2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »

2019年4月28日 (日)

WASオールスターリーグ戦(16)

WASオールスタリーグ戦(15)

第3戦 名古屋大会 昼の部、休憩後は公式リーグ戦5試合。


○草薙みこと(6点)(11分22秒、片エビ固め)B上原●(3点)
※草薙流兜落とし
休憩明けの一戦。南の容態が落ち着いたのか、SPZの小川ひかるが予定通り草薙のセコンドについた。序盤戦は南、小川譲りのグラウンド攻めでB上原を苦しめた草薙みこと。この流れに焦れたB上原がフライングニールキック、パワーボムで反撃したが、落ち着いて2で返した草薙が草薙流兜落としを炸裂、2度までは返したB上原だったが、草薙容赦せず3発目の草薙流兜落としを決めて、ブレード上原の戦意を絶った。

○B市ヶ谷(10点)(8分26秒、エビ固め)C斉藤●(4点)
※ビューティボム
ここまで4連勝で勝ちっぱなしのB市ヶ谷をSPZの若手出世頭・C斉藤がどう攻略するかがポイントの試合だったが、コンバット斉藤はしつこくローキックを入れて動きを止める作戦に出た。この作戦はSPZの南や小川に吹き込まれたのか、B市ヶ谷との組合を避け微妙に間合いを取って、踏み込んでローキックを一発入れてまた離れる。異種格闘技戦の様な試合展開となった。しばらくは相手のローキック攻めを耐えていたB市ヶ谷だが、5分過ぎに貰った一撃が相当効いたのか、片膝をつく。これで憤怒の表情をあらわにしたB市ヶ谷、ものすごい勢いでつかみかかりエルボー、スレッジハンマーの猛攻。そして危険な角度のタイガードライバー。普段は相手の技量を勘案して落とし方を加減しているのだが、怒りMAXの状態で繰り出すと非常に危険な荒技となってしまう。この一撃でコンバット斉藤は頭を打ってしまい悶絶、このままKOかと思われたが、B市ヶ谷、引きずり起こして必殺ビューティボムを炸裂させ、3カウントを奪った。
「・・・・・」
試合後、B市ヶ谷は蹴られまくった太もも裏をしばらく押さえていた・・・・・
「コンバット斉藤はもう少し受け身の練習をした方がいいと思いますね。それも、練習のための練習じゃなく・・・いろんなパターンを想定してですね」(解説の杉浦美月)

○武藤めぐみ(6点)(20分3秒、ノーザンライトスープレックスホールド)N白石●(4点)
名古屋大会昼の部セミ前でソウルジャーのエース・武藤とWARSの怪力・ノエル白石が激突する好カードが組まれた。リーグ戦も中盤に入ると、各選手のファイトスタイルや強みや弱みをある程度頭に入れて闘っているのか、ノエル白石、序盤はしつこくグラウンドレスリングを仕掛けて上に乗って相手を消耗させようとしてきた。そして5分過ぎからノエル白石が執拗なベアハッグ責め。武藤めぐみの腰を集中攻撃。武藤も懸命にベアハッグを耐える。しかし今日のN白石はベアハッグで決めるつもりなのか、5分以上もしつこくかけ続けてくる。このままでは壊されてしまうと考えた武藤が耳そぎチョップ乱打でベアハッグを脱出。ならばとノエル白石、バックドロップ、STOの大技攻勢を仕掛けるが、受け切った武藤もネックブリーカーで反撃。攻め合いしのぎ合ういい勝負となったが、フィニッシュは突然に。武藤がきれいなブリッジのノーザンライトで投げて、ノエル白石から3カウントを奪った。
「武藤選手、肩を相手のみぞおちにめり込ませてますね。あれが入っちゃうと苦しくて返すのが遅れちゃうんです」(解説の杉浦美月)

