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2019年3月 3日 (日)

WASオールスターリーグ戦(8) 1日目昼

(8)
前半の6試合が終わると10分間の休憩。休憩明けはリーグ戦5試合。

○B上原(2点)(10分7秒、リングアウト)G山本●(0点)

新女のベテラン選手、ブレード上原とWARSのヒール、グリズリー山本が激突するカード。体格を生かしたG山本の猛攻を耐えるB上原、しかしB上原がG山本の爆弾として知られる左ひざへ低空ドロップキック!これで逆上したG山本、場外戦でB上原をいたぶる。イス攻撃をくらってフェンス前でふらふらになったB上原、げはげはげはと笑いながらとどめのラリアットを狙ったG山本だったが、寸前でB上原にかわされてしまいあわれリングサイド席最前列につっこんでしまった・・・・この隙にリングに戻ったB上原、かろうじて起き上がったG山本だったが、起き上がった時にはもう場外カウント20が数えられリングアウト負けとなってしまった・・・
「あのレフェリー、場外カウント早ぇよ」
試合を裁いたSPZの井上レフェリーへの不満を口にするG山本だったが・・・

○N白石(2点)(15分46秒、片エビ固め)B来島●(0点)
※STO
新女所属のパワーファイター・ボンバー来島とWARSの新星、ノエル白石が激突する好カード。力比べのシーンで場内どよめく。外見ではどう見ても来島が有利なのだが、白石も外見からは想像できないパワーで応戦。力比べは互角、ならばと来島は重爆ドロップキックを起点に技を積み重ねようとしたが、白石が至近距離から激しい掌底を入れてきて、来島の動きが止まる。セコンドの藤島がしっかりしてと檄を飛ばすが、来島の動きがおかしい。バックドロップはかろうじて返した来島だったが、続くSTOにやられてしまった。新女のエース・マイティ祐希子のパートナーが他団体選手に初戦敗北、場内どよめき。

○B市ヶ谷(2点)(6分31秒、エビ固め)R美冬●(0点)
※ビューティボム
昨日の新女有明大会でM祐希子との30分越えの死闘をやってダメージの残るビューティ市ヶ谷、リーグ戦初戦ではWARSの有望株・ライジン美冬と激突。市ヶ谷、戦いが長引くと危険と判断し、一気に潰す判断に出た。ゴングを待たずにラリアットで奇襲し、バックドロップ、レッグドロップの凄まじい猛攻。美冬もヘッドショットキックで反撃したが後が続かず、5分経過とともに危険な角度のタイガードライバー。これは何とか返した美冬だったが、続くビューティボムに力尽きた。

○草薙みこと(2点)(23分27秒、片エビ固め)南利美●(0点)
 ※草薙流兜落とし
「うちから優勝選手を出すのは無理だろうな、おそらく新女あたりが運営に裏工作とかして優勝は誰それにしてくださいって話は付いてる」
SPZのおっさん社長がつぶやく。
「だから新規客獲得のために良いファイトをするだけ。あとはなるべく怪我なく戻ってくること。」
初戦セミファイナルに組まれたSPZの同門対決、現在進行形の戦いが繰り広げられた。南はとにかくグラウンドに引きずり込もうという戦法に出たが、草薙も得意の空気投げ連発でペースをつかもうとする。15分過ぎて両者息が乱れてきて、勝負に出た南がまずネオサザンクロスロック、続いて飛びつき腕ひしぎを繰り出してギブアップを迫ったが、かろうじて足首がロープに届いた草薙が逆襲に転じ、草薙流兜落とし2連発で勝利を収めた。SPZ選手権並みの息詰まる攻防に場内喝采。

○T龍子(2点)(21分57秒、エビ固め)M祐希子●(0点)

横浜大会・昼の部メインは新女とWARSのエース対決。

「・・・やっぱワンツースリーでいこうか」
「・・・・その方が、いいみたいね」
セミがかなりいい試合となったので、リングアウト決着の予定を急きょ変更した両者。マイティ祐希子、いつも通りのハイスパートプロレスで攻勢をかけるが、昨日の市ヶ谷戦タイトルマッチでのダメージが深いせいか、いつもの波状攻撃ができない。サンダー龍子はいつも通りラリアット乱発でペースを作る。力押しの消耗戦となったが、先にチャンスを作ったのはM祐希子、シャイニングウィザードで大ダメージを負ったサンダー龍子、しかし撃ったマイティ祐希子も右ひざを痛めて苦悶の表情、フォールに行くのに30秒ほどかかってしまい、サンダー龍子に返されてしまう。ならばとボディスラムで投げてから、切り札ムーンサルトを狙ったが、コーナーに上がるのが遅く、起き上がったサンダー龍子に組みつかれてしまう。ニュートラルコーナー上でもみあいが繰り広げられたが、コーナー上でサンダー龍子がショートレンジラリアット!
「ウワーッ!」
マイティ祐希子、コーナー最上段から場外へ転落し全身を強打!これは痛い。(当初予定ではこれで試合が終わる予定だったが)マイティ祐希子、不屈の闘志で起き上がり、カウント20寸前でリングに帰還、しかしサンダー龍子もこの間息を整えていたのでまずパイルドライバー、マイティ祐希子2で返したが、ならばとサンダー龍子プラズマサンダーボム。これで勝負あったかと思われたがマイティ祐希子ギリギリで返す。

「さすが新女のエース、じゃあこれでどうだ」
サンダー龍子、奥の手、スプラッシュマウンテンで高く抱えてから思い切りたたきつけた。マイティ祐希子、懸命にキックして返そうとしたが、肩が上がる前にレフェリーが3カウントをたたいていた。場内えええええ?のどよめき。めったにフォール負けを許さないマイティ祐希子がいきなり黒星発進。相手もWARSのエースなので波乱とは言えないが・・・

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