イベント運営会社の幹部4名という陣容だった。

「まずは興行スケジュールの大枠を決めたいのですが」
内田が用意した叩き台の案では、8月5日から19日まで、15日間の興行を全国各地を巡業する形で行い、全15戦のリーグ戦を行い優勝者を決めるというものであった。

「あきまへんな、2週間もうちの興行をエース抜きでやるわけには。日銭商売やから」
初老のWARS社長は強硬だった。WARSは大阪梅田の常打ち会場で月2回の定期興行で収益をあげていたので、主力不在での興業は回避したかったのである。他の3団体も
塩津社長の意見に同調したが、総当たりリーグ戦を開催して夢のカードを提供するという当初の思惑が崩れかねないと考えた運営側も反論したのでこれだけで1時間以上紛糾した。

「1日2興業の、昼の部と夜の部のダブルヘッダーではどうでしょうか」
選手の負担が大きいとSPZの杉浦社長が渋ったが、後のフロント組の3団体の代表はそれで日程が短縮できて、かつ自団体の興行日程を圧迫しないので同意した。確かに1日2試合というのは負担だが、駆け出しの若手ならともかく鍛え上げられた肉体と精神を持つ選手ならできないことはない。現にインディーの中堅レスラーは昼は後楽園、夜は横浜で試合に出るというのは良くある話である。

けっきょく最初の打ち合わせでは興行日程だけ決まって終わった。
8月12日(日)神奈川・横浜スペシャルホール 第1戦・第2戦
8月13日(月)北海道・どさんこドーム    第3戦・第4戦
8月14日(火)名古屋・しゃちほこドーム   第5戦・第6戦
8月15日(水)広島・若鯉球場        第7戦・第8戦
8月16日(木)福岡・九州ドーム       第9戦・第10戦
8月17日(金)大阪・難波パワフルドーム   第11戦・第12戦
8月18日(土)宮城・仙台北アリーナ     第13戦・第14戦
8月19日(日)東京・新日本ドーム      第15戦・第16戦(決勝戦)

試合開始時刻:昼の部12時、夜の部18時
お盆の時期の大きい会場8連戦、ビッグマッチには不向きな時期だが、夢のカードとなると話は別だろう。さっそく政府関係者を通じて会場は押さえられた。一部プロ野球の日程とバッティングするところが出てきたが、政府関係者の巧みな根回しによって日程調整が図られた。

2019年1月26日 (土)

20190126

今週のスポーツニュース行きます。

◆相撲
40歳安美錦、引退ピンチ
この原稿を書いている13日目終了時点でまさかの1勝12敗。十両3枚目なのであと1勝しないと無給の幕下転落の可能性も。

豪風引退
小柄な体で押し相撲のエレベーター力士でしたが、ジムで鍛えまくっていたのが奏功したのか、39歳まで関取を務める。ありがとうございました。

大相撲初場所混戦
13日目を終わって2敗で単独トップ時はまさかの玉鷲。遅咲き優勝あるかも。

◆プロレス
ジョー・ディートン、20数年ぶりに再来日しバトルロイヤル参戦
かつての全日常連外人でいい奴、外人だが悪役商会に入りキムラサンアイシテマスと言った男が馬場さん没後20周年興行に参戦。往々にしてB級外人は何らかの理由で日本マットを去ってしまうともう日本には来ないケースがほとんどなので、これは嬉しい。

◆野球
権藤さん野球殿堂入り
98年ベイスターズ優勝監督、そして直近では高木監督との70代バトル。選手としても投手コーチとしても監督としても信念を貫いた人。

長野、赤いネクタイ買う
1年だけやって巨人にFA行使Uターンしても原さんに冷遇されるだろうから復讐鬼と化す方を選んだのか。

今週はこんなところ。

2019年1月20日 (日)

WASオールスターリーグ戦(2)