○T龍子(8点)(7分22秒、エビ固め)L内田●(4点)
※スプラッシュマウンテン
名古屋大会昼の部セミファイナルも好カード。WARSの破壊龍とソウルジャーの技巧派ヒロインが激突する。
昨日氷室相手にまさかのギブアップ負けを喫したサンダー龍子、痛めた足は今日の午前中にケアしたようで、普通に花道を歩いて入場。しかし今日の対戦相手・ラッキー内田も一点集中攻撃には定評があり、右足首を狙って攻撃。片足タックルで転ばしてからグラウンドでサンダー龍子の右足首を徹底していためつける。
冗談じゃないこんなのに付き合ってたらと考えたのか、サンダー龍子は早くもプラズマサンダーボムを狙うも、定石通り足をばたつかせて防いだラッキー内田、果敢にもジャーマンを狙ったが、踏ん張ったサンダー龍子、落ち着いて体を入れ替え強烈なDDTに切り返す。これで頭を強打する決定的ダメージを負ってしまったL内田、すかさずサンダー龍子がスプラッシュマウンテンでとどめを刺した。

M祐希子(2点)(時間切れ引き分け)結城千種(3点)
名古屋大会昼の部メインも垂涎もののカード。新女の炎の女帝、M祐希子と地元の大スター、結城千種が激突する。しかしマイティ祐希子はここまで1分け3敗と絶不調、結城も肩の負傷もあり1勝3敗と星が上がっていない。これ以上は負けられないとお互い固くなってしまったのか、序盤は手探りのファイトが続く。基本技の応酬、そしてサーフボードストレッチの攻防であっという間に10分が経過。何としても初勝利が欲しいM祐希子、ニーアタックで結城を場外に落とし、そして助走をつけてのトペスイシーダ炸裂。そして引きずり起こしてフェンスに振ろうとしたところを結城も場外ブレーンバスターに切り返す!両者場外でダウン。
お互いカウント19でリングに戻ってきた。そのあともお互い持てる技を一つ一つ繰り出す両者、勝負をかけるタイミングをうかがっているのか。
20分過ぎにM祐希子が繰り出したダブルアームスープレックスが効いたのか、結城の動きが止まった。行くぞーと叫んでからM祐希子、必殺のムーンサルトプレスで飛んだが、良く見ていた結城も膝で迎撃。マイティ祐希子痛い。マットに倒れ伏し両足をバタバタバタバタ。勝機と見て取ったのか、結城千種、得意のバックドロップ!しかしマイティ祐希子も2で返す。ならばと結城は切り札のタッチアウトを繰り出そうとしたがM祐希子もこれは読んでいてDDTに切り返す。25分経過、リング上で両者ダウン。
何が何でも初白星の欲しいM祐希子、サイドスープレックス、ニーアタックで攻め立ててから、ノーザンライトSH。しかし結城も粘って返す。残り時間3分、ならばとM祐希子、胴締めスリーパーホールドで絞め上げる。ここでまさかの絞め技に苦しむ結城。しかしこれはM祐希子の判断ミス。時間切れが迫っている試合終盤、なぜ落とすのに時間を要する絞め技を使うのか。
残り時間1分、ここで結城がぐったりしたので、マイティ祐輝子、自らスリーパーを解き、コーナーに登ってムーンサルトプレスを炸裂!しかし結城、カウント3ギリギリで返した。場内ドドドドドド。とにかく時間がない。マイティ祐希子、この日2回目のノーザンを狙おうとしたが、結城千種、懸命に防御してニーリフトを打ち込み、逆にタッチアウトで担ぎ上げてやや不完全な態勢ながらマイティ祐希子を頭から落とした!
残り時間10秒、懸命にはいずりながら最後の力でカバーに行く結城、
ワン、トゥ
ここで試合終了のゴング。新女とソウルジャーのエース対決は30分フルタイムドローとなった。両者荒い息をつく。セコンド陣が駆け上がり息も絶え絶えの両者を手当てする。場内大歓声。
「いつかどこかで、決着をつけましょう!」
結城が歩み寄り、両者握手。マイティ祐希子、初白星はお預けとなったが、結城相手に30分戦い抜き復調を印象付けた。

