(28)
9月第3週
99型空母を1隻建造し「三俣蓮華」と命名しランファ艦隊へ。
東郷艦隊は休む間もなく、ロンドンへ侵攻。やはり3艦隊しかいなかったので、帝、アドルフ、ブラッドレイ、マニィの航空4艦隊で撃破。
9月第4週
東郷はいったん日本に戻り雑務整理。そのあとムッチリーニと一夜を過ごした。
ハワイで海戦。リンファが大破したもののなんとか撃退成功。
10月第1週
ロンドンからの帰途、イセシマで内乱を鎮圧。精鋭の航空部隊主体で攻め込んだら損害なしで制圧できた。これでイセシマ地方も超日本帝国の勢力下に入った。
10月第2週
欧州遠征を終えた超日本帝国主力艦隊は、いったん日本に向けて回航。
99型空母を1隻建造し「黒部五郎」と命名しランファ艦隊へ。
零式主力戦艦を建造し「鳥海・極」と命名し東郷艦隊に配属。90式主力戦艦「八甲田」はムッチリーニ艦隊に転属。
イセシマの内乱鎮圧で日本軍に協力したローザ・イスパーニャを提督として登用。
ハワイでは泥沼の戦いが続く。
「もうすぐわが軍の主力が戻ってくる。それまでガメリカをくいとめるのじゃ」
宇垣司令官(兼外務長官)が奮戦。
10月第3週
零式主力戦艦を建造し「幌尻・極」と命名しジューコフ艦隊に配属。90式主力戦艦「岩木」はムッチリーニ艦隊に転属。
イセシマにガメリカ軍の敵襲。ブラッドレイ、マニィを守りにしておいたので撃退できた。けっきょく戦端が2正面になることは変わらかった。東郷ら主力艦隊はアラビアまで戻る。
10月第4週
主力艦隊はベトナムまで戻ってきた。
しかし残存部隊がイセシマに侵攻してきた敵艦隊にやられ、ガメリカがイセシマを占領してしまった。
ハワイではさらに泥沼の戦いが続く。
11月第1週
イセシマからガメリカ軍が今度はパリに侵攻。人員不足で敗退。
11月第2週
99型空母「薬師」「立山」を2隻建造し。リンファ艦隊に配属。
「けっきょくイセシマにはそれなりの艦隊を置かねばならないということだ」
帝みずからイセシマ奪還艦隊を率いて帝、ウナギパンラー、ローズイスパーニャ、ランファの混成軍団でイセシマ奪還に成功。
ハワイでの会戦、こんどは日本軍が主力をぶつけたが古賀艦隊が大破。
11月第3週
「ガメリカさんとやらねばならぬか」
東郷はガメリカ本土上陸を決意。西海岸のUSJに侵攻。東郷、田中、小澤、福原、アドルフ、デーニッツ、ロコソフスキー、ジューコフの選抜部隊で殴り込み。ミサイル、レーザー、航空機が飛び交う壮絶な総力戦を制したのは日本軍。かなりの損失を出したものの制圧に成功した。
朽木・イザベラを提督として登用。かなり前に捕虜としたのだが、USJ制圧で収容所にいる家族が解放されたので日本軍入りを承諾した。
イセシマにガメリカ軍侵攻。帝が奮戦してもかなりの激闘。
11月第4週
USJに敵襲。なんと人工知能COREとなのるガメリカの新兵器。東郷艦隊はかなりのダメージをうけたが、なんとか撃退に成功した。
12月第1週
99式大型空母「剣」「奥大日」を建造し、南雲艦隊に配備。シコク総督用に「羅臼・極」を建造し、イセシマの守りを固めた。
「ミカドちゃんのジャパニーズドリームをかなえてやろうじゃねえか」
USJ戦で捕縛したガメリカ軍提督・ドゥービル・ドワイトを提督に登用。
イセシマにガメリカ軍が襲来。モンロー風が吹き荒れ女性の攻撃力が落ちる中、防空持ちの敵がいたりして、役立ったのがシコク総督スパイビーと、クアトロ亜空なのだからこの世界何が幸いするかわからない。
12月第2週
USJにガメリカ艦隊の攻撃が2度。北からは2艦隊、南からは6艦隊。敵もCORE量産前で死力を尽くしてきている
