ロマサガ2リプレイ(4)
4.レオン帝 弔い合戦
「ジェラール、行くぞ、弔い合戦だ」
翌朝、国王レオンは出立を告げた。王家の威信にかけてジェラールを殺した悪逆の輩、クジンシーを成敗しなければならぬ。レオン、ジェラール、ジェイムズ、テレーズ、ベアの5人は早馬に乗り、ソーモンの街へ急行した。その夜はソーモン近くの森の中で野営。
次の日、レオンら5人はソーモンの街に潜入した。案の定クジンシー配下の魔物が町を我が物顔で闊歩するありさま。そしてクジンシーの館に入っても化け物があとからあとから出てくる。しかし復讐の鬼と化すレオンはむらがってくる魔物を撃破し、クジンシーのいる最上階へ向かって行った。
31.バルチャー(大きな鳥)4体
32.ゴブリン
33.影、アデプト(クジンシーに忠誠を誓った人間の戦士)、ゲットー2体
34.アデプト2体、飛蛇
35.獄門鳥、シー
36.影2体、アデプト
この戦闘で影の投げてくる刃物が当たってしまいテレーズがDYING。
37.ゴブリン2体、ジャム、タータラ
38.影、アデプト、ジャム
39.獄門鳥、ジャム
40.バファロー(牛のような大きい図体の魔物)2体、ジャム2体
41.ゴブリン2体、ジャム
42.フィーンド(羽をもつ成人くらいの大きさの獣人)、ジャム3体、ゲットー
43.獄門鳥、アデプト
44.ゴブリン2体、タータラ2体
45.バファロー2体、ジャム2体
46.バファロー2体、ジャム
47.獄門鳥2体
48.フィーンド、ジャム2体、シー、アデプト
49.影、アデプト、ゲットー、シー
「くそ、魔力が持たぬ」
老練な皇帝レオンは、戦闘の最初にライトボールを仕掛け敵の攻撃ミスを誘う戦法を徹底したため、館の2階で魔力が尽きてしまったっが、持ち込んだ術酒を飲んで魔力を回復。武器攻撃陣も森の精気を吸ってリラックス。
50.屍食鬼(複数の頭を持つ獣人)2体、アデプト、ジャム
51.屍食鬼2体、シー、ジャム
52.人魂2体(クジンシーの周りに浮遊する赤い亡霊がおそいかかってきた)
53.人魂3体、生魂2体(青い亡霊)、ジャム
54.クジンシー
館の3階でついにクジンシーと相対。
「皇帝か・・・おとなしくアバロンを差し出せば我が重臣に取り立ててやってもよいぞ」
「ふざけるな、ヴィクトールのかたきだ、覚悟しろ」
「つまらぬ。そんな用か・・・まあいい、愚かな人間どもよ、七英雄の力を思い知るがいい」
ヴィクトール王子の仇を討つ、その一念でレオンは剣をふるい、ジェラールはファイヤーボールを乱発し、テレーズは矢を放った。
「むむっ、これはたまらん…本気を出さねばなるまい」
クジンシーは5人の猛攻にたじろいだものの、カマイタチの術で周りを弾き飛ばすと、
「死ね」
ソウルスティールが皇帝レオンに向けて炸裂。レオンはとっさに飛びのいてかわそうとしたが、クジンシーの指先から放たれた赤い波動がレオンを捕らえた。
「ぐぼぼぼぼぼ」
大量の血を吐いて悶絶する皇帝レオン。
「いかん、撤退だ」
ジェイムズが国王の異変を察知し、撤退を判断する。ベアがレオンを抱きかかえ、屋敷の階段を降り2階から飛び降り、追っ手を撒きながらソーモンの街を脱出し、早馬に乗りほうほうの体でアバロンに帰還した。国王レオンは王室の医務室に運び込まれたが息も絶え絶えで末期が間近に迫っているのは誰の目にも明らかだった。
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「ジェラール、ジェラールよ」
「父上・・」
「お前が…お前がわしの記憶と力を受け継いで闘うのだ。オアイーブが七英雄に対抗するために授けた秘宝…伝承法だ。」
「・・・・はい、はい」
「真面目に聞け!」
「はっ」
「七英雄は世界を救ってくれるというが実際はどうだ!クジンシーはアバロン制圧をたくらみ、残りの七英雄もあのように残忍凶暴だとすると、わが帝国の安寧は七英雄をすべて倒すまで訪れぬ・・・ジェラール、わしの志と力をついで必ずや七英雄を倒すのだ、頼んだぞ・・・ぐふっ!」
そう言い残して国王レオンはこと切れた。
「父上・・・・」
その瞬間、レオンの亡骸から光の波動が出てジェラールを包み込んだ。
「なんだこれは…力が沸き上がってくる…これが伝承法・・・」
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「大変でございます、城下町がゴブリンの襲撃を受けております!」
「こんな時に・・・落ち着け、モンスターの数は?城壁が破られるほどか?」
「いえ、数はさほど多くありません」
クジンシーがこの苦境に乗ずる形でゴブリンを差し向けてきたか。
「出陣だ!ゴブリンを成敗する、ベア、ジェイムズ、テレーズ、頼むぞ」
「はっ」
アバロン城下町でゴブリンが市民を殴り倒している。ジェラールら4人は
55.ゴブリン2体、ホブリン
ホブリンはゴブリンより一回り大きいゴブリンで手にこん棒を持っていた。
56.ゴブリン5体
57.ゴブリン2体、ホブリン
58.ゴブリン5体
59.ゴブリン2体、ホブリン
60.ゴブリン5体
61.ゴブリン4体、ホブリン
62.ゴブリン4体、ホブリン
ゴブリンもホブリンもとりたてていやらしい攻撃はしてこないので、最初にジェラールが伝承法で会得したライトボールを唱えて主導権さえ握ればあとは残る3人の力押しでなんとかなる闘いだった。どうにかゴブリンを城下町から駆逐した。
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