死闘が終わるや結城千種、コスチューム姿のまま団体が手配したワゴン車に載せられ、名古屋市内にある支援者のサウナ付ジムに直行しアイスバスにつかる。そのあとぬるめの湯で疲労回復を図った後、別室でマッサージを受けた。よりによって夜の部もメインイベントでSPZの伊達遙とぶつかるのである。

2019年4月27日 (土)

WASオールスターリーグ戦(15)

(15)
第3日 名古屋しゃちほこドーム大会
午前7時、ソウルジャーのベビーフェイス2人、氷室紫月とラッキー内田は朝のコーヒーを楽しんでいた。名古屋遠征で常宿にしているホテルから近くにある路地裏の喫茶店でモーニング(パン、卵倍量)を摂取することをならわしとしていた。ラッキー内田、きょうは昼の部でサンダー龍子、夜の部でコンバット斉藤と激突する。いずれも厳しい相手だ。コーヒーを飲みながらノートパソコンで対戦相手の試合動画をチェックして手掛かりを探る。
氷室は昼の部でボンバー来島、夜の部で南利美という全く違う対応をしなければならない選手とぶつかる。氷室は黙してブラックコーヒーをすすった。

10時前にしゃちほこドームの関係者口が忙しくなる。疲労がたまった選手が多かったのか、多くの選手が少し遅めの会場入り。きょうはソウルジャーのリングが使用されるので、ソウルジャーを除く3団体の選手は短時間でロープワークや受け身の確認を行った。
11時、昼の部の開場。結城千種の地元大応援団が北側リングサイドに陣取る。

12時から、前座の3試合。

中江○、R北条(2分17秒、体固め)富沢●、成瀬
※ラリアット

金森、吉原○(3分55秒、逆さ押さえ込み)菊池、藤島●

石川○、真壁、辻、M千秋(6分31秒、片エビ固め)沢崎、保科、小川、渡辺●
※石川と真壁の合体パイルドライバー

そしてリーグ戦開始。
○B来島(6点)(1分6秒、片エビ固め)氷室紫月●(4点)
長丁場のリーグ戦を見据えて速攻勝負、奇襲戦法を多用しているボンバー来島、この日はゴングと同時に突進しいきなり正面からのナパームラリアット。さらに引きずり起こしてバックに回り、ジャーマンに行くと見せかけての延髄ラリアット!これで目の前がぼうっとかすんでしまった氷室、しかしボンバー来島容赦せず氷室を引きずり起こして今度は正面からのショートレンジラリアット。1分間で3発もナパームラリアットを食らっては氷室返せず、3カウントを聞いてしまった・・・・

○南利美(4点)(19分33秒、羽根折り腕固め)G山本●(4点)
試合は9割方グリズリー山本が攻めまくる展開。南利美、昨日首を痛めておりこの日も首筋にテープを貼ってのファイト。そのせいかいつもの動きではなく、グリズリー山本の暴虐ファイトになすすべない状態。そして場外戦でも一方的に痛めつけられる展開。セコンドのM千秋からセンヌキを渡され、それで南の頭をぐりぐりするG山本に場内ブーイングとどよめき。そして場外パイルドライバーの追い討ち。あわやリングアウト負けかと思われたがカウント19でリングに戻った南、10分を過ぎてもG山本のラフ殺法にやられるだけ。
「ケーケケケケ」
G山本、右のリストバンドを外し、隠し持っていたギターピックのようなもので南のノド元をいたぶる。セコンドの保科が凶器もってますと叫び、レフェリーが力づくで没収する一幕も。南はほとんど反撃できないまま15分経過。そしてG山本がパワー殺法でつぶしにかかる。パワースラム、ギロチンドロップ、タイガードライバー、DDTの凄まじい波状攻撃。懸命に2で返し続ける南、しかし体重差があるので南、確実にダメージが蓄積していってグロッキー状態。勝ちを確信したG山本、とどめのグリズリーボムを狙って南を高く抱え上げようとしたが、南、うまく腕のクラッチを切って相手の力を利用しつつ後方に着地しすぐさまG山本の左腕を極めた。
「あが・・・・」
南の瞬間芸が土壇場で炸裂。一発狙っていたか。こらえきれずG山本はギブアップ。ゴングが鳴るやその場に倒れ伏す南、悔しさをあらわにしつつ倒れている南にストンピングを入れるG山本、あわててSPZセコンドの保科、小川が入ってくるもG山本蹴散らす。グリズリー山本悔しさのあまり暴走。伊達のセコンドに付く予定だった沢崎まで入ってきてG山本をジャーマンで分投げるも、G山本はグリズリーボムで沢崎を失神させる。だがもう後の祭りで南利美が勝ち点2を獲得した。