(2)
あくる日、大手広告代理店の「個人消費促進プロジェクト」の担当、内田は徹夜で作った企画書をもとに主要女子プロレス4団体の事務所を回ったが、結果は芳しくなかった。
「2週間も自前の興行を休みにはできない」
「やるのはいいが、自分のところの選手を優勝させるという確約がなければ駄目だ」
「慣れない他流試合で主力選手が負傷してしまうと今後の興行に影響する」
「うちは他団体とは交わらない。初代社長の遺訓だ」

「断られたで済むと思うか!ボケが!」
経済産業省の幹部は内田を叱咤した。
「ですが・・・」
「国家権力に逆らうことなどできないのだよ。まして相手はたかがショープロレスの会社だろう」
「しかし、どうやって交渉の突破口を開けば・・」
「頭があるんだろう、少しは考えろ」

しかし交渉は進まなかったので、経済産業省の幹部は財務省のつながりを頼み、主要4団体に「オールスター興行に協力しないと税務調査を徹底的に行うぞ」という恫喝に近いことを行った。プロレス興行会社は往々にして金の管理にルーズでたたけば埃は出てくるのであって、4団体は渋々ではあるものの主力選手の参戦を大筋では承諾するに至った。

2月下旬、都内高級ホテルの会議室に4団体の関係者が集められた。

・国内最大手の女子プロレス団体、新日本女子プロレス
「藤野です、宜しくお願い致します」
創業70年余りの歴史を持つ日本最古のプロレス団体。純プロレスとエンターテインメント性を融合させた興行スタイルと緻密なマーケティング力で他社の追随を許さない。直近は新エース、マイティ祐希子に人気が集まり、何度目かの黄金期を謳歌している。新宿に自社物件の本社ビルを構え、毎年しっかりと利益を出している。この日の打ち合わせは渉外部長の肩書を持つ男性スタッフ、藤野が出席した。

・過激なスタイルで根強い人気の女子プロレス団体WARS
 「営業統括の塩津です。ほな、よろしく」
創業40年と後発ながら、大阪吹田の雑居ビルに事務所を構え、関西を中心に興行を行っている女子プロレス団体。女子団体の枠を超えていると評される荒々しいスタイルと、反則・凶器も辞さない抗争図式で人気を集める。直近では大型凶暴エース、サンダー龍子が頭角を現してきたものの、経営陣が弱くどうしても日銭商売の域を脱せず、安定して利益を出せず財務基盤も脆弱。この日の打ち合わせは2代目社長の塩津みずから出席した。

・最近急成長してきた女子プロレス団体、ソウルジャー
「ソウルジャーの田野倉と申します。どうぞよろしくお願いします」
創業5年と最新鋭ながら、近年日の出の勢いで勢力を伸ばしてきている。前身は10年くらい前に小売業チェーンが大金を投じて立ち上げたVGというプロレス団体で、経営不振に陥り、一時活動停止に陥ったが、アパレル大手が資本を投入し、新しいプロレス団体「ソウルジャー」として再出発を切った。徹底したルックス重視の採用で当初は業界内の地位も低かったが、優秀なコーチ陣を採用し超科学的トレーニングで武藤めぐみらエース級の選手を鍛え上げ、最近は首都圏興行は軒並みソールドアウト。埼玉県戸田市に自社ビル兼道場を構える。この日の打ち合わせは執行役員総務部長の肩書を持つ男性スタッフ、田野倉が出席した。

・横浜のお嬢様プロレス団体、SPZ
「巡業部の杉浦です。よろしくお願いします」
創業24年と比較的後発ながら、大手IT企業のエスピーソリューションがバックについており、財務は健全で横浜戸塚に自社ビルの本社も構えている。興業は関東を中心にしているが九州や東北北海道も定期的に巡業を欠かさない。基本的には打撃投げ関節のスポーツライク路線が売りだが、ある程度ルックスや健康的なお色気も初代社長が重視したため、地方巡業では程々のショープロレスもこなす。ここ数年は南利美、草薙みこと、伊達遙の3大化け物がしのぎを削っている。この日の打ち合わせは道場チーフコーチの元レスラー、杉浦美月が出席した。

