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2020年1月21日 (火)

大帝国リプレイ(8)

(8)
新加入したデーニッツは中帝国戦線に投入のため、南京モンへ回航。
マイクロネシア方面からガメリカ艦隊が襲来したが、老獪な山本は落ち着いて撃退。
中帝国戦線でも南京モン奪還艦隊が現れたが、東郷、小澤の先制攻撃で撃破。

6月第2週、日本近海に巨大宇宙怪獣、富嶽がやってきたので帝に神風を吹かせてもらって撃退。
「重慶を制圧する。ここで一気に攻めないとシュウ皇帝に立ち直りの隙を与えてしまう」1か月前の南京モンの戦いは辛勝で、今度も苦しい戦いが予想されたが、新戦力でデーニッツが加入した今、勝算はある。ということで中帝国の最後に残った拠点、ア・バオワ重慶を攻める「白鷺」作戦を実行に移した。東郷艦隊は敵主力の艦隊とコロニーの混成軍と対峙し、残りの4艦隊で要塞守備戦艦を率いる金海海艦隊を集中攻撃する作戦。

東郷艦隊は苦戦を強いられていたが、なんと東郷提督の愛娘、真希が隠れて乗艦しており、真希の不思議な力が発動し東郷艦隊は被害を受けず、時間がかかったもののコロニーと1艦隊を撃破。敵主力戦艦と相対した4艦隊。さすが中帝国の切札と呼ばれる泥巣戦艦に手こずり、田中艦隊が大破に追い込まれたが、デーニッツがレーザー、ミサイル、徹甲弾の3弾攻撃で金海海艦隊を撃破し、星域の支配を確立した。

「い、いまだ!陸軍全艦進撃!」
あとは山下率いる陸軍部隊が揚陸して残敵を掃討し、あっさりと重慶を占領。中帝国との数年に及ぶ泥沼の抗争に終止符を打った。シュウ皇帝は錯乱して姿を消した。
「やったのう、東郷」
山本が東郷を祝福する。
「まあ、みんなの勝利ですよ」
日本艦隊が満州会戦で敗れてこれでもう勝ったも同然と油断したシュウ皇帝の隙をついて、北京南京重慶を3か月で進撃し、中帝国を撃破した。ひょっとしたら東郷提督はとてつもない名将なのではないか。それとも強運の持ち主か。いや、助っ人のデーニッツが機能したからだろう。海軍上層部では様々な声が上がったが、なんにせよ数年手こずっていた中帝国との戦争を終わらせた提督は東郷毅。これは紛れもない事実である。

6月第3週
そして重慶をパトロールしていた海軍戦隊がシュウ皇帝の隠し資産を発見。黄金の船・大大大が宇宙港に格納されていた。清水港のドックで解体したが、上質な資材をふんだんに使っていたので当面の艦船建造が楽になった。重慶での戦いを終えた主力の5艦隊は、ガメリカとの戦いに備えて日本に回航。北京、南京、重慶には海軍中央の将官である大原、金杉、須田提督が派遣され、現地の治安維持を担当することになった。

中帝国の黄金船の資材を使って、東郷は新規艦艇の建造を命じた。まず60式戦艦を3隻建造し、「雲取」「両神」「甲武信」と命名してそれぞれ東郷艦隊、小澤艦隊、山本艦隊に編入。巡洋艦も1隻建造し「愛鷹」と命名し山本艦隊に編入。余った駆逐艦はリンファ艦隊に転属させた。

この時点で各提督の所属艦船は以下の通り。勢力は23隻に増強された。

東郷     長門 戦 雲取 60戦 和名倉 50巡 城山 50駆
山本     甲武信 60戦 大岳 50巡 愛鷹 50巡 犬越 50駆
小澤     両神 60戦 景信 58索 嵐山 50駆 菰釣 50駆
南雲     石老 50駆 石砂 50駆    
田中     扇山 特雷駆 百蔵 特雷駆    
リンファ C金剛 C巡 焼山 50駆 姫次 50駆 C霊山 C駆
デーニッツ ファルケナーゼU U181 U U182 U  

「進め一億火の玉じゃ!」
宇垣さくら外務長官が酒に酔って提督入りを志願。
「三国同盟を結んだし、あとは戦場でドンパチやるだけじゃ」
「まあ、考えておきましょう」
宇垣は元陸軍軍人で、そこそこ戦才はあるので提督入りを東郷は承認した。
そしてその週末、マニラから敵艦隊が襲来。山本部隊の砲撃により撃退に成功。

 

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