「おえええええ」
控室で南利美嘔吐。グリズリー山本の反則攻撃、肉弾攻撃、試合後の襲撃を食らってもうズタズタの状態。あわててリングドクターが南の状態をチェックする。夜の部に響かなければよいが・・・

○R美冬(4点)(13分55秒、ストレッチプラム)伊達遙●(6点)
前の試合で伊達のセコンド役を務めるはずだった沢崎光が、G山本の暴走により悶絶したため、伊達はこの試合セコンドなしで闘うことになった。着ていたガウンを預ける人もいないので、取りあえず鉄柱に掛ける伊達。それがファイトにも影響したのか、いまひとつ有効な攻めを繰り出せない。逆にライジン美冬が要所でヘッドショットキックを入れて伊達をぐらつかせ優位に立つ。伊達もニーリフト、ニーアタック、ラリアットで反撃したが、普段檄を飛ばしてくれるセコンドがいないせいか、攻めっぷりが本来の思い切りを欠いてしまっている。そのままズルズル美冬ペースで進み、最後はリング中央でストレッチプラムに捕まってしまった伊達遙、やむなくタップ。SPZのエース、伊達が2敗目を喫した。その試合が終わると休憩。

20190427

皆さんこんばんわ。
平成最後のスポーツニュース行きます。

◆プロレス
渕正信65歳ドロップキック成功(4.25後楽園)
大森めんそーれとタッグを組んで秋山組に勝利。令和でもドロップキックを見せるか。

チャンピオンカーニバル、宮原決勝進出
混戦のAブロックを制す。Bブロックは・・・4.28後楽園の結果次第。ジェイクか、ドーリングか。ひょっとして野村か。

青木チャンカン4勝4敗で終了。
リーグ戦をひっかきまわす。ヘビー級相手に攻め込まれながらも逆転勝利を収める試合がいくつかあった。

◆相撲

白鵬三本締め問題でけん責、親方減俸。
優勝力士インタビューなど会場内でやるからこうなるのだ。(この時点で伝統儀式の様式美は崩れていると思う)昔はそんなものはなかった。もう新団体作った方がいいのではと思う。

◆野球
広島8連勝、借金完済
熊本の巨人戦で丸に目の前でホームランを打たれ、覚悟が定まったか。あれよと8連勝を決め星を五分に戻す。

長野さん一塁から全力疾走のあまり三本間で足がもつれ転倒。タッチアウト。
4月25日の中日戦でやらかす。ベーランの全力疾走でこけるとは・・・でも試合には勝ったから笑い話で済む。今年の珍プレー賞確定。

DeNA9連敗
筒香さんがぶつけられ、宮崎さん絶不調では・・・・早くもベイスターズ終戦か。

金満巨人クック違和感で二軍落ち
これでリリーフが苦しく。ストッパー問題は解決せず。

2019年4月20日 (土)

20190420

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

◆相撲
白鵬、先場所千秋楽の三本締めの件で呼び出し
伝統を重んじる日本相撲協会様にとっては見過ごせなかったのだろう。いくら優勝回数40を超える超横綱だったとしても。しかし白鵬は新相撲団体作った方が良くないか。

