ロマサガ2リプレイ(32)
(32)氷の遺跡の巨人
「ライブラに・・・銀十字勲章を授けよ。階級を特進し、中将に列せよ…遺族には50年の間、年額1200クラウンを支給せよ」
悲しみに打ち震えながら指示を出すアキリーズ帝。五日後、王都でライブラの国葬が営まれた。魔道研究所スタッフの悲しみと怒りは凄まじかった。多くの魔道士が彼の死を悼み、魔族への復讐を誓った。
ライブラを失ったアキリーズ帝は、戦闘員養成所を訪れ、補充として弓術が得意な女戦士ユリアナに白羽の矢を立てた。乱戦や混戦になった際に敵の頭数を減らしたい。そう考えたのであった。
「命の限り戦う覚悟はあるか?」
「もちろんです。この身は皇帝陛下に預けます」
一週間、休養と再編成を兼ねて喪に服した後、アキリーズ帝はふたたび遠征に出た。こんどはテレルテバに出て、砂漠地帯北部のワイリンガ湖へ向かった。小型船で湖を巡行しつつ押し寄せてくる敵を掃討。
491.ネプトゥーネ(巨大魚)、クロイドン
492.スカーレット(巨大金魚)、ブロッブ(大きいスライム)、ウーズ(粘っこいスライム)
493.ヘクトアイ(茶色い大魚)、スティンガー(アルケパインの色違い)2体
494.ヘクトアイ2体、水の精霊
495.ネプトゥーネ、水の精霊
496.ネプトゥーネ、水の精霊
497.スカーレット、水の精霊、メーベルワーゲン2体
498.クロイドン、牙魚、シュラーク
499.スカーレット、ブロッブ、スティンガー、シュラーク
500.スカーレット、メーベルワーゲン、クロイドン、フューザー
(ユリアナDYING、アキリーズDYING)
501.ネプトゥーネ、水の精霊
502.クロイドン2体
503.スティンガー、スカーレット、ブロッブ、シュラーク
(アキリーズDYING、ユリアナDYING)
ワイリンガ湖の奥に小型の鯨のようなものが泳いでいるのを発見。害はなさそうなので放っておくことにした。あれが話に効く海の主の子供のようだ。
ひとしきり湖の魔物を掃討した後、帰途ナゼールに立ち寄り、ナゼール海峡を越えて氷の遺跡に足を踏み入れた。密偵からの報告では強力な弓が奥に眠っているので今後の遠征に役立つと判断した。しかし中に住む魔物はフリッツ帝の時よりも凶悪になっていた。
504.オーガバトラー2体、レブナント
505.グラスホッパー(触手攻撃を使ってくる巨大植物)
506.ムドメイン、ウーズ、土の精霊、火魂
507.ブレインイーター、デュラハン
508.ブロッブ、ゼリー
509.吸精鬼(屍食鬼と同じ姿形だが一回り大きい)、ストームイーター、スケルトン、ナスティペタル2体
510.デュラハン、ストーマー2体
511.カルト2体
512.サイケビースト、ムドメイン、ガーゴイル
513.ペインパープル(紫色の巨大スライム)
514.巨人
宝箱の前には大きな剣を持った巨人が待ち構えていた。前情報通り、巨人は剣の攻撃しかしてこなかったので、最初に全員が天の術ソードバリアを唱えておけば敵の攻撃をことごとくはじくことができた。後は攻め手の無くなった巨人を集中攻撃。前衛の3人の剣攻撃でもだいぶ時間はかかったものの、巨人を倒すことに成功した。
「おお、やったぞ」
(術法の力はたいしたものだ・・・あの屈強な巨人をほぼ無傷で倒すことができるとは)これで宝箱からグリムリーパーとアメジストの斧を入手。
「皆のもの引き揚げだ」
515.青鬼、スカルデーモン、コウアトル、土の精霊
(ユリアナDYING、デーイダメイアDYING)
516.カルト2体
帰り道追ってくる魔物を振り切り、なんとかナゼール海峡を抜けて軍船に乗り込み、アバロンへ帰還した。
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