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2019年3月17日 (日)

WASオールスターリーグ戦(10)

(10)1日目 横浜大会 夜の部後半戦
休憩明けの試合は大荒れに荒れた。

○G山本(2点)(5分11秒、リングアウト)武藤めぐみ●(2点)

ゴング前に奇襲を仕掛けたグリズリー山本、殴る蹴るのラフ殺法、そして場外に落としてイス攻撃の乱発。これで動きが止まった武藤めぐみ、リングに戻ったがいつもの流れるような攻めが出ない。フランケンシュタイナーを繰り出すもパワーボムに切り返されてしまう。そして2度目の場外戦に持ち込んだグリズリー山本、セコンドのマーメイド千秋からトゲの付いた鉄球のような凶器を受け取るや武藤の頭を一撃!これで悶絶した武藤、続く場外チョークスラムで頭を強打し、起き上がれずリングアウト負けを喫した。なりふり構わない攻めを見せたグリズリー山本が初日を出した。

○南利美(2点)(13分51秒、飛びつき腕ひしぎ逆十字)N白石●(2点)

本日2試合目で疲れているのか、南利美が防戦一方のしまらないファイト。ノエル白石の力押しファイトばかりが目につく。しかしこれは相手を油断させるための罠だった。相手の攻め疲れを待って、電光石火の飛びつき腕ひしぎを仕掛けてギブアップを奪い、初日を出した。

○C斉藤(2点)(14分27秒、TKO)M祐希子●(0点)

横浜大会のセミ前で大波乱。昼の部でサンダー龍子との大肉弾戦に敗れたマイティ祐希子、ダメージの回復が万全でないのか、開始早々ジャーマン、ムーンサルトで勝ちに行くがそれまでのダメージの蓄積がないのでコンバット斉藤なんとか返して、キック乱発で反撃。なんとか蹴り足をつかんで組み付こうとしていったマイティ祐希子だったが、やはり疲労のためか、動きに精度を欠いてしまいいいように蹴りを貰ってしまう。何度も立ち上がったマイティ祐希子だったが、ついにジェットスマッシュ(変形かかと落とし)をまともに食らってしまい失神。危険と判断したレフェリーが10カウントを待たず試合を止めた。担架で運ばれたマイティ祐希子、場内悲鳴とどよめき。SPZの新鋭・コンバット斉藤が大金星。

○T龍子(4点)(13分22秒、逆エビ固め)伊達遙●(2点)

横浜大会夜の部のセミで組まれた好カード、SPZ王座に何回も君臨している伊達と、WARS不動のエース、サンダー龍子がぶつかる。伊達はキックを当てていこうとするが、サンダー龍子もラリアットの乱発で手数を返す。バタバタした展開が続いたが、7分過ぎにサンダー龍子がブレーンバスターを狙ったところ、伊達がこらえて力比べの末ブレーンバスターで投げ返したが、この強引な投げで伊達が腰を痛めてしまう。何とか起き上がってキックを撃つも全く腰が入っていないため本来の威力なく、これを見て取ったサンダー龍子が執拗な逆エビ責め。何度か懸命にこらえてロープへ逃れた伊達だったが、サンダー龍子、プラズマサンダーボムで痛めつけておいてリング中央で逆エビ。懸命にこらえた伊達だったが、これ以上がまんすると翌日以降に差し支えると判断したか、ついにタップ。サンダー龍子が2連勝スタート。

○B市ヶ谷(4点)(17分36秒、レフェリーストップ)結城千種(2点)●
※腕固め
横浜大会夜の部のメインは夢のカード、新女の女神・ビューティ市ヶ谷とソウルジャーのエース格、結城千種が激突。結城が切れ味鋭い投げ技で攻め込めば、市ヶ谷はラリアット、DDT、タックルの力技で応戦。13分ころに市ヶ谷が強引に繰り出したタイガードライバーで結城、頭を打ってしまったのか場外エスケープ、しかし市ヶ谷は場外に追撃、場外戦を優位に運んだのは市ヶ谷、なんと鉄柱に結城の右肩を激突させる。結城の表情が苦悶にゆがむ。アクシデントを察したか、セコンドの金森が結城に応急のテーピングを施す。かろうじてリングに戻った結城だったが、右腕がまったく使えない。あとはもう市ヶ谷がカサにかかって攻めてきた。力任せに腕関節を取って痛めつける。懸命にこらえた結城だったが、これ以上の試合続行は無理と判断したWARSのレフェリーが試合を止めた。場内悲鳴とどよめき。なりふり構わず勝ちに行った市ヶ谷が2連勝スタート。

「終わった後ハネ立ちで札幌なんて・・・・もー」
リーグ戦出場選手は自分の出番が終わるや、手早くシャワーを浴びてジャージに着替えて、荷物をまとめてセコンドの若手を連れて、関係者通用口につけておいたハイヤーに乗り込み、羽田空港へ向かう。一流プロレス団体の場合、ほとんど試合が終われば近くのホテルに投宿して、食事をしたり身体のケアをするのだが、強行日程でその日のうちに飛行機で新千歳へ飛ぶという強引なスケジュール。ベテランのブレード上原もやれやれといった表情。

メインに出たビューティ市ヶ谷と結城千種は日付が変わる前に新千歳に降り立った。それぞれ運営差し回しのハイヤーで札幌市街の宿舎へ向かった。

札幌市内の宿舎にSPZの4選手が入ったのは午前一時少し前だった。団体サイドが手配したラウンジで選手は一心不乱に飲食した。昼の部と夜の部の間ではバナナやサンドイッチ程度の軽食しかつまめなかったので、ここでしっかり栄養補給しておかないと始まらない。

1日目が終わった。

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