◆プロレス
全日本チャンピオンカーニバル開催中
Aブロックはゼウスが4勝2敗でトップ。しかし岡林がまだ6戦を残して1敗と不気味。青柳は5敗を喫し脱落。Bブロックは野村が4勝2敗でトップ。しかしまだまだ混戦模様。

◆野球
セリーグ首位はヤクルト11勝7敗1分け
中軸は青木山田バレが元気。村上も出てきた。石井琢打撃コーチは優勝請負人か。しかし金満巨人が0.5差で2位につけてきている。

広島6勝12敗最下位
丸の穴、新井さんの穴、投手陣ではジョンソン不調、昨年大活躍したフランスアも今一つ。水曜日金曜日と逆転で連勝したが・・・

◆マラソン
川内優輝、ボストンマラソンは17位に沈む。
まあプロ転向したばかりでスポンサー会見とかやっていて忙しかったのか、普通に走って2時間15分ならいつもの川内さん。ツイッタ―更新の頻度がすごい。次回出走は4月28日の岐阜清流ハーフ。

今週はこんなところ。

2019年4月14日 (日)

WASオールスターリーグ戦(14)

WASオールスターリーグ戦(14)

2日目 名古屋 夜の部でも激闘が繰り広げられた・・・


○草薙みこと(4点)(17分27秒、体固め)R美冬●(2点)
※背面トペで押しつぶす
休憩明け、勝ち点2同士の対戦。打撃ならWARSの猛者・ライジン美冬だが、SPZ世界王者・草薙には投げ技乱発がある。試合はとにかくヘッドショットの蹴りを狙うライジン美冬と投げまくって活路を開こうとする激しい主導権争いが展開された。先手必勝と考えたのか、10分過ぎに草薙が早くも草薙流兜落としを繰り出すも、ライジン美冬カウント2で返す、そしてライジン美冬が打撃でラッシュをかけるも懸命にしのぐ草薙、最後はニーアタックを狙って草薙をロープに振ったR美冬、しかしうまく返し技の背面トペで飛んで押しつぶした草薙、これはSPZの試合でよく見られるムーブ。ライジン美冬、反応が一瞬遅れ無念の3カウントを聞いた。
「まだリーグ戦は序盤。4点でまとめられたのは良かったと思います」(草薙)
草薙みこと、コメントもそこそこにシャワーを済ませ、荷物をまとめるやセコンドの小川とハイヤーに乗り、新千歳空港へ向かった。

○N白石(4点)(16分47秒、片エビ固め)結城千種●(2点)
※雪崩式パワーボム
結城千種、組み付いて投げようとするがノエル白石の腕力は化け物並みで、投げる前に弾き飛ばされたり押しつぶされてしまい、波状攻撃に持ち込めない。ならばと足攻め、スリーパーと小技で崩そうとするが、この日3試合目のせいか本来の爆発力が無い。何しろ昼の部では草薙と再試合込みの実質2試合を戦っている。しかしノエル白石も得意のバックドロップ、STOに持ち込めない。結城も十分事前に研究していて、懸命にロープへ逃れる。ならばとノエル白石、コーナー最上段からの攻撃をめずらしく使用。トップロープからのダイビングショルダーで弾き飛ばす。しかし結城も2発目は読んでいて、コーナー上の取っ組み合いを制して雪崩式ブレーンバスターで投げつける。これはカウント2.5。場内大歓声。不利を悟ったノエル白石、またもやコーナー最上段に上りダイブ攻撃を狙ったか結城千種もコーナーに上がり雪崩式の攻防。エルボーでぐらつかせて、結城千種、雪崩式フランケンシュタイナーを狙ったが、踏ん張ってこらえたノエル白石、なんと雪崩式パワーボムという危険技で切り返す。頭から落ちてしまった結城は無念の3カウントを聞いた。一瞬の機転がノエル白石に勝利をもたらした。