2019年1月19日 (土)

稀勢の里伝説

稀勢の里伝説

第72代横綱・稀勢の里さんが引退を表明されました。

恵まれた体格に突き押し、左四つ相撲、中学時代野球で鳴らして運動センスも抜群。中卒後すぐ角界入りし、いわゆるたたき上げ力士として、17歳で十両、18歳で幕内に上がる早熟。元横綱隆の里の指導を受け早くから幕内上位に定着されました。

この力士の特筆すべき点は、いわゆる八百長、ブック相撲に一切手を染めなかったこと。厳格な師匠に指導されたこともあり、本場所15日間ガチンコ真剣勝負を貫きました。何日間かは相手と話をつけて楽にして・・・という選択をせず、15日間ぶっ通しで全力を尽くし、大関時代の魁皇に6連勝する、白鵬の連勝を63で止めるなど若くから将来を嘱望されていました。

しかしそのスタイル故、下位の力士から取りこぼし、プレッシャーに弱いこともあり大関昇進はかなり遅れました。大関に上がってからもその相撲道を貫き、下位への取りこぼしをなくして安定感を身に着け、大関から5年かけて横綱昇進を果たしたもののその矢先に大胸筋断裂の大けがを負い、治療不十分なまま中途半端な復帰を繰り返したこともあって左おっつけの威力は失われ、怪我をする前の輝きを取り戻すことはできませんでした。

横審から「激励」をもらってしまいこれ以上休めなくなって出場せざるを得なくなり、最後は3連敗で散る結末に。

横綱は勝てなくなったら引退という制度は今の時代厳しすぎるのではないかと思う。勝てなくなった横綱は、横綱の地位を返上し、十両14枚目格に降格してリスタート、という制度があった方がいいのかもしれない。大関で長くやるほうがいいじゃんと気づく人が出てくる。

あの大怪我をしなかったら、先代の師匠が急逝していなければ、もう少し柔軟な思考で注射に手を染めていれば、角界にたらればは禁物ですが・・・もうあの雄姿を見られないのかと思うと少し寂しい。

私が稀勢の里に注目していたのは魁皇がハチナナグランドスラムを達成していた2010年、稀勢の里に6連敗を喫していました。あの老獪な魁皇が四つ相撲の真っ向勝負で勝てない若手が出てきた。これは超大物かもしれない。そう思って注目していました。2011年の初場所(だったと思う)に魁皇VS稀勢の里の取り組みを観に行ったこともあります。(このときは魁皇がはたきこみで勝った記憶があります)えんじ色の締め込みが決まっていました。

感情を表に出さないのは師匠に指導されてからであって、本当は激情派なのか、格下に負けた取組後に「あー」とか「くそーっ」とか風呂場で絶叫するなどなかなかのネタ師でした。

今後は荒磯親方として後進の指導にあたるとのこと。大相撲の魅力を余すところなく伝えていただき、長い間ありがとうございました。

2019年1月13日 (日)

WASオールスターリーグ戦(1)

(1)

時に、西暦2033年。
「本当ですか?」
「仕方あるまい」
大手広告代理店のビル地下にある隠し会議室。
「財務省はどうしても消費税を上げたいらしい」
21世紀中盤、高齢化に伴い社会保障関連の費用は加速度的に上昇し、赤字国債の乱発による財政破たんを恐れた財務省は消費税を現行の15パーセントから19パーセントに上げるよう時の政権に働きかけた。時の政権は財務省の圧力に屈し、増税案の実行を受け入れざるを得なかった。しかし時の政権は個人消費落ち込み、景気後退による支持率低下をおそれ、「消費増税をやるかわりに50項目の個人消費喚起施策の立案、実行」を各省庁に指示した。