12月第3週
イセシマを守るローザ・イスパーニャのために零式バリア戦艦「阿蘇・魁」「祖母・魁」を建造。
先週の会戦で捕縛した敵の提督、デビッド・キャヌホークを日本軍提督に登用。
USJに2週連続で敵襲。しかし東郷率いる主力部隊がノーダメージで撃退。
イセシマにもガメリカの敵襲。しかし戦備を増強していたのでダメージを負ったものの撃退に成功。
ガメリカでCOREの反乱が発生。ルーズ大統領の総決起集会の際に人工知能COREが一斉蜂起し、ワシントンはペンダモーニウム(修羅場)と化した。
「いったい何が起こってるんだろうね」
東郷はぼそりと。
12月第4週
ガメリカの状況が滅茶苦茶になったのを察した帝は、休戦指示を出した。COREの暴走で被害に遭ったガメリカ軍民を救出。その中にはガメリカを動かす軍産複合体・若草会の一員、クー・ロスチャもいた。COREの勢いはとどまるところを知らず、ガメリカ全土を席巻。ガメリカ政府はほぼ壊滅。日本軍も未知の敵への恐れもあり、USJを撤退しハワイまで一時退却。
「ガメリカの刑務所に服役している犯罪者の脳をCOREのコントロールユニットに使ったのが失敗の原因かと推測されます」
「あいつら馬鹿か」
東郷と秋山が慨嘆する。自らの手を汚さない人工知能兵器のコントロールに犯罪者の脳を使ってしまったらどうなるか想像がつきそうなものなのだが。
COREの登場により新しい戦争が始まった。
94型空母「針ノ木」「蓮華」2隻を建造し、マンシュタイン艦隊に配属。
12月第5週
年末年始の休みを返上でCORE戦の準備にあたった。
1月第1週
精鋭艦隊を選抜し、日本軍はUSJに再侵攻。COREの弱点は航空部隊を持っていないことだったので、航空部隊6部隊で完勝。USJに監禁されていた旧ガメリカ司令官、キャロル・キリングを救出。CORE対処のため、日本軍入りを承諾してもらった。
1月第2週
USJから東郷は戦力を2手に分け、東郷率いるA方面軍、東郷、ジューコフ、ロコソフスキー、アドルフ、田中、宇垣、マンシュタイン、デーニッツをシカゴ方面へ。シカゴには女性提督の攻撃力を下げるモンロー風が吹いていたが、ここまで修羅場をかいくぐってきた主力艦隊はCOREの軍勢を一蹴。占拠に成功。
イセシマにCORE艦隊が襲来。南雲艦隊が大破したがなんとか撃破成功。
1月第3週
東郷率いるA方面艦隊はワシントンに急襲。COREは襲撃に備え市内の電力を全て止めて暗闇状態を作り、航空隊を活躍できなくした。東郷、ロコソフスキー、ローザイスパーニャ、ジューコフ、マンシュタイン、デーニッツ、田中、宇垣の非航空艦隊を選び、ワシントンを急襲。ここのCORE艦隊はキングコアを筆頭に猛者ぞろいで、ジューコフ、宇垣、イスパーニャが大破し、東郷艦隊も大破寸前まで追い込まれたがなんとかCORE主力を全滅できた。
1月第4週
キングコアを失ったCOREは烏合の衆となり、残ったCOREも日本軍の陸軍、海軍により確実に掃討されていった。COREに蹂躙された旧ガメリカ聖域の惨状は見るに堪えず、日本政府は巨額の資金を投じて旧ガメリカのライフライン復興にあたった。
2月第1週
ゲイツランド、カナダも日本軍が駐留。3年近くにわたる長い戦いが終わり、これで日本軍に敵対する勢力はほぼいなくなった。
世界は日本のもとに統治され、ようやく人々は平和という名の安らぎを手に入れた。日本は世界帝国と国名をあらため、世界唯一の統一国家となっていた。東郷は、帝とともに世界を統治し続ける道を選んだ。トワノヘイワを求めて。
最近のコメント