○氷室紫月(4点)(17分22秒、アンクルホールド)T龍子●(6点)
札幌大会夜の部セミ前も垂涎もののカード。WARSの破壊龍と、ソウルジャーの技巧派ベビーフェイスがぶつかる一戦。しかしサンダー龍子の右肩にはテーピングが巻かれていた。どうやら昼の部のG山本の凶器攻めで負傷したらしい。それでもいつものファイトスタイルを貫き、タックル、ラリアットで試合を作ってゆくが、どこかいつもの切れがない。やはり負傷が影響してこわごわ戦っているのか。それでも果敢にダッシュしてラリアットか何かを狙ったところを氷室が狙い澄ましたカニバサミで転ばせる。そこから10分以上、氷室が徹底した足攻め。単純なデスロックでもこの人がやると絵になる。レッグスプレッド、アキレス腱固めとひたすら足攻め。サンダー龍子もプラズマサンダーボムで反撃したが踏ん張りがきかないのか2で返されてしまう。最後は両者ダウンの状況から素早く起き上がった氷室がサンダー龍子の右足をアンクルホールドに捕らえた。3分近くこらえたサンダー龍子だったが、脱出できずついにタップ。戦意の塊のようなサンダー龍子がギブアップしてしまうとは・・・場内どよめき。

「あれ以上がまんしたら明日以降の試合に響く。そう考えただけ」(サンダー龍子)
サンダー龍子の連勝は3でストップ。足首をテープで固定して、びっこを引きながら迎えの車にのりこんだサンダー龍子、明日以降に暗雲が漂ったか。

○B市ヶ谷(8点)(21分47秒、片エビ固め)南利美●(2点)
※ギロチンドロップ10連発
札幌大会夜の部セミも凄いカードが組まれた。力の暴虐女帝・ビューティ市ヶ谷と関節のヴィーナスが激突。しかし南利美、昼の部のL内田戦で首を負傷しており、いつものようなねちっこい攻めが見られない。逆に市ヶ谷が南の首に狙いを定めてスレッジハンマー、ネックブリーカー、グラウンドでのネックロックという地味な攻めを見せてきたので場内どよめき。脇固めを起点に反撃しようとはするが、頭や首に打撃を貰うとそこで攻めが止まってしまう状況に陥る。市ヶ谷、にやりと笑みを浮かべ、普段はあまり使わない拷問コブラツイストでギブアップを迫ったが南もこらえる。そして南は飛びつき腕ひしぎ逆十字で一発逆転を狙ったがあまりにもロープに近い。
ここで20分経過。B市ヶ谷がビューティボムで勝負に出たが、南も意地を見せギリギリで返す。しかし南の粘りもそこまでで、頭を打ったのか起き上がれない。察したB市ヶ谷がギロチンドロップを連発。太い豪脚を南のノド元にたたきつけてゆく。悲鳴がとどろく中、市ヶ谷はなんとギロチンドロップを10連発。これでぐったりとした状態の南を片エビに固めて市ヶ谷がフォール勝ちを収めた。これで市ヶ谷が単独トップの勝ち点8。

○武藤めぐみ(4点)(20分26秒、体固め)M祐希子●(1点)
※シャイニングウィザード
札幌大会夜の部メインも新女・ソウルジャーの頂上対決。しかしマイティ祐希子はここまで3戦して勝ち点1とまさかの絶不調。武藤も1勝2敗と良くない出だしなので、ここはしゃにむに攻めて勝ち点2をもぎ取りに来た。しかしM祐希子もこれ以上トップから離されるとまずいという危機感があり、ドロップキック3連発を見せるなど懸命の攻め。そして15分過ぎから大技の応酬。祐希子がバックドロップを繰り出せば武藤もノーザンライトスープレックスで手数を返す。そして両者大ダメージでダウン。そして起き上がって両者エルボーの撃ち合い。場内ハイテンションマックス。しかし武藤のエルボーがM祐希子のこめかみに入ってしまったのかダウン。そして起き上がろうとしたときには武藤がダッシュ一番、強烈なシャイニングウィザードを叩き込んでいた。薄らぐ意識の中でもM祐希子、フォールをキックアウトする動作を見せたが、わずかに反応が遅くSPZの井上レフェリーが3カウントを叩いていた・・・