経済産業省にも施策案を出すよう指示が来たので、職員から公募することにした。大中小さまざまな施策のフラッシュアイデアが出されたが、ある中堅幹部から出された「女子プロレスオールスターカップ戦の開催」という案が政府高官の目に留まり、その高官もプロレスファンだったこともあり、「消費増税に伴う景気落ち込みに対応するための個人消費喚起施策案」のメニューに組み込まれた。

経済産業省から出た施策のたたき台は、国内の主要女子プロレスリング4団体の全面協力を仰ぎ、超一流16選手参加による総当たりリーグ戦を2週間、全国15大会で開催し、普段は団体の壁があり、見る事の出来ない対戦カードを提供し、会場やパブリックビューイング、ネット中継による興行収入による数十億単位の個人消費促進とあった。

たたき台は荒削りなものだったが、効果のところに観客動員50万人、客単価5千円で25億円、ネット中継やグッズ収入を合わせると50億近い経済効果が見込まれると書いてあったものだから、この施策案は経済対策会議を通過し、個人消費促進施策として実施する50項目の施策に入ってしまった。

「女子プロレスの対抗戦なんてできるわけないですよ。」
プロレス興行、勝者と同じ数だけ敗者がいる。4団体のマッチメイク調整だけでも大変な手間と労力を要するだろう。
「内田君、これは国策なんだよ。要はその4つの会社にどんな手を使ってでもオールスター興行の実施を呑ませればいいだけだ」
経済産業省の幹部が広告代理店スタッフを諭す。

2019年1月12日 (土)

20190112

新春一発目のスポーツニュース

◆プロレス
馬場さん没後20年記念大会渕さんのカード

渕、藤原、青柳優馬VSタイチ、金丸、TAKAみちのく

これは渕さんボディスラムとヘッドロックパンチと首固めだけやって金丸に丸め返されて負けるパターンか。タイチとの再会も楽しみ。

1.4棚橋勝利
オメガが海外に行く以上、棚橋が勝つしかなかったのであろう。

◆野球

丸と長野実質トレード

新井さんが引退で一塁を松山と考えると、両翼がバテスタと野間では厳しいと判断したか。しかしこんな巨人の顔がいきなり広島移籍って・・・

◆相撲
稀勢の里引退ピンチ劇場1.13開幕
初日 小結 御嶽海 勝利可能性60%
2日目逸ノ城 勝利可能性55%

(想定対戦相手)
平幕
栃煌山 勝利可能性80%
錦木 勝利可能性80%
北勝富士 80%
正代   80%
松鳳山  80%
琴奨菊  75%

小結
妙義龍 80%

関脇
玉鷲  60%
貴景勝 60%

大関
豪栄道  50%
栃の心  60%

横綱
鶴竜  40%
白鵬  30%

平幕に取りこぼさなければ8勝は堅い。

◆日韓関係破たん5分前

・韓国一部勢力「戦犯企業から賠償金とってやる」
・韓国大法院「植民地支配は不法、無効だったから新日鉄住金は賠償金を払え」
・韓国一部勢力「差し押さえ実行!」
・韓国大統領「わが国は三権分立であるから裁判所の判決を尊重すべき。日本は仕方ないと思うべき。そもそも原因は日本の植民地支配にあるので日本は謙虚になるべき」

言うべき言葉もない。日韓基本条約とはなんだったのか。報復措置をという声もあるが。そうしたら報復の報復が連鎖して経済が悪化しかねない。日本側の裁判所に韓国に関するトンデモ判決を出してもらって実行いて「いやあ三権分立ですから」というほかないがそんな芸当は我が国のまともな裁判所にはできないだろうな。でもこれで一番痛いのはこういう困った隣国と毅然と交渉できる政党は自民党だけということ。民主党系なら今頃融和してるぞ。当面自民党政権は安泰。

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