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2020年12月 6日 (日)

ロマサガ2リプレイ(25)幕間

(25)幕間 その2

「ようしこれでバレンヌは安泰じゃ。現有領土の固守に務めよ」

バレンヌの安全が確保できたいま、無理してロックブーケやワグナス、ボクオーンの討伐に出る必要もない。まずは力をたくわえ、魔族に対抗しよう。そう考えたフリッツ皇帝は遠征の打ち切りを判断した。
そのままフリッツ皇帝の治世は続く。

フリッツは肉体が堅牢だったこともあり、71歳まで生を全うし、1219年まで皇位に君臨し続けた。

フリッツ帝の後を受けたのが67代皇帝・外交官ゲフキア。軍勢を整える傍ら、水面下で魔族の侵攻を退け、アバロンの平和を30年あまりにわたって保った。

1250年に68代皇帝として即位したのが男魔道士ダウギョ。ダウギョは古代文書の収集分析にあたり、魔道研究所の発展に力をつくした。
1285年、ダウギョの崩御のあとをうけたのが69代皇帝神官ヤガ―マーク。支配地域の行幸をまめに行い、コムルーンやテレルテバもしばしば訪れ、40年の長きにわたって領土経営に尽力した。

1325年に70代皇帝として即位したのが近衛兵長ラッハーゴカー。散発する魔族との紛争を撃破しつつ、アバロン兵団の実力向上に努めた。ラッハーゴカーの治世は40年以上の長きにわたったが、やがてラッハーゴカーも老い、病を得て死の床に臥せるに至った。ラッハーゴカーは自らの部下、第一中隊長アキリーズ28歳を次の皇帝に指名した。

(魔族も力をつけている・・・いままでのような専守防衛ではいけない。打ってでるしかない)

支配地域でも問題が山積していた。ジェラール帝の時に手に入れた宝石鉱山では鉱夫急死事件が相次ぎ収入が途絶え、コムルーン島では地震が頻発し再び噴火するのではないかといわれ、オレオン海を隔てたカンバーランドでは王位継承問題があって訪問を要請されていた。この現状を憂慮したアキリーズ帝は1369年、遠征の再開を宣言した。

 

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