頂上決戦を制して喜ぶソウルジャーのセコンド陣、ぼう然とした状態で座り込むM祐希子、セコンド陣が井上レフェリーにカウントが速いと抗議するも判定は覆らず。

深夜の新千歳空港、傷ついた戦士たちがふらつく足取りで車を降りて中部国際空港行の飛行機に搭乗。セミ前より前に闘った選手は定期便に乗りこめたが、セミ・メインの選手はチャーター便の中型機に乗り込む。明日も昼からしゃちほこドームで試合である。
ここまでの得点経過。
1位:ビューティ市ヶ谷 8点
2位:サンダー龍子、伊達遙 6点
4位:氷室紫月、グリズリー山本、ノエル白石、ラッキー内田、草薙みこと、ボンバー来島、コンバット斉藤、武藤めぐみ 4点
12位:ブレード上原:3点
13位:ライジン美冬、南利美、結城千種:2点
16位:マイティ祐希子:1点

午前1時の名古屋。結城千種は名古屋市郊外の実家で遅い夕食後、支援者が持ってきた馬肉の塊を負傷した肩に当てて治療に努め、南利美は名古屋駅近くのホテルでマッサージを1時間ほど受けて受け回復に努め、マイティ祐希子は支援者のツテで開けてもらった名古屋市内の店で大量の手羽先を摂取して栄養補給に努めた。
2日目が終わった。

2019年4月13日 (土)

20190413

今週のスポーツニュース行きます。

◆プロレス
全日本チャンピオンカーニバル
星のつぶしあいが続きますが、青柳野村がそれぞれ2勝、3勝とけっこう健闘している。
◆野球
広島泥沼5連敗
14試合を終えて4勝10敗。ピースが一つ二つ抜けただけでこうも変わるものか。丸の穴を埋めようともがく打線。そして精神的支柱兼ムードメーカーのの新井さんがいない。首位はヤクルト。青木山田バレの中軸が脅威。

◆訃報
ケーシー高峰さん死去 医学漫談で笑わせていただきました。
ナンセンス・原田さん死去 去年2回ほど東洋間の舞台で、ネタを忘れる老人ボケ芸風で笑いを誘ってました。合掌。

2019年4月 6日 (土)

WASオールスターリーグ戦(13)

(13)2日目札幌大会夜の部

リーグ戦3試合を終えて勝ちっぱなしはサンダー龍子、ビューティ市ヶ谷の2名のみ。ここまでわずか勝ち点1のマイティ祐希子、セコンドの菊池からマッサージを施され懸命にコンディション調整に努めていた。

夕闇迫る中、あわただしく客出し、清掃作業、客入れを経て、18時夜の部開始。
前座3試合の結果は下記の通り。

小川○、渡辺(4分55秒、逆さ押さえ込み)富沢、成瀬●

金森、吉原○(8分22秒、ドラゴンスリーパー)沢崎、保科●

菊池、藤島、中江○、R北条(5分31秒、片エビ固め)石川、真壁、辻●、M千秋
3試合目、一人ヒールのマーメイド千秋はチームプレーを無視しR北条を場外戦に連れ出してラフ交じりに痛めつける。8人タッグながら実質3対3の状況下、中江の剛腕ラリアットで辻香澄を沈めた。

そしてリーグ公式戦。
○G山本(4点)(6分22秒、リングアウト)C斉藤●(4点)
コンバット斉藤の蹴り乱打に辟易したのか、グリズリー山本は場外エスケープ。追ってきたコンバット斉藤だったがこれは罠だった。場外でも蹴りを乱打しようとしたところをグリズリー山本、毒霧噴射。これで視界を奪われたコンバット斉藤、そしてグリズリー山本が凶器攻撃で逆襲。イス攻撃は耐えたコンバット斉藤だったが、ジュラルミンケースの一撃を頭に受けて昏倒。そしてとどめは場外パワーボム。半失神の状態となってしまったコンバット斉藤、起き上がれずリングアウト負けを喫した・・・・

「くそ…目がッ」
敗れたコンバット斉藤、セコンド陣に支えられながら控室へ戻り、運営が手配したワゴン車に載せられて車中で着替えと応急処置を受け、新千歳空港へ向かった・・・

○伊達遙(6点)(16分22秒、片エビ固め)B上原●(3点)
※SPZキック
伊達遙3勝目。上原もドロップキック連打、ニールキックなどで見せ場はつくったのだが、耐えきった伊達が殺人ヒザ魚雷を起点に攻めかかり、最後はふらふらと起き上がったところをSPZキックを撃ちこんでなぎ倒し3カウント奪取。ブレード上原、昼の部のセミ前で30分ドローの熱戦から3時間弱のインターバルでは本来の力を発揮できなかったか・・・・

○B来島(4点)(2分41秒、片エビ固め)L内田●(4点)
※延髄ラリアット
ソウルジャーの選手はきちんと派手目のガウンを着て花道を歩いて入場するよう上から徹底されている。選手一人一人がタレントなのだという団体サイドの考え方。しかしラッキー内田、ゆっくり入場してリングインした瞬間、先に入場していたボンバー来島がいきなりナパームラリアットで奇襲。ざわめきのままゴングが鳴った。ボンバー来島、ダブルハンマー、大ぶりのパンチでなおも攻め込む、ラッキー内田もガウンを着た状態のままエルボーで反撃を試みるが後が続かない。ボンバー来島、手早く相手のガウンを脱がすやアルゼンチンバックブリーカーに捕らえた。ラッキー内田の身体が弓なりに反ってゆく。苦悶の表情。ギブアップの言葉だけは吐かなかったラッキー内田だったが、とうとう痛みのあまり悶絶。ボンバー来島、いったんアルゼンチンを解いて乱雑に落とす。レフェリーがダウンカウントを数える。場内ものすごい内田コール。カウント9でふらつきながら起き上ったラッキー内田だったが、その間に背後に回っていたボンバー来島が待っていたかのように延髄ラリアット炸裂!前のめりにダウンしたL内田、ひっくり返してカバーした来島、これで3カウントが入ってしまった。
奇襲を受けたとはいえ何も出来ぬままラッキー内田敗北。ぼう然とした表情でセコンドの肩を借りて引き揚げた。ここで休憩。

20190406

スポーツニュースのようなもの行きます。

◆新しい元号は令和
ほかの候補が万和とか微妙なものだったので令和になった。安倍さん的には中国の出典からは取りたくなかったんだろうな。万葉集出典とはいえ、令と言ったら命令、指令、勅令の令だろう。(令嬢の令の意味だとは思うが)、
命令を守って和のある社会を、ということか。生きづらい世の中にぴったりかもしれない。

◆プロレス
チャンピオンカーニバル開幕。真霜が負傷欠場で青木篤志が出場。秋山社長や大森はベテランなので出場せず。優勝候補筆頭は岡林かな。
渕さんは第1試合の10人タッグに出場しドロップキック自爆を披露。

◆広島最下位
丸が抜けた戦力ダウンもさることながらジャクソンが抜けて勝ちパターンの中継ぎが不足し(フランスアが2年続けて活躍できるか)、中崎は相変わらずの劇場だし、新井さんやエルドレッドが抜けて代打陣やムードメーカーがいなくなったのが地味に効いていないあ。開幕8試合消化して3勝5敗。
金満巨人首位
ドーム開幕戦にミスターとナベツネ登場。これは今年の巨人は何が何でも優勝を取りに来ている。

◆マラソン
川内優喜3日連続プロ会見
所属はあいおいニッセイ同和損保。アシックスから用具の提供を受けられるようになったのは大きい。ツイッターやFBも開設。次回出走は4月15日のボストンマラソン